(レポ) [NJKF] 11.9 後楽園: 桜井、4kg重いムエタイ王者にむなしいドロー
ニュージャパンキックボクシング連盟 "VORTEX X 〜旋風〜" 2003年11月9日(日) 東京・後楽園ホール 認定・NKB実行委員会
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第10試合 日本・タイ国際戦 64.98kg契約 3分5R △桜井洋平(岩瀬/前NKBフェザー級王者) △マンコン・ローイェルマーブタープット(タイ/ラジャダムナンスタジアム・ライト級王者) 引分0-0(50-50,50-50,50-50) 当初は、60kg契約と発表されていた。が、タイ側のプロモーターの不手際でマンコンサイドには契約体重を「何キロでもいい」としか知らされておらず、10月28日にはペットナムエークとウェルター級で試合を行っている。来日時にはマンコンの体重は68kgで、協議の結果64.98kg契約でマンコンにグローブハンデ(桜井6オンス、マンコン8オンス)を付けて試合が強行されることになった。ちなみに当日の発表体重は桜井60.4kg、マンコン64.75kg。 試合は桜井が激しい出入りからミドル、右ストレートを狙ったが、どっしり構えて左ミドルを放つマンコンを崩すことが出来ず、両者決定打のないままドローとなった。
第9試合 NKBライト級タイトルマッチ 3分5R ○笛吹丈太郎(大和/王者) ×清野浩志(M.TONG/2位) KO 2R2'16"(3ダウン:右フック) 笛吹が2度目の防衛に成功。 初回から左ボディを効かせていた笛吹が、2回にアッパー、左右フックからの左の連打でラッシュを見せ、パンチで立て続けにダウンを奪い、圧勝のKO防衛を果たした。
第8試 NKBウェルター級王座決定戦 3分5R ○木浪シャーク利幸(OGUNI/1位) ×瀬尾尚弘(JK国際/3位) KO 3R2'23"(左ハイキック) 木浪が第2代ウェルター級新王者に。 前王者石毛が王座を返上。右アッパー、左ハイキックなど初回から優勢に試合を含めていた木浪が、2回にはヒジで瀬尾の左まぶたと額のカットに成功する。さらに3回、右アッパーから左フック、ヒザ蹴りで追い込み、最後は左ハイキックでタフネスで鳴らす瀬尾を完全失神KOに沈め、小国ジム初の王座に就いた。
第7試合 NKBフライ級王座決定戦 3分5R ×佐藤友則(OGUNI/1位) ○高橋拓也(拳之会/2位) KO 1R1'04"(右フック) 高橋が第2代フライ級新王者に。 前王者川津が王座を返上。ゴング直後から高橋がパンチで積極的に前進、応戦した佐藤にカウンターのワンツーからの右フックで一発KOを収めた。
第6試合 NKBライト級 3分5R ×ソムチャーイ高津(OGUNI/1位) ○飯田誠一(町田金子/6位) KO 1R2'59"(3ダウン:パンチ連打) 開始直後、飯田の右ストレートが高津のアゴにヒット。このダメージが抜け切らない高津に飯田がラッシュ、左フックで最初のダウンを奪うと続いて右ストレートで2度目のダウン。なおもパンチでラッシュし、初回終了直前にストップを呼び込んだ。飯田はリング上から笛吹丈太郎に対戦をアピール。
第5試合 日本・タイ国際戦 68kg契約 3分5R ○エークウボン・キャットムアンカラン(タイ/タイ国ミドル級) ×HIROSHI(サシプラバー・J/NKBミドル級) KO 3R1'59"(右ストレート)
第4試合 NKBフライ級 3分5R ×浅野泰輝(OGUNI/4位) ○レックハーイ・ウィラサレック(WSR) 判定3-0(47-50,46-50,46-50)
第3試合 NKBバンタム級 3分5R ○真二(OGUNI/7位) ×弘中史樹(WSR/8位) KO 3R1'11"(3ダウン:右ローキック)
第2試合 ○加藤 健(OGUNI) ×根元和憲(JK国際) 判定3-0(50-49,50-47,50-47)
第1試合 61kg契約 3分3R ×中山宏美(PIT/NKBフェザー級) ○大村タカ(WSR/NKBライト級) TKO 2R1'10"(レフェリーストップ:ヒジのカットによる出血)
Last Update : 11/10
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