(レポ&写真) [全日本キック] 1.26 北沢:WINDY智美、女子大会メイン飾る
全日本キックボクシング連盟 "GIRLS STANDING FIGHT 1st.BOUT - Girls SHOCK!" 2003年1月26日(日)北沢タウンホール
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レポート&写真:井原芳徳
※全試合ヒジ・首相撲・顔面へのヒザは禁止。ヒザ蹴りは組まない状態のみ有効。
第6試合 日本・韓国インターナショナルマッチ バンタム級(53.52kg) 2分5ラウンド ○WINDY智美(AJパブリックジム) ×ホワイト・タイガー(韓国・白虎ジム) 1R 1'08" KO (3ノックダウン:パンチ連打)
韓国出身の可憐な女子高生ファイターに対し、試合前からにらみを効かすWINDY。あいさつ代わりの強烈な右ローを叩き込むと、あとは容赦なくラッシュを仕掛け、あっというまに3度のダウンを奪い圧勝した。試合後マイクを持つと「今年は世界を穫ります。もっと強い選手と当ててください」とアピール。
第5試合 ライトフライ級(48.97kg) 2分3ラウンド ○渡邊久江(TEAM LIMIT) ×大島 椿(J-NETWORK・JMTC) 判定3-0 (30-29,30-29,30-29)
序盤こそ大島の前蹴りで接近を阻まれた渡邊だが、1ラウンド後半から打撃を当て始め、2Rにはパンチラッシュで攻め込む。3Rは一進一退の攻防となり、2Rで優位に立った渡邊が判定勝ち。12月のスマックでのカカトの負傷が心配されたが、全く問題にしない試合ぶりだった。
第4試合 65kg契約 2分3ラウンド ×藪下めぐみ(SOD女子格闘技道場) ○岡本裕子(藤原ジム) 2R 終了後 TKO (試合放棄:藪下の左肩負傷による)
2R開始早々にはライダーキックで奇襲しダウンを奪ってみせた藪下だが、元々痛めていた左肩を脱きゅうし余計に痛めてしまい、今後の選手生活も考え試合を放棄した。岡本も2R終盤にダウンを奪っており、両者のベストコンディションでの再戦を期待したい。
第3試合 バンタム級(53.52kg) 2分3ラウンド ○ジェット・イズミ(J-NETWORK・アクティブJ) ×ASAMI(士心館) 判定3-0 (30-27,30-28,30-27)
1RこそASAMIの右ローに手こずった印象を与えたジェットだが、2Rにパンチから左ミドル、膝蹴りで反撃し、残り10秒にスタンディングダウンを奪取。3Rも優位に試合を運び、貫禄勝ちをしてみせた。
第2試合 ミニ・フライ級(47.61kg) 2分3ラウンド ○渡辺亜矢子(勇心館) ×CHIHIRO(DRAGON GYM) 1R 1'05" KO (3ノックダウン:パンチ連打)
渡辺が豪快な左のパンチを武器に圧勝。
第1試合 バンタム級(53.52kg) 2分3ラウンド ○妃口 慧[ひぐち・けい](S.V.G.) ×手塚千晶(藤原ジム) 判定2-0 (29-28,28-28,29-28)
妃口が2Rにダウンを奪う。3Rこそ反撃を許したが、判定で勝利。
※第5試合に予定されていた彩丘亜紗子[さいおか・あさこ](S.V.G.) vs. 真[まこと](空手・大島道場)は真の負傷欠場(左尺骨骨折=全治1ヶ月)のため中止。彩丘は男子の藤原あらし(S.V.G./バンタム級3位)相手に一歩も引かない激しいエキシビジョンを披露した。試合後マイクを持つと、「女子選手が少ないので、男でも相手にします!」と力強くアピールした。
Last Update : 02/25
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