(レポ&写真) [DEMOLITION] 7.11 TFM:廣野、背水での勝利
GCMコミュニケーション "DEMOLITION 040711" 2004年7月11日(日) 東京・東京FMホール
レポート&写真:井田英登 【→大会前のカード紹介記事】 【→掲示板スレッド】
メインイベント -59.5kg契約 5分2R ○廣野剛康(和術慧舟會GODS) ×築城 実(P's LAB東京) 判定2-0
DEEP、DEMOLITIONと連敗の続くベテラン廣野。MMA通算戦績も3勝10敗4分と振るわない。がけっぷち状態での今回のメイン当番は、進退にも関わりかねない背水の陣だ。対する築城はDEMOLITION二勝中の“勢い”を背景にした大抜擢。 対戦もその背景を反映したような展開で、細かいジャブとローで突っ込んで行く築城の勢いを、廣野ががっぷり受け止めてグラウンドに引きずり込む形に終止する。ただグラウンドに入ってからは、築城はクロスガードで廣野に抱きつくばかりで展開が無い。廣野は序盤バスターで築城の密着を躱そうという意図がみえたが、築城は一切戦術を変えない。スタンド勝負に全てを賭けたといえばそれまでだが、あまりの消極性に築城にイエローカードが提示された。 結局、グラウンドで優位なポジションを支配し続けた廣野に、消極イエローの追い風も手伝ってポイントが傾いた。
セミファイナル -76kg契約 5分2R ×小沢 稔(V-CROSS) ○寿丸。(秋本道場JUNGLE JUNCTION) 判定0-2
第4試合 無差別級 5分2R ×日下 武(烏合会) ○石野貴士(A-3) 1R 2'00" TKO (レフェリーストップ)
第3試合 無差別級 5分2R ○外山慎平(和術慧舟會東京本部) ×長井憲治(V-CROSS) 2R 2'52" TKO (レフェリーストップ)
第2試合 -83kg契約 5分2R ×山本高行(TEAM-KAZE) ○山岸正裕(YMC) 1R 2'04" KO
第1試合 -83kg契約 5分2R ○村山暁洋(GUTSMAN修斗道場) ×森山 大(U-FILE CAMP) 2R 1'56" TKO (負傷によるタオル投入)
Last Update : 07/21
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