(結果) [コンバットレスリング] 11.24 町田:小谷兄が全5戦一本で-74kg級制覇
日本コンバットレスリング協会 "第6回全日本コンバットレスリングオープン選手権大会" 2002年11月24日(日)東京・町田市総合体育館サブアリーナ
▼来年春の選手権大会は3月23日(日)、協会設立10周年を記念して、いつもの町田市総合体育館のサブアリーナではなくメインアリーナに規模拡大して開催される。マッハ、ルミナ、五味を始めとしたコンバット出身のスター選手が勢ぞろいし、盛り沢山の企画が用意される模様だ。(井原芳徳)
◆最多一本勝ち賞 小谷宏明(RODEO STYLE)5本 -74kg級 ◆最短一本勝ち賞 田中淳平(木口道場川崎支部) 10秒 ヒールホールド -60kg級一回戦 vs. 藤吉修崇
■-60kg級 (31名出場) 1位:高橋大児(K'z FACTORY) 2位:実原隆浩(チーム品川) 3位:田中淳平(木口道場川崎支部) 3位:長谷川里士(木口道場川崎支部)
全日本選手権1位の高橋が一回戦シードでエントリー。二回戦1-0、準々決勝1-0、準決勝2-0、決勝1-0と、接戦続きながらも無失点で1位を手にした。
■-66kg級 (32名出場) 1位:上田将勝(パレストラ東京) 2位:杉村敬志(夢想戦術) 3位:粕谷 栄(K'z FACTORY) 3位:羽佐田徳夫(ALIVE)
レスリング国体3位の上田が1位。2位の杉村は大阪出身の31歳で、SAW体重別3位の選手。決勝は上田が1'08"フルネルソンで制した。五味隆典の兄・靖典は、一回戦1-0で敗退。桜井“マッハ”速人の弟・達也は二回戦でスリーパーで散った。
■-74kg級 (32名出場) 1位:小谷宏明(RODEO STYLE) 2位:土田樹史(湘南格闘クラブ) 3位:石田光洋(TOPS) 3位:中島 亮(AACC)
ZSTのライト級戦線で活躍中の小谷直之の兄で、31歳の宏明が全5試合を一本勝ちで制覇。極まり手は一回戦・チョーク、二回戦・腕十字、準々決勝・チョーク、準決勝・チョーク、決勝・アームロック。土田は対照的に全試合判定で勝ち上がって来た。 なお、村浜武洋の兄・天晴も本名の哲晴でエントリー。「芸人魂」スパッツではなくコンバットのタイツで試合に臨んだが、ルール慣れしていない影響もあって一回戦1-2で敗退した。
■-84kg級 (9名出場) 1位:甲斐俊光(養正館) 2位:花井岳文(養正館) 3位:伊藤 忍(パレストラ東京) 3位:小島弘之(フリー)
少数精鋭の-84kg級。決勝は同門対決となり、花井が勝ちを譲った。甲斐はレスリングの強豪で、昨年オープン2位。花井は今春の選手権-74kg級で「足関十段」今成正和と好勝負を繰り広げた選手。 なお、昨年オープン1位で柔道正力杯16位の三浦広光は、二回戦で伊藤にヒールホールドで敗れている。
※+84kg級は2名がエントリーしたが、1名棄権のため、加藤大典(高田道場)が1位扱いとなった。なお、加藤は大会最後に行なわれた特別認定試合で-84kg級1位の甲斐俊光と対戦したが、3'18" ヒールホールドで敗れた。
Last Update : 11/29
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