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[バンゲリングベイ] 新田明臣が正式独立。K-1目指すも揺れる心境

(4/15 up) 新田明臣がS.V.G.(シンサック・ヴィクトリー・ジム)から独立し、01年から独自に運営していたジム「バンゲリングベイ」所属として活動していくこととなった。(写真:13日、バンゲリングベイ水道橋で独立会見をする新田。他にも江古田、高島平にもジムがある)
 バンゲリングベイはS.V.G.が所属している全日本キックボクシング連盟には加盟せず、フリーのジムとして活動する。新田は「全日本キックの金田敏男会長と話し合い、理解を得た上で、円満に送りだしていただきました。連盟やS.V.G.から受けた恩は忘れることなく、バンゲリングベイで健全な選手育成を行い、キックボクシングを世に広めて行くことで、お返ししていきたいです」と語っている。

 独立の理由について新田は「怪我が多く、連盟の試合のドタキャンもあり、期待に答えられないことへの苛立ちがありました。10年間選手をやって、今はモチベーションが上がらないんですよ。心機一転することで、モチベーションが上がるのではと考えました」と説明する。日々練習は続けているものの、最近は引退の2文字も頭の中でチラつくようになったといい、3回戦選手やプロ予備軍の5〜6名の指導が生活の中心となりつつある。だがK-1 MAXに再上陸したい気持ちもまだ根強く、ファイターとしての心が完全に消え去ったわけではない。
 昨年は日本で試合をせず、ヨーロッパの大規模キックイベント「スーパーリーグ」に2度参戦。いずれも敗れたが、誰も自分のことを知らない場所で試合ができ、新たな刺激を得たという。さらには西口プロレスに登場し周囲を驚かせたが、甘いマスクに似合わず、もともとこういったお笑い系も好きだというのだ。独立をきっかけに、これらの活動がもっと増えていけば、モチベーション向上につながるかも? 「新生・新田」が見られる日が来ることを、楽しみに待ちたい。(井原芳徳)

Last Update : 04/16

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