(レポ&写真) [NJKF] 11.23 後楽園:桜井洋平、ライト級も制覇
ニュージャパンキックボクシング連盟 "X-DUEL IX 〜終わりなき決戦〜" 2004年11月23日(火/祝) 東京・後楽園ホール 認定・NKB実行委員会
レポート&写真:井原芳徳 【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】
第11試合 メインイベント NKBライト級タイトルマッチ 3分5R ×飯田誠一(町田金子/王者) ○桜井洋平(GANGA/2位・元フェザー級王者) 1R 2'34" KO (3ダウン:膝蹴り) ※桜井が新王者に
フェザーから転向してきた桜井が182cmなのに対し、飯田は171cm。飯田の肩から胸の筋肉の付き方もこの階級では随一だが、桜井と並ぶと一階級下のようにさえ見えてしまう。 試合は開始まもなく桜井が長身を活かしたハイキックをお見舞いすると、飯田を首相撲でガッチリと捕まえ膝蹴りの連打。しばらくは耐えた飯田だが、浴び続けるうちにダウンを喫してしまう。あとは桜井のワンサイド。立て続けに膝蹴りでダウンを奪い、飯田にほとんど何もさせないままマットに沈めた。 8月の高津戦に続きライト級2戦連続1R KO勝利でNKBの頂点に登り詰めてしまった桜井。控室で戦いたい相手を聞かれ、「2人いますね。K-1がライト級を作ってくれればいいんですけど、(新日本キックの)石井宏樹選手と(全日本キックの)大月晴明選手。NKBで?ライト級になったばっかりなんで、まだリサーチしていないんでわからないです」と答えていたが、この日の試合を見て、ビッグマウスと評する人は誰もいないだろう。
第10試合 メインイベント NKBウェルター級王者決定戦 3分5R ×小野寺亮(神武館/3位) ○石黒竜也(東京北星/5位) 1R 2'47" KO (3ダウン:右ハイキック) ※石黒が新王者に
なぜか熊のプーさんの着ぐるみで入場した石黒。開始早々から右ハイ、左ストレート、膝蹴りでラッシュを仕掛け、立て続けに3度のダウンを奪い完勝した。試合後はトロフィーにプーさんを串刺しにしたり踏み付けたりとやりたい放題。
第9試合 ライト級 3分5R ×ソムチャーイ高津(OGUNI/3位) ○高野義章(健心塾/6位) 判定0-3 (高木47-49/加賀見47-50/多賀谷46-50)
1R序盤、高津は右ミドルを何発も当て主導権を握るが、終盤にパンチの連打を浴び苦しむ。以降も高野がパンチを当て続け攻勢。しかし高津はパンチをもらって組み付く度に膝を当て続け、4Rはやや優勢に。打たれ弱くなったことを主な理由に引退する高津だが、最後までダウンすることなく戦い抜いた。 高津の国内キック戦績は41戦17勝(9KO)17敗7分。タイでの戦績は25戦6勝(4KO)19敗。合計66戦23勝(13KO)36敗7分。
第8試合 フェザー級 3分5R △大川眞人(大和/3位) △岩田 洋(八王子FSG/6位) 判定1-0 (高木48-48/センチャイ48-47/多賀谷48-48) ※3R岩田右ストレートで1ダウン、5R大川右ストレートで1ダウン
第7試合 バンタム級 3分5R ○真二(OGUNI/4位) ×若林直人(岩瀬/7位) 3R 2'47" KO (3ダウン:右ローキック)
第6試合 ライト級 3分5R ×佐々木靖卓(OGUNI/9位) ○大出義昭(神武館) 1R 2'57" KO (3ダウン:パンチ連打)
第5試合 フェザー級 3分5R ○国分省吾(OGUNI) ×戸部隆一(上州松井) 判定2-0 (加賀見50-49/君塚50-50/前田50-49)
第4試合 新人王戦決勝 ライト級 3分3R ○押炉花者 [おろかもの](町田金子) ×ガンバ黒田(OGUNI) 判定3-0 (30-28/30-28/30-28) ※押炉花者がライト級新人王に
第3試合 新人王戦決勝 バンタム級 3分3R ×鳥山愛之(大阪真門) ○西村 勝(ESG) 判定0-3 (27-30/26-30/26-30) ※西村がバンタム級新人王に
第2試合 新人王戦決勝 フライ級 3分3R ○野口康裕(京都真門) ×大石 心(徳心会) 判定2-0 (29-29/30-29/29-28) ※野口がフライ級新人王に
第1試合 57kg契約 3分3R ○星 雄靖(町田金子/バンタム級) ×榎木浩平(健心塾/フェザー級) 判定3-0 (30-29/30-29/30-29)
Last Update : 11/24 00:24
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