(レポ&写真) [NKB] 2.26 後楽園:Wタイトル戦をピコイジムが制す
日本キックボクシング連盟 "2005叛乱(はんらん)シリーズ" 2005年2月26日(土) 東京・後楽園ホール 認定:NKB実行委員会
レポート&写真:井原芳徳 【→掲示板スレッド】
第11試合 NKBミドル級タイトルマッチ 3分5R ○阿久澤英一(ピコイ/王者) ×三苫純次(SOLID FIST/3位) 判定3-0 (49-48/49-48/50-48) ※阿久澤が防衛
互いに接近戦でパンチを当て、一進一退の展開。ポイント差をつけにくい展開となるが、若い阿久澤が5Rに底力を発揮。パンチと右ハイの連打を2連続で当てるなど優勢を印象づけ、僅差の判定勝ちをおさめた。 ベルトを守りマイクを持った阿久澤は「ロペスさんとのタイトル戦でも今回の試合でもきっちり勝てなかった。本当はこれでベルトを返上してフリーになって、K-1を目指したかったんですけど、(同じピコイジム所属でこの日ウェルター級王者となった)魄人も俺も、もっと実力をつけないとこれじゃダメです」と発言。続いてリングに上がった魄人も同じような発言をした。 最後は三苫がマイクを持ち、「これで三苫純次、第1ステージ終わります!」と引退宣言。阿久澤の提案により、急遽10カウントゴングを鳴らしての引退セレモニーが行われるという、まるで青春ドラマのようなさわやかな光景が繰り広げられた。
第11試合 NKBウェルター級王座決定戦 3分5R
○魄人[はくと](ピコイ/1位)
×瀬尾尚弘(JK国際/2位)
4R 2'45" KO (3ダウン:フック連打)
※魄人が新王者に
1R、瀬尾は右ローを効かせるが、2Rあたりから魄人の左ジャブを何発ももらうように。瀬尾はいつものように防御する素振りもなく、パンチをもらい放題。何か一撃必殺を狙っているようにも見えたが、そのままもらい続けるうちに徐々に体力を消耗。4Rにフックの連打で立て続けにダウンを奪われ、マットに沈んだ。
第10試合 フェザー級 3分5R
○富原 誠(神武館/5位)
×谷村 央(勇和会/6位)
2R 0'47" KO (右ハイキック)
※富原が4/30日本キック後楽園大会での1位・難波博志との王座挑戦者決定戦に進出
第9試合 ミドル級 3分3R
○高山 充(杉並)
×ビックスワン木村(ピコイ)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)
第8試合 ウェルター級 3分3R
○後藤友宏(平戸/9位)
×吉田太陽(つくば真門)
1R 2'04" KO (3ダウン:左膝蹴り)
第7試合 ライト級 3分3R
○亜斗武(杉並)
×安宗竜紀(テツ)
判定3-0 (30-28/30-28/30-28)
第6試合 フライ級 3分3R
○野口康裕(京都真門/4位)
×小薗亮一(渡辺)
判定2-0 (30-27/30-28/30-30)
第5試合 ヘビー級 3分3R
○鈴木直也(ピコイ)
×岡野大地(誠勇塾)
2R 3'00" KO (3ダウン)
第4試合 72.57kg契約 3分3R
×太田謙一(SQUARE-UP/ミドル級)
○乃村悟志(大阪真門/ウェルター級)
判定0-3 (28-30/28-30/27-30)
第3試合 51kg契約 3分3R
○MANABU(MTOONG)
×山下將之(テツ)
判定2-0 (29-28/30-28/29-28)
第2試合 ライト級 3分3R
×AKIRA(平戸)
○酒井喜敏(大塚)
1R 1'04" KO (膝蹴り)
第1試合 バンタム級 3分3R
○江連圭介(村越)
×柏原徳彰(誠勇塾)
判定2-0 (30-29/30-30/30-29)
Last Update : 03/10 01:49
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