(レポ) [UCC] 1.25 カナダ:UFC前王者・パルヴァーがKO負け
Universal Combat Challenge "UCC 12 - Adrenaline" 2003年1月25日(土) カナダ・ケベック州モントリオール Pierre Charbonneau Center
メインイベント UCC世界ライト級選手権 5分3R ×ジェンズ・パルヴァー(米国/ミレティッチ・マーシャルアーツ) ○ドゥエイン・ラドウィッグ(米国/3-Dマーシャルアーツ) 1R 1'13" KO (パンチ)
前UFCライト級王者で、宇野薫や村浜武洋にも勝ったことのあるパルヴァーが、世界的には無名のラドウィッグにまさかの敗北を喫した。ラドウィッグは昨年5月のK-1ワールドMAXで魔裟斗に敗れた選手。このカードは10月のUCC 11でマッチメイクされていたが、主催者の都合により今大会に延期されていた。 K-1参戦も目論むパルヴァーは、ラドウィッグと打撃で真っ向勝負に臨み、開始早々左フックを放つ。だがラドウィッグの左のカウンターをまともに喰らい、いきなりのピンチに。コーナー付近でクリンチして回復を目論んだが、ついロープをつかんでしまいレフェリーからブレイクを命じらる。ラドウィッグはチャンスと見るや左ハイで速攻。これはブロックされたが、次に放った右ストレートが見事命中。ノックアウトしたパルヴァーはロープの間からリングの外に吹き飛ばされたほどだった。 敗れたパルヴァーは「がっかりだよ。何をやったかも覚えていない…」と意気消沈。パルヴァーの黒星は2000年8月26日のWEF大会でディン・トーマスにヒールホールドで敗れて以来で、KO負けは初めてだ。 一方、ラドウィッグの師匠でセコンドについたバス・ルッテンは「誰もこいつを倒すことはできない。まるでコンピュータのように命令したことを完璧にこなすのさ!」と上機嫌だった。(井原芳徳)
<情報源> MAXfighing.com (レポート) (写真)
Last Update : 01/27
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