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[キングダム] 入江、不当逮捕訴える。引退も撤回

(8/24 up) 傷害の疑いで7月31日に逮捕され、8月11日に処分保留で釈放されたキングダム・エルガイツ代表の入江秀忠が23日、都内ホテルで会見を開いた。
 事件は7月23日午前4時40分ごろ東京都多摩市乞田の歩道上で発生。入江は同市で経営する飲食店に勤務する女性とその友人の男子大学生を殴り、打撲やねんざなど3日〜1週間の軽傷を負わせたとして、同月31日に警視庁多摩中央署に逮捕されていた。
 会見冒頭、入江は「結果的に一般人をけがさせてしまったことは事実でありお詫びしたい」と頭を下げた。しかし拳で殴り、プロレス風のラリアットを仕掛けた等と被害届に書かれ、メディアで報じられたことに関しては反論。「6月26日の韓国でのダン・スバーン戦で右手中指を骨折してギブスをしていたので、右拳では殴れなかった。男性と口論からもみ合いになり、女性が割って入り、偶然右手首が女性に当たり怪我をさせてしまっただけ。故意ではなかった」と説明した。また女性には交際を迫っておらず、「悩み事を聞いていただけ」と語った。
 事件当日の午後、女性に怪我を負わせたことを謝り、和解交渉は進んでいたというが、被害届等を理由に、入江は逮捕された。警察の現場検証で故意でないことがわかり、被害者側の供述が変化するにつれ、警察関係者が「逮捕するまでもなかった。被害届を出されたら捕まえるしかなかった。もっと調査しておけば良かったが忙しかった」等と態度を軟化させたという。
 入江は「警察にもいい人はいた。でも捜査があまりにもずさん」「警察署員に契約書類を破れられるなど非人道的な扱いを受けた」等と警察を非難。次第に語気を荒げ、「不当逮捕だ。誤った情報を流布した人間を突き止め、名誉棄損で訴える。最高裁まで戦い続けてやるよ」とリング上のマイクパフォーマンスの時と同様に絶叫した。
 入江はスバーン戦で引退し、逮捕当日に発表を予定していたというが、会見中に引退を撤回。「プロレス業界、格闘技業界にに対するお詫びのため、1試合だけでも試合をしたい」「どんな場所でもいいから、戦う機会をください」と訴えた。(井原芳徳)

Last Update : 08/24

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