(レポ&写真) [SMACK GIRL] 11.9 有明:辻×金子、しなし×渡邊で決勝戦
SMACK GIRL "JAPAN CUP 2002 エピソードII" 2002年11月9日(土)東京・ディファ有明
レポート&写真:井原芳徳
【→大会前のカード紹介記事】 【→10月の一回戦の模様】 [→掲示板・女子格闘技スレッド]
■決勝は12月29日(日)半蔵門のTOKYO FMホールで開催決定。 チケットの販売方法等は近日発表。
第8試合 SGSミドル級トーナメント準決勝 5分2R(延長1R) ×ウィンディ智美(全日本キック・作真会館) ○金子真理(禅道会) 判定0-3
1R、金子のテイクダウンを嫌ったウィンディがロープをつかむ反則を2度行なったため減点1。過去ウィンディはAXの星野育蒔戦で反則負けをした“前科”があるため、和田良覚レフェリーはスタンドでは「ロープつかまない!」、グラウンドでは「顔殴らない!」とウィンディに細かく注意をする。ウィンディの攻勢が続いたものの、注意と減点の影響もあってか、攻めに持ち前の野性味を欠き、減点1が響き金子の勝利となった。試合後ウィンディはノーコメント。金子は「前からやりたかった」という辻結花と優勝を争う。
第7試合 SGSミドル級トーナメント準決勝 5分2R(延長1R) ○辻 結花(闇愚羅) ×杉本由美子(禅道会) 1R 4'13" 腕ひしぎ十字固め
一回戦のサクラバマシーンマスクに続き、ルチャのマスクで登場した辻(冒頭写真)。開始早々からバックハンドブローで奇襲し、低空タックルで杉本を倒してマウントを取る。さらに三角絞めを狙い、下になっても三角をキープし続けるという怒濤の攻めを披露。グラウンドの30秒ブレイクに何度か阻まれるが、辻のペースが続き、最後はマウントから腕十字を極め完勝した。試合後は辻のオリジナルの「スーパーロータックルTシャツ」をちゃっかり宣伝。
第6試合 SGSライト級トーナメント準決勝 5分2R(延長1R) ○しなしさとこ(GIRL FIGHT AACC) ×大門まい子(闇愚羅) 2R 2'28" ヒールホールド
しなしが腕十字を狙う展開が繰り返され、最後はロシアのサンボ道場「アマゾンカ」で習ったヒールホールドを極め快勝。12月29日のTOKYO FMホール大会の決勝では渡邊久江と対戦する。
※この間、石原美和子(禅道会)が中年男性3名相手にグラップリングのエキシビジョンマッチを披露した。
第5試合 SGSライト級トーナメント準決勝 5分2R(延長1R) ○渡邊久江(LIMIT) ×山田純琴(y-park) 1R 1'31" KO (パンチによるダウン)
体調不良で欠場のLay-Hoの代わりに出場した山田に対し、一回り大柄の渡邊が序盤から打撃で圧倒。パンチ連打で2ダウンを奪ったところでレフェリーが試合をストップした。渡邊は「勝って当たり前の試合にしなきゃいけなかったけど、少しあわててしまった。もっと練習して優勝したい」とコメント。
第4試合 SGG公式ルール 50kg契約 5分3R ○吉住絹代(東京元気大学GGG) ×大室奈緒子(和術慧舟會東京本部) 2R 2'51" 腕ひしぎ十字固め
吉住の腕十字を大室が3度しのぐが、2R中盤、吉住がガッチリと極めて勝利。吉住が試合の主導権を握り続けたものの、大室のディフェンスも光り、スピーディーな好勝負となった。
第3試合 SGG公式ルール 57kg契約 3分3R ×亜利弥’(フリー) ○山本ルボフ(安谷屋道場) 判定0-3
ルボフが亜利弥’を簡単に倒すと、がっちり押さえ込んで関節技を狙う展開が繰り返される。亜利弥’は何度もピンチを逃れ隠れテクニシャンぶりを発揮。2Rには逆片エビ固めを狙う場面も。結局判定でルボフが勝利。
第2試合 SGS公式ルール 無差別級 5分3R ×張替美佳(GF2) ○玉井敬子(三晴塾) 1R 2'52" 腕ひしぎ十字固め
第1試合 SGS公式ルール 53kg契約 5分3R ×ナナチャンチン(チーム南部) ○小寺麻美(和術慧舟會) 1R 2'08" 腕ひしぎ十字固め
Last Update : 12/06
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