[パンクラス] 体重3ケタの“逆ハイブリッド集団”がパンクラス入り

▼ (12/26 up) 柔道全日本選手権出場者の高森啓吾らが所属するスーパーヘビー級軍団・MEGATONがパンクラス入りし、「パンクラスMEGATON」として活動していくことが25日発表された。
　所属は写真左から保坂忠広、高森（尾崎允実・パンクラス社長をはさんで）IRO関［いろぜき］、練習生の忍田［おしだ］憲明の4名。IRO関いわく「入団資格は体重が3ケタ」の“逆ハイブリッド集団”で、忍田はまだ98kgだ。会見でも尾崎社長が「ここに座ってるだけでも、物凄い圧迫感があるんですけども…」と苦笑いを浮かべるほど迫力がある。
　120kgの高森はパンクラス10月後楽園で韓国のハー・スン・ジンに秒殺KO負けした27歳。130kgのIRO関はアマチュア相撲出身で全国高校選抜2位、94年国体出場の28歳。IKUSAでMMA経験はあるが戦績2敗1分。125kgの保坂は柔道三段で98年関東学生選手権-90kg級ベスト16の25歳。IKUSAのMMAとDEEPのフューチャーファイトで4勝1敗と比較的好戦績を残しているが、11月のIKUSAでも突進してからの攻め手の無さを露呈した。
　現在のところ保坂が1月のDEEPの石井淳戦が決まった以外、試合の予定は無し。率直なところ今の各選手のMMAの実力ではパンクラスマットで苦戦を強いられそうだが、東京道場と横浜道場の統合で空いた広尾のP's LAB東京が練習場所に。しっかり練習を積み、近い将来パンクラスを引っ張る存在となることを期待したい。（井原芳徳）

Last Update : 12/26