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[全日本キック] 6.18 後楽園:サムゴー、減量に大苦戦

全日本キック "全日本ライト級最強決定トーナメント 決勝戦" 6月18日(金) 後楽園ホール  [→掲示板スレッド]

(6/17 up) 全日本ライト級最強決定トーナメントの計量が17日午後5時より、東京・大久保のホテル海洋にて行われ、サムゴー・ギャットモンテープが減量に大苦戦。明日の試合に不安を残した。
 他の選手が計量を一発クリアする中、サムゴー・ギャットモンテープは62kgのリミットを900gオーバー。サウナに直行し、約1時間半汗を流したが、2度目の計量は150gオーバーだった。すると今度はホテルより徒歩3分のAJジムで、減量着を着込んで縄跳び・シャドーを繰り返し、3度目の計量であと50gまで絞ったものの、この時点で汗もほとんど出ない状態となり、10分後に再び秤に乗ってもプラス50gのまま。思わずその場にへたり込んだサムゴーだったが、再び縄跳びなどを繰り返した結果、計量開始から約3時間後の7時55分に、62kgのリミット体重をクリアした。
 なお、本来の規定では計量開始から2時間以内の時間制限があり、オーバーの場合はグローブハンデ等の措置をとるが、今回はトーナメント戦のためリミット体重をクリアすることを優先する措置をとり、プラス1時間の延長を認めた。
 各選手のコメントは下記。当日券は午後4時より全席種販売。但しA席6,000円は若干枚、一般立見4,000円は枚数制限あり。

◆サムゴー・ギャットモンテープ(62.00kg)「試合が決まって今日までで減量したのは9kg。猛練習したんだけど、バンコクはちょうど雨期で、走り込みができず、落とすのに苦労しました。試合は1/4の加藤戦以来。今回の相手?サウスポーというのは知っています。トーナメントも初体験だけど、ルールも問題ないし、僕が100%優勝するよ」

◆サトルヴァシコバ(61.80kg)「ずっと大月選手を想定していたので、相手が変わったときは驚いたけど、すぐ気持ちは切り替えました。サムゴー選手は左ミドルがあるので、とにかく怖がらず前に出て距離を潰したいです。僕もサウスポーだから、右腕を壊されても左が使えるんで。1R目にミドルの威力を実感してから攻めたいですね。肘も膝も無いルールなので、僕に有利だと思います。決勝は同じ一回戦から勝ち上がった吉本選手とやりたいです」

◆白鳥忍(61.90kg)「前より全部グレードアップしました。明日は新しい自分を見せたいです。決勝は前からやりたかったサムゴー選手と闘いたいです。(優勝賞金の使い道は?)優勝してから考えます。使うのは簡単ですから(笑)」

◆吉本光志(61.80kg)「白鳥選手とは我慢勝負になると思います。でももちろん作戦は立ててますよ。今までも不利と言われた勝負をひっくり返してきたので、相手が強いほうが燃えますね。今年優勝して、来年は俺が最初にインタビューされるぐらいになりたいですね(※この日のインタビューは吉本が最後だった)。大月選手が欠場したんで、同門対決とか余計な事を気にする必要が無くなって、楽になりました。AJジムのみんなも練習に付き合ってくれて力強いです。AJジムの一員であることを、体を張って表現する必要があると思っています。決勝ではサトル選手と闘いたいですね。彼も一回戦から上がってきて、必死さが伝わってきてるんで。決勝で殴り合いたいです」


大月負傷欠場。代役はサムゴー!

(6/5 up) 全日本ライト級最強決定トーナメントに出場予定だった昨年覇者・大月晴明が負傷欠場し、サムゴー・ギャットモンテープが特別出場することが決まった。大月は左膝内側半月板損傷で全治3ヶ月と診断され、本人が「ケガを抱えたまま試合は出来ない」と決断し、トーナメント出場を辞退した。既に大月は6月2日に都内病院にて手術を済ませている。
 全日本キックでは大月の代わりの選手を選考したが、大月に匹敵する実力・インパクトを持つ選手は国内にはいないと判断し、タイ・ルンピニースタジアム・Jライト級元王者のサムゴーを選抜した。サムゴーは日本では小林聡、金沢久幸、加藤督朗らを撃破し、4戦全勝している。しかし今回は、ムエタイの武器である肘と首相撲からの膝蹴りが禁止。さらに一日最大2試合となる特別ルールのトーナメント戦だ。まずは準決勝であたるサトルヴァシコバが、どのように攻略するかが見物だ。
 他の対戦カードも全て決定。セミファイナルではバンタム級1位の藤原あらしが、MA日本フライ級王者・辻直樹と対戦する。

ライト級トーナメント、優勝は誰の手に?

(5/28 up) 全日本ライト級最強決定トーナメントが今大会で決勝戦を迎える。準決勝は大月晴明 vs. サトルヴァシコバ、白鳥忍 vs. 吉本光志で既に決定。本命は昨年大会覇者の大月、対抗は同準優勝の白鳥で、決勝では両者の決着戦が実現するとの見方が強い。
 だがヴァシコバは本来フェザー級の体格ながらも、3月の一回戦で修斗ライト級強豪の高谷裕之を、4月の二回戦でベテランの小林聡を撃破。吉本も二回戦ではJ-NET王者の西山誠人相手に、不利との予想を見事裏切る圧勝劇を繰り広げた。今回も波乱が起きても不思議ではない。
 なお、大月と吉本はAJジム所属。両者は決勝での同門対決の実現を望んでいる。ヴァシコバと白鳥としては何としてもそれを阻止したいところだろう。
 トーナメント以外にも藤原あらし、山本真弘、石川直生の出場も予定されており、満足度120%の大会となることは間違い無さそうだ。(井原芳徳)

 

全日本キックボクシング連盟 "全日本ライト級最強決定トーナメント2004 FINAL STAGE/決勝戦"
2004年6月18日(金) 東京・後楽園ホール
開場・17:00 オープニングファイト開始・17:30 本戦開始・18:30

■対戦カード (※サドンデスマッチは3分3R・最大延長2R)

第7試合 全日本ライト級最強決定トーナメント決勝戦 サドンデスマッチ

第6試合 バンタム級 サドンデスマッチ
藤原あらし(S.V.G./1位)
辻 直樹(山木ジム/MA日本フライ級王者)

第5試合 フェザー級 サドンデスマッチ
山本真弘(藤原ジム/2位)
ラスカル・タカ(月心会/8位)

第4試合 全日本ライト級最強決定トーナメント準決勝 サドンデスマッチ
サムゴー・ギャットモンテープ(タイ)
サトルヴァシコバ(勇心館/フェザー級4位)

第3試合 全日本ライト級最強決定トーナメント準決勝 サドンデスマッチ
白鳥 忍(高橋道場/1位)
吉本光志(AJジム/3位)

第2試合 フェザー級 サドンデスマッチ
石川直生(青春塾/3位)
竹村健二(名古屋JKファクトリー/5位)

第1試合 ミドル級 3分3R
飯島浩二(健成會)
森田礼王(建武館)


オープニングファイト第2試合 ウェルター級 3分3R
森 卓(勇心館)
小宮隆司(TEAM-1)

オープニングファイト第1試合 -60kg契約 3分3R
水落洋祐(はまっこムエタイジム)
村山トモキ(AJジム)

※出場選手はケガ等により変更となる場合がありますのでご了承ください。



■チケット料金  ※当日は\1,000アップ。午後4時より発売
 RS席 \15,000 S席 \7,000 A席 \5,000
 立見 \4,000(当日のみ)

■チケット発売場所
 チケットぴあ 0570-02-9999
 後楽園ホール 03-5800-9999
 全日本キック 03-3365-1171
 バウトレビュー(販売終了)

■お問い合わせ
 全日本キック 03-3365-1171

Last Update : 06/17

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