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(レポ&写真) [R.I.S.E.] 4.24 大森:6月のトーナメント向け青柳ら勝利

R.I.S.E.プロモーション "R.I.S.E. XIV"
2005年4月24日(日) 東京・ゴールドジムサウス東京ANNEX

  レポート&写真:井原芳徳
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第7試合 メインイベント ヘビー級 3分3R(延長1R)
○青柳雅英(アイアンアックス/98kg)
×酒井公高(フリー/110kg)
判定3-0 (小川30-27/櫻井30-27/梅沢30-27)

※3R右ローで酒井が1ダウン

 「相手は元プロボクサーでパンチは強いと思うが、蹴りの怖さを教えてやりたい」と語っていた青柳(左)。回りながらミドル、膝、前蹴りを当て続け、ローをじわじわと効かせる。だが2Rと3Rに酒井の右アッパー、フックの連打を浴びる場面もあり、一気に体力消耗。3R残り1分に右ローでスリップ気味ながらもダウンを奪うことに成功し勝利をもぎ取ったが、恒例の腰振りダンスの動きにいつもの切れ味が無かった。

第6試合 セミファイナル ヘビー級 3分3R(延長1R)
○FABIANO(TARGET/98kg)
×山中政信(アイアンアックス/87kg)
判定3-0 (小川30-27/櫻井30-27/梅沢30-27)


 FABIANO(右)が鋭い右ローで1Rから山中の内股を真っ赤に腫らし、首相撲で振り回しての膝、右ミドル、パンチの連打で山中を圧倒。最後まで勢いは衰えず、体力の向上を印象づけたが、チャンスがありながらも一度もダウンを奪えず。6.19ディファのG-BAZOOKAトーナメントに向け決定力に課題を残した。

第5試合 ヘビー級 3分3R(延長1R)
×Mr. 神風(沖縄格闘技連盟・神風塾/87kg)
○コウイチ・ペタス(ザ・スピリット・ジム/90kg)
4R 判定1-2 (小川9-10/櫻井10-9/大澤9-10)

3R 判定0-1 (小川29-29/櫻井28-29/大澤29-29)

 40歳のMr. 神風(右)は沖縄の伝統空手「上地流」の達人。しかし「北の最終兵器」ボブチャンチンを彷彿とさせるフックを得意とし、何度も連打を当て会場を湧かせる。対するコウイチも新空手のK-2トーナメントで準優勝したこともある実力者。神風のフックをブロックすると、パンチの連打から右ローのコンビネーションを的確に当て続け、神風の突進を食い止める。
 3R終了時ではポイントに差がつかず延長戦へ。インターバル最後、ニコラス・ペタスはコウイチに「楽しんで来い!」と檄を飛ばす。神風が2R後半あたりから当て続けていた右ローのダメージで、何度かぐらついたコウイチだったが、パンチとローのコンビで応戦し続ける。ジャッジは割れる大接戦となり、コウイチがなんとか勝利をものにした。最後に“神風”を吹かせることのできなかった神風だが、不屈の闘志で観客のハートをつかんだ。R.I.S.E.再上陸を期待したい。

 
第4試合 -70kg契約 3分3R
×CRAZY884(スクランブル渋谷)
○竹本壽晴(龍生塾)
2R 2'38" KO (パンチ連打)

第3試合 -60kg契約 3分3R
○牛若丸(拳友会)
×上松大輔(チームドラゴン)
判定3-0 (櫻井30-28/梅沢29-28/大澤30-28)

第2試合 -54kg契約 3分3R
○三好 純(y-park)
×諏訪神司(クロスポイント古河)
判定3-0 (櫻井30-27/梅沢30-27/大澤30-26)
※諏訪に倒れた相手への蹴りでレッドカード減点1

第1試合 -70kg契約 3分3R
○涼平(TARGET)
×千葉 哲(y-park)
1R 0'53" TKO (タオル投入:左足の負傷)

Last Update : 04/26 20:50

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