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[DEEP X] 6.17 新宿:青木「PRIDEの選手として」UFC等参戦に意欲

ブルテリアDEEP "DEEP X" 6月17日(日) 新宿FACE  【→カード&チケット】  [→掲示板・組技スレッド]


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(6/13 up) 青木真也が新グラップリング大会「DEEP X」に緊急参戦することが決まった。メインイベントで柔術黒帯のペドロ・アキーラ(ボンサイ柔術)と77kg契約で対戦する。アキーラは昨年3月のプロ柔術Xで植松直哉に勝利している。
 他にもマルコス・“マルキーニョス”・ソウザ(ボンサイ柔術) vs. 山田崇太郎(パラエストラ松戸)が決定。アリソン・“キキ”・メーロが負傷欠場のため、RYOTA(キングダム・エルガイツ)の相手は北出拓也(パラエストラ千葉)に変更となった。

 青木は13日、東京・大久保のDEEPジムにて記者会見。アキーラについては「全くわからないし、ナメてるわけじゃないけど、相手は関係無い。どれだけ自分が熱い試合を見せられるかが大事」と話し、「グラップリングの試合はファンに伝わりにくい。『判定、ダメだよ、一本じゃなきゃ』で行く」と、五味隆典のセリフをモジって一本勝ち表明。グラウンドコブラでの一本に意欲を示し、佐伯繁DEEP代表にコブラツイストを極めてみせた。

 さらに青木は「4月(のPRIDE.34)以来、色々PRIDEのネガティブな情報が流れてるけど、青木は元気だよというのをファンに見せたい」「PRIDEのスタッフが頑張って次の大会のためにやってくれているから、次の試合に備えて僕も頑張りたい」「PRIDEが一番で、PRIDEを大事にしたい」と、“PRIDE愛”をアピールした。

 その上でUFC等への参戦にも意欲。「アメリカが世界で一番という風潮があるけど、PRIDEが、PRIDEの選手が、俺が一番だと言えるように頑張りたい。PRIDEから『アメリカの奴らをぶっ飛ばして来いよ』っていうことであれば、オリの中?金網の中?よくわかんないけど、その中に入って、『This is Shooto』という言葉もあったけど、『This is PRIDE』と叫んだらかっこいいかなと思いますね。どこで試合にするにしても、それがUFCなのかわからないけど、PRIDE選手の青木真也として世界征服に乗り出すことも視野に入れています。PRIDEを出るんじゃなくて。現行のドリームステージのスタッフが作ったPRIDEがこんなにすごいんだってことを、ワオワオしてる奴らに見せつけてやりたい」と話した。(井原芳徳)
 
カルバーリョと山崎剛がグラップリングで激突

(5/23 up) 次の4試合が新たに決定した。

 [80kg契約] 長谷川秀彦(SK) vs. マックス・フェルナンデス(ブラジル)
 [68kg契約] アントニオ・カルバーリョ(カナダ) vs. 山崎剛(GRABAKA)
 [女子49.5kg契約] 牛塚愛子(AACC) vs. SACHI(禅道会)
 [58kg契約] アリソン・“キキ”・メーロ(ブラジル) vs. RYOTA(キングダム・エルガイツ)


観客の採点を加味する新組技大会スタート

(5/10 up) 昨年までにプロ柔術Xを主催してきた浜松のファイターズショップブルテリアとDEEP事務局が協力し、新グラップリング大会「DEEP X」を6月17日(日) 新宿FACEよりスタートする。その発表記者会見が10日、東京・大久保のDEEPジムで行われた

 日本・ブラジル等のトップクラスの柔術家・グラップラーの試合はもちろん、初期のDEEPを彷彿とさせる「おもちゃ箱」的要素も加味されているのが大会の特徴。格闘技用具販売でライバルである公武堂とイサミの重役同士の一戦や、小学生の試合も組まれる。
 当初計画された青木真也 vs. マルセロ・ガッシアのビッグマッチは実現しなかったが、今年のADCCブラジル予選優勝者で、去年の柔術世界選手権3位・ブラジル選手権優勝の強豪・ブルーノ・フラザトが、“足関十段”今成正和と激突する一戦は見物。今成は「一回ブラジル(の柔術世界選手権)で彼に負けているので、勝てるように頑張る」と抱負を語った。残りカードと出場決定選手は下記参照。

 試合場はリングを使用。決着方法は関節技・絞め技による一本か、時間切れの場合のポイント判定。アブダビコンバット等、他の道衣無しのグラップリングの大会同様、ポジショニングやテイクダウンによりポイントが加算されるが、それ以外にも、副審3名、観客3名の採点も加味されるのが最大の特徴だ。観客による「オーディエンスジャッジ」は各試合ごとに3名選ばれ、全10試合なら30人がジャッジを務めることになり、それだけ多くの観客が試合に参加する楽しみを味わえる。採点基準は無く、自分が応援している選手が完封されても、応援しているからという理由だけで投票しても構わない。
 このシステムの発案者は佐伯繁DEEP代表。「正直、グラップリングはあんまり好きじゃない。わかりにくい」という佐伯代表が、専門家ではない立場から、グラップリングを面白くするために発案した。佐伯代表は「通常のポイントで大差をつけた選手が、オーディエンスジャッジで逆転されることは無いけど、接戦の場合はオーディエンスジャッジで差がつく。逆に言えば面白くない試合をして圧勝した選手は、オーディエンスに0-3のポイントをつけられたらプレッッシャーになると思う」とこのルールの持ち味を説明した。
 大会に協力する名古屋ブラジリアン柔術クラブの早川正城氏は「グラップリングはつまらないという声も聞くけど、まずは佐伯さんのグラップリングへの認識から変えたい」と話す。DEEP Xがグラップリング界に革命を起こせるかに注目だ。(井原芳徳)

 

ファイターズショップブルテリアDEEP事務局 "BULL TERRIER PRESENTS DEEP X"
2007年6月17日(日) 東京・新宿FACE
開場・17:30 フューチャーファイト開始・18:00 本戦開始・18:30


第11試合 メインイベント 77kg契約 4分2R+2分1R
青木真也(パラエストラ東京)
ペドロ・アキーラ(ブラジル/ボンサイ柔術/柔術黒帯)

第10試合 68kg契約 4分2R+2分1R
今成正和(バルボーザ東京/DEEP&ケージレイジ フェザー級王者)
ブルーノ・フラザト(ブラジル/ゴドイ柔術/ADCCブラジル王者)

第9試合 80kg契約 4分2R+2分1R
長谷川秀彦(SKアブソリュート/DEEPウェルター級王者)
マックス・フェルナンデス(ブラジル/エクストリーム・バルボーザ)

第8試合 女子49.5kg契約 4分2R
牛塚愛子(AACC)
SACHI(空手道禅道会)

休憩中
入江秀忠(キングダム・エルガイツ)
木村正章(wpy)

第7試合 契約体重無し 4分2R
公武堂長谷川社長(チームKOUBUDO/(株)公武堂代表取締役社長)
イサミ礒部長(チームリバーサル/(株)イサミ取締役)

第6試合 68kg契約 4分2R+2分1R
アントニオ・カルバーリョ(カナダ/シャオ・フランコ・マーシャルアーツ)
山崎 剛(GRABAKA)

第5試合 68kg契約 4分2R+2分1R
マウリシオ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術/柔術黒帯)
阿部裕幸(AACC)

第4試合 68kg契約 4分2R
闘牛・空(フリー/女子プロレスラー)
山木陽介(探偵ファイル)

第3試合 ジュニア41kg契約 4分2R
水野真斗(AACC/レスリング・11歳・40kg)
中串 耀(NEX/柔術・11歳・41kg)

第2試合 68kg契約 4分2R+2分1R
マルコス・“マルキーニョス”・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術/柔術コバドブラジル王者)
山田崇太郎(パラエストラ松戸)

第1試合 58kg契約 4分2R+2分1R
北出拓也(パラエストラ千葉)
RYOTA(キングダム・エルガイツ)

[フューチャーファイト]

第3試合 67kg契約 5分1R
廣瀬貴行(パラエストラ葛西)
若松史朗(パラエストラ吉祥寺)

第2試合 ジュニア29kg契約 5分1R
ウィリアン・ユイチ(ボンサイ柔術)
松尾洸希(NEX)

第1試合 61kg契約 5分1R
木内 康(名古屋ブラジリアン柔術クラブ)
平尾悠斗(X-TREME柔術アカデミー)


■チケット料金 
SRS席 10000円(1-2列目・指定) S席 8000円(カウンター・指定) A席:5000円(自由席。座席が無くなった場合は立見)
※当日500円アップ
※入場時にドリンク代500円が必要です

■お間い合わせ
ブルテリア 053-421-2534
DEEP事務局 Tel. 052-339-0303

Last Update : 06/13 19:04

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