(レポ＆写真) [スマックガール] 5.16 大森：組技2階級トーナメント

スマックガール実行委員会 " SMACKGIRL F 〜5月病をブッ飛ばせ！夏も近いぞスマックF祭〜"
2004年5月16日(日) 東京・ゴールドジムサウス東京ANNEX

　　レポート＆写真：井原芳徳　　【→大会前のカード紹介記事】　【→掲示板スレッド】


◆ SGG 1Dayトーナメント2004　ライト級（-50kg）

決勝戦　4分2R
○茂木康子（ストライプル）
×玉田育子（ガールファイトAACC）
判定3-0

　修斗グラップリングトーナメントの再戦となったこの試合。前回は茂木が敗れている。今回は1Rは互いにハーフガードを奪うも、その先の攻め手に欠く接戦。だが2R、茂木が引き込んでからのリバーサルに成功し、マウントを奪取。玉田に返されるも、今度は下から三角を狙うなど、主導権を握り続け、見事リベンジに成功した。

準決勝(2)　4分2R
○茂木康子（ストライプル）
×古舘由紀（Team-Roken）
判定3-0

　1R、互いに下からの攻めでチャンスを作る互角の展開。だが2Rは茂木が下になっても上になっても三角をキープし優勢だった。

準決勝(1)　4分2R
○玉田育子（ガールファイトAACC）
×村野麻子（アカデミアAz）
1R 0'48" フロントスリーパー

　玉田が速攻のフロントスリーパーで勝負を決めた。

一回戦Bブロック(2)　4分2R
○茂木康子（ストライプル）
×小寺麻美（和術慧舟會東京本部）
2R 1'49" 腕ひしぎ十字固め

　1Rから三角を極めかけた茂木が、2Rにマウントからの腕十字で一本を取り完勝した。

一回戦Bブロック(1)　4分2R
×吉田正子（NATIVE SPIRIT）
○古舘由紀（Team-Roken）
2R 1'00" 腕ひしぎ十字固め

　1R、吉田がマウント、バックを取り、腕十字を狙うなど優勢。だが2R、ロープ際の攻防で古舘が腕十字。吉田は流れ上場外に出るが、ドントムーブはかからずそのまま一本負けとなってしまった。

一回戦Aブロック(2)　4分2R
×野口若菜（パレストラ古河）
○玉田育子（ガールファイトAACC）
1R 1'36" アームロック

　最初のギロチンは外された玉田だが、その後下からアームロックを極め完勝した。

一回戦Aブロック(1)　4分2R
○村野麻子（アカデミアAz）
×７０５（パレストラ千葉）
2R 0'24" TKO (ドクターストップ：左肩脱きゅう)

　1R、アキレス狙いで優位に試合を進めた７０５だが、2R開始早々に肩を脱きゅうし無念の敗退となった。

リザーブマッチ　4分2R
○稲葉陽子（アカデミアAz）
×三谷弘子（S-KEEP）
2R 1'16" オモプラッタ

　稲葉がマウントからの腕十字で1Rから数度チャンスを作り三谷を圧倒。最後はオモプラッタで試合を決めた。本戦でも十分通用する強さだった。

決勝戦　4分2R
×二宮亜基子（ALIVE）
○真武和恵（和術慧舟會東京本部）
2R 3'15" スリーパーホールド

　1R、二宮が引き込んでからスイープ、マウントと、優位に試合を進める。2Rも二宮がスイープを決め、足関でチャンスを作る。だがこれを脱出した真武はギロチンを狙い、極まらないと見るや素早くバックに回り込みスリーパー。この一瞬の判断が的中し、見事な逆転勝ちをおさめた。

準決勝　4分2R
○二宮亜基子（ALIVE）
×赤野仁美（ガールファイトAACC）
1R 3'08" 腕ひしぎ十字固め

　豪快な柔道の投げ技を見せた赤野だが、寝技の対応は不十分で、最後はガードポジションからの二宮の腕十字に散った。

準決勝　4分2R
×宮川十和（ガールファイトAACC）
○真武和恵（和術慧舟會東京本部）
2R 4'39" 腕ひしぎ十字固め

　1Rはスタンドの攻防が長く、真武はテイクダウンを奪うも攻めきれなかったが、2Rは早い段階でテイクダウンに成功し、マウントを奪取。腕十字を極めた。

第7試合　SGSルール　-65kg契約　5分2R
○ロクサン・モダフェリ（クロスポイント吉祥寺）
×菊川夏子（ライルーツコナン）
判定3-0

　モダフェリが何度も腕十字、足関等でチャンスを作り完勝。菊川は防戦一方だった。

第6試合　Next Cinderella Tournament準決勝　SGSルール　5分2R
○舞（パレストラ松戸）
×高橋まり（パレストラ東京）
判定2-1 (舞＝山崎・薮下/高橋＝川村)
※1Rパンチにより高橋1ダウン

　舞が回転の早いパンチの連打で1Rダウンを奪取。その後は舞のパンチと高橋のテイクダウンの攻防が繰り返される。2Rは互いにテイクダウンをほぼ同数奪い、攻めあぐねる展開となるが、積極的な攻防となり観客を飽きさせない。高橋の追い上げも光ったが、1Rにダウンを奪った舞が決勝への切符を手にした。

第1試合　辻結花凱旋試合　スペシャルチャレンジマッチ　SGSルール　無差別級　5分2R
○辻　結花（総合格闘技闇愚羅／53kg）
×羽柴まゆみ（BBdoll／44kg）
1R 2'20" 膝十字固め

　体格に勝る辻がグラウンドで重いボディパンチを何発も叩き込み、スタンドに戻ると右ストレートでダウンを奪取。最後はグラウンドでニーインザーベリーの体勢で羽柴をコントロールした後、膝十字を極めた。

第5試合　SGSルール　-52kg契約　5分2R
○おっさん（総合格闘技闇愚羅）
×浜田真里江（パレストラ千葉）
1R 0'36" 腕ひしぎ十字固め

　浜田が奇襲の飛び膝を見せるが、おっさんはサイドポジションを取るとじっくりチャンスをうかがい、速攻の腕十字。30秒ギリギリで極め、見事勝利をおさめた。

第4試合　SGSルール　-52kg契約　5分2R
○石山絵理（Red Devil KIS'S）
×バッカス羽鳥（BBdoll）
1R 2'18" ネックロック

　得意の打撃で積極的に攻める石山を、羽鳥は組倒しバックを取る。だが石山は起き上がると一気にネックロック。これが決まった。

[第1部]

第8試合　SGGルール　-64kg契約　4分2R
○たま☆ちゃん（SOD女子格闘技道場）
×端　貴代（和術慧舟會東京本部）
判定3-0

　パワーで勝るたま☆ちゃんが終始優勢。2Rには腕十字、ギロチンでチャンスを作った。

[アマチュア]

第2試合　-52kg契約　4分1R
×ナナチャンチン（フリー）
○菅原瑞穂（パレストラ小岩）
2'36" チョークスリーパー

　アマチュアから再起したナナチャンチン。最初の菅原の腕十字はなんとか逃れるも、その後のバックからのチョークにつかまり完敗した。

第1試合　-60kg契約　4分1R
○奥田初代（P's LAB横浜）
×林　裕子（Y-park）
0'22" 腕ひしぎ十字固め

Last Update : 06/10