(結果) [全日本キック] 2.26 イタリア：金沢、必殺技でタイ人を逆転KO

KOMBAT FESTIVAL 2005
2005年2月26日(土) イタリア・ジェノバ：マツダパレス

　　情報提供：全日本キックボクシング連盟

第7試合　ムエタイルール　68kg契約　3分5R
×イッティポン・アッカスリボーン（タイ）
○金沢久幸（AJKF／全日本ウェルター級2位）
5R 0'24" KO (飛び膝蹴り)

　当初は山本優弥の出場が予定されていたが、優弥が2月6日・後楽園大会に繰り上げ出場したため、1月下旬に金沢選手の代打出場が決まった。3度目のイタリア遠征試合となる金沢は、過去に浜川憲一を破ったこともある、イタリア在住のムエタイ選手イッティポン・アッカスリボーンと対戦した。
　フリーファイト、K-1ルール、ボクシング、サバット、そしてメインはプロレスという様々な試合が行われた同大会で、この試合は唯一のムエタイルールで実施された。
　序盤から試合はイッティポンのペースで進み、離れてはミドル＆ロー、接近してからは首相撲で金沢をジワジワ痛めつけていく。ポイント重視で無理に倒しにはいかない狡猾なタイ人に対し、ダウンこそないものの攻略の糸口が掴めない金沢という展開で4Rが終了。
　しかし最終回、起死回生をはかる金沢が開始早々に放った飛び膝蹴りが、まともにアゴにヒット。昏倒したイッティポンはピクリともせず失神したため、カウント途中でKOが宣告された。昨年１２月の対SHIN（J-NETWORK）戦に続き2連勝の金沢の戦績は、54戦30勝(14KO)19敗5分。

Last Update : 03/06 01:27