(レポ＆写真) [DEMOLITION] 5.1 北沢：岡見、長谷川に圧勝。アブダビに弾み

GCMコミュニケーション "DEMOLITION 030501"
2003年5月1日（木）東京・北沢タウンホール

　　レポート＆写真：井原芳徳
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　　【DEMOLITION ブロードバンド公式サイト】
　　※今大会の模様は5月19日(月)ファイティングTVサムライでオンエア
　　※次回は6月29日(日)半蔵門・東京FMホールにて開催

メインイベント　第7試合　-82kg契約　5分2R
×長谷川秀彦（SKアブソリュート）
○岡見勇信（和術慧舟會東京本部）
判定0-3 (平・梅木・五木田-岡見)

「組んですぐ自分のほうが強いとわかった。道場にももっと立ちが強い人が沢山いるんで」と試合後語った岡見。1R序盤からテイクダウンを奪うこと7回近く。サイドから膝を頭に叩き込み、立ち上がり際に強烈な蹴りを放つなど終始ペースを握り続け圧勝。5月17日からのアブダビコンバット本戦出陣に向け弾みをつけた。DEMOLITION連勝記録を3で止められた長谷川は「あんなに立ちが強いと思わなかった。途中でペースが狂ってしまって…。（対戦を熱望していた）門馬選手がこないだパンクラスで負けて美味しくなくなったと思ったけど、自分がそれ以上に美味しくなくなってしまいましたね」と苦笑い。「もっと練習して、次、デビュー戦のつもりで行きます」と再起を誓った。

第6試合　-82kg契約　5分2R
×金井一朗（パンクラスism）
○井上克也（RJW/central）
判定0-3 (松本・平・磯野-井上)

　1R3分過ぎ、井上が左ストレートでダウンを奪取。さらにパンチの連打で2度目のダウンを奪う。2Rにはジャーマンスープレックス2連発。1度目は脳天からたたき落とし、2度目はあわや場外投げっぱなしという豪快な投げだった。金井も鼻血を出しながらもアームロックや足関で攻めるが及ばず。

第5試合　-63kg契約　5分2R
×実原隆浩（チーム品川）
○小塚誠司（PUREBRED大宮）
判定0-2 (松本-小塚/平-小塚/磯野-ドロー)

　なぜか駅前留学NOVAウサギのキャラクターとテーマソングで入場した小塚（右）。1Rは上からのパンチで試合を優位に運ぶ。2Rは実原の豪快な投げで2度下になり、上からの果敢な攻めに押され気味となるが、下からの蹴り上げが実原の顔に数発クリーンヒット。攻撃の的確さが評価され、2-0の判定勝ちをおさめた。実原のデモリ連勝は2でストップ。

第4試合　-73kg契約　5分2R
△関　直喜（フリー）
△遠藤雄介（木口ワークアウトスタジオ）
判定1-1 (松本-関/平-ドロー/磯野-遠藤)

　関（右）がテイクダウンを奪うが、遠藤の下からのパンチももらってしまう。スタンドでも関が左ストレートでダウンを奪いかけ、遠藤も膝蹴りで関から出血を誘うなど互角。ジャッジの評価は割れドローに終った。

第3試合　-67kg契約　5分2R
△佐藤　力（SKアブソリュート）
△村田卓実（A-3）
判定1-1 (平-佐藤/和田-ドロー/磯野-村田)

　コーナーでの差し合いとパンチの打ち合いが繰り返される。佐藤（右）はテイクダウンで何度か上になるが、攻め手に欠きドロー。

第2試合　-74kg契約　5分2R
×コウジ・ギャトヴィチアン（超人クラブ）
○細野岐夫［みちお］（木口ワークアウトスタジオ）
1R 1'33" KO (グラウンドパンチ連打)

　ストライカー対決となったが、極真空手東北大会優勝経験のある細野が右フックでコウジをひるませると、コーナーに押し込んで豪快にテイクダウンを奪い、立ち上がろうとしたコウジの頭に四点ポジションから強烈な膝。さらに仰向けに倒れたコウジに対し、上からパンチを連打し豪快なノックアウト勝ち。コウジにほとんど何もさせず、この日一番インパクトのある勝ち方をした。勝利後はセコンドの五味隆典、師匠の木口宣昭氏らと大喜び。

第1試合　-70kg契約　5分2R
○佐藤伸哉（P's LAB東京）
×宮下智也（バトラーツB-CLUB）
判定3-0 (松本・和田・磯野-佐藤)

　佐藤（左）がしつこいアームロック、猪木アリ状態からの足関などで攻める。2Rには自ら引き込んでリバーサル＆マウントの連続技に成功するなど高度なテクニックを見せ、デモリ初白星を勝ち取った。

※ラウンドガールはファイティングTVサムライ・生ゴンギャル2期生の高林愛さん（左）と南瓜みゆさん。衣装提供はLove or Rose

Last Update : 05/04