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[XPLOSION] 12.10 オーストラリア:WBCムエタイ王座戦前に会見

(12/8 up) WBCムエタイ世界タイトルマッチ2試合が行われる「XPLOSION」の記者会見が8日午前行われた。当地ではテレビ、ラジオ、新聞のメディア等で、世界王座に挑戦するマグナム酒井らが大きく取り上げられ盛り上がりを増しているといい、多くの日本人も応援に来る予定だ。

(関連記事:Allabout 「K-1,PRIDEの引き抜きは許さない! ボクシング界からの絶縁状」(辻本章次・西日本ボクシング協会会長へのインタビューも掲載))

WBCムエタイ王座戦とK-1予選を実施

(11/17 up) オーストラリアのライジング・プロモーションが主催するキック大会「XPLOSION」で、WBC(世界ボクシング評議会)ムエタイ部門認定の世界タイトルマッチが行われる。前MA日本ミドル級王者のマグナム酒井がネイサン・“カーネッジ”・コーベットと86kg級王座、ジョン・ウェイン・パーがタイ強豪のヨードセンクライと70kg級王座を争う。
 WBCは4年前にムエタイ部門の設立を決め、今後世界各地で順次世界王座を決めていく。バンコクAP発で共同通信は「マイク・タイソンも参戦に興味を持っているといわれる」と報じている。
 一方で日本では西日本ボクシング協会が14日、同協会に所属した元ボクサーがK-1や総合格闘技に出場した場合、ジム運営やトレーナー、マネジャーなどでボクシング界復帰を認めないとする流出防止策を発表し、12月から適用した(関連リンク:同協会の告知記事)。女子の試合についても日本ボクシング協会が認めない一方でWBCが世界王座を設立する等、世界と日本のボクシング組織の間でボクシングという枠組みの捉え方にブレが生じてきている。
 なお、今回のXPLOSIONの大会は2部構成で、第1部では「K-1オセアニア ヘビーウェイトサーキット」の試合が実施される。これはK-1ワールドGPへの出場権を賭けた12人のヘビー級オセアニアトップファイター達によるリーグ戦で、今度の大会が3回目。現在、ジェイソン・サティー、ポール・スワロンスキー、ピーター・グラハムが同ポイントでリード。来年3月ニュージーランドで開催されるファイナルでK-1本戦への切符を手にするのは誰だ。(井原芳徳)

 

ライジング・プロモーション "XPLOSION SUPER FIGHT 12"
2005年12月10日(土) オーストラリア:ゴールドコースト・コンベンション&エキシビジョンセンター
開場・16:00 開始・17:00

◆ 第1部:K-1オセアニア ヘビーウェイトサーキット

ポール・スワロンスキー vs. ベン・エドワース
ジェイソン・サティー vs. ヒリワ・テ・ランギ
ピーター・グラハム vs. リカルド・バン・デ・ボス
ポーラ・マタエレ(Mataele) vs. マット・サモア
ダニエル・タイ vs. シドニー・アシアテ(Asiate)
ジェイ・ヘピ(Hepi) vs. ロニー・セフォー

◆ 第2部:WBCムエタイ認定試合ほか

WBCムエタイ世界86kg級王者決定戦 3分5R(2分インターバル)
ネイサン・“カーネッジ”・コーベット(オーストラリア)
マグナム酒井(日本/士道館/前MA日本ミドル級王者)  

WBCムエタイ世界70kg級王者決定戦 3分5R(2分インターバル)
ジョン・ウェイン・パー(オーストラリア)
ヨードセンクライ・フェアテックス(タイ)

WBCムエタイ・インターナショナル55kg級タイトルマッチ
アーロン・リー(オーストラリア)
米田貴志(日本/OGUNI GYM/NJKFバンタム級2位)

Last Update : 12/08 22:58

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