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[新日本プロレス] 5.2 東京ドーム:総合格闘技ルールは5試合

新日本プロレス "ULTIMATE CRUSH" 5月2日(金) 東京ドーム  [→掲示板・プロ総合格闘技全般スレッド]

▼ (4/28 up) 今大会では総合格闘技の試合が5試合組まれた。総合ルールは和田良覚レフェリーの監修で作成され、5分3Rインターバル90秒、 ジャッジ3名・加点法によるマストシステムが採用され、体重無差別、オープンフィンガーグローブを着用し、4点ポジションでの頭部へのあらゆる打撃と、打ち下ろさない肘打ちは認められる。抜粋は新日本プロレスオフィシャルサイト内のページに掲載されている。レフェリーは他に塩崎啓二氏、ジャッジは岡林明、芹沢健市、平直行の3氏が務める。
 SKY PerfecTV!ではPPV生中継が決定。大会翌日深夜にはテレビ朝日でも放送される。

ついに総合解禁!謙吾が猪木の弟子と対戦

▼ (3/2 up) 老舗のプロレス団体・新日本プロレスリングが、5月2日の東京ドーム大会から通常のプロレスと並行して総合格闘技の試合を組んでいくことが明らかになった。28日都内で会見を開き、倍賞鉄夫・猪木事務所社長(新日本副社長:写真左)、上井文彦・新日本取締役、尾崎允実・パンクラス社長、パンクラスismの謙吾が出席。謙吾は5.2東京ドームで“アントニオ猪木・最後のまな弟子”町田龍太(マチダ・リョウト)と対戦する。
 ルール等詳細は未定だが、尾崎社長は「基本的にバーリトゥードルール」と明言し、上井取締役も「そういうコンセプトで(協議に)入っている」とコメント。謙吾もプロレスルールの試合を「やる気はない」と答え、「パンクラスism」の看板を背負ったまま参戦することも考慮すると、いわゆる「異種格闘技戦」と呼ばれる格闘技色の強いプロレスとは一線を画すものになると見て間違いなさそうだ。スーパーバイザー、レフェリーを含めて、新日外部の人間を起用する方向で検討されており、中立性を保った組織での運営となる。総合ルールは他にも3試合を予定し、いずれも「ニュージャパンのフラッグを掲げる選手 vs. 他団体を含む世界の選手(上井取締役)」というテーマの試合となる。
 以前から新日関係者は5.2東京ドーム大会をきっかけに新日が「生まれ変わる」ことを強調しており、大会名も総合格闘技をにおわす「ULTIMATE CRUSH」と名付けられた。最近は高阪剛、ジョシュ・バーネット、エンセン井上といったいわゆる純・総合ファイターが新日でプロレス活動をスタートし、村上和成ら総合出身の選手を集めた「魔界倶楽部」というチームも人気を博している。これらの選手が総合ルールも兼業する可能性も大きく、さらに上井取締役は「パンクラスさん以外でもやってくれるところがあればどこでも歓迎」と門戸解放を宣言。新生・新日のマーケット参入は、総合格闘技業界に大きなインパクトを与えるだろう。

 謙吾の参戦は上井取締役の指名によるもので、氏は謙吾の存在感をデビュー当時から高く評価していたという。謙吾は「自分が子供の頃から憧れだったアントニオ猪木さんと、新日本プロレスの観客の目に“パンクラスの謙吾”を植え付けたい」とコメント。長らく低迷が続いているが、「この2ヶ月ちょっと初心に戻って、新日本プロレスでデビュー戦を行うような気持ちでいきたい」と語り、このチャンスを機にステップアップする構えだ。
 対する町田(写真右)は新日のロス道場でデビューに向け練習中。相手が謙吾であることは知らされていないものの、新日を通じて「一試合に自分の全てをぶつてけて闘う!」などとコメントを発表している。師匠の猪木氏も「町田龍太をあなどるなかれ。リング上で死ぬ覚悟で上がってきてくれ」と上井取締役を通じてメッセージを残している。(井原芳徳)

<公式プロフィール>
町田龍太(マチダ・リョウト)
本名:RYOTO CARVALHO MACHIDA(リョウト・カルヴァーリョ・マチダ)
1978年5月30日生/ブラジル・バイーア州サルバドール出身
185cm/94kg

 父を日本人に、母をブラジル人にもつ日系ブラジル人。父親が空手師範を務めていたため、幼少より空手を習いだす。さらに空手だけにあきたらず、相撲・柔術にも触手をのばし、10代は格闘技に明け暮れる日々をおくる。
 その頃より、日本から父が取り寄せた猪木の試合ビデオを見ては父の祖国・日本で闘いたいと思いを馳せるようになった。
 その思いが募るほどに実力もメキメキ上達し、空手・柔術・相撲の各大会で幾度となく優勝を果たす。
 2000年夏にブラジルを訪れた猪木に「チャンスは今しかない」と弟子入りを直訴。これまで数百人のレスラー、格闘家を見てきた猪木をして「俺の後継者はこいつしかいない!」と言わしめた。
 5.2東京ドームでのプロ・デビューが決まり、現在はロス道場を中心に柔術、空手、ボクシング等の技術習得に励む毎日。まもなく“闘魂遺伝子を持つ最後の男”の全てが明らかになる!(写真提供:新日本プロレスリング)


新日本プロレスリング "ULTIMATE CRUSH"
2003年5月2日(金) 東京・東京ドーム
開始・17:00

第8試合 5分3R
中西 学(日本/新日本プロレスリング)
藤田和之(日本/猪木事務所)

第7試合 5分3R
ジョシュ・バーネット(米国/AMCパンクレイション)
ジミー・アンブリッツ(米国/トッド・メディーナ・フリースタイル柔術/前KOTC無差別級王者)

第6試合 5分3R
中邑真輔 (日本/新日本プロレスリング)
ヤン・“ザ・ジャイアント”・ノルキヤ(南アフリカ/スティーブス・ジム)

第5試合 5分3R
ドルゴルスレン・スミヤバザル(モンゴル/モンゴル・プロレス協会)
高阪 剛 (日本/チームアライアンス・Gスクエア)

第4試合 5分3R
LYOTO[町田龍太から改名](ブラジル/猪木事務所)
謙吾(日本/パンクラスism)

※他の6試合はプロレス


■放送日時
・SKY PerfecTV! CH.122「パーフェクトチョイス」(PPV方式・2,000円/回)
 5月2日(金)17:00〜生中継
 5月2日〜11日 CH.120、121、122。140 にて連日リピート放送
 スカイパーフェクTV!カスタマーセンター  TEL:0570-039-888
 
・テレビ朝日「史上空前のバトル 新日本 vs 究極王者軍」
 5月3日(土)25:40〜28:30
 ※新潟地区は同じ番組を5月10日(土)25時半から放送
 ※その他の地区は、1時間バージョン2回に分けて放送します


<チケット情報> ※3月1日(土)より一般発売
プレミアムシート 50,000円/アリーナA 30,000円/アリーナB 20,000円/スタンドA 10,000円/スタンドB 7,000円/スタンドC 5,000円/小中高生(要学生証提示) 3,000円

チケットぴあ 0570-02-9999 0570-02-9977(Pコード594000)
  ファミリーマート、サンクス、セブンイレブン各店
ローソンチケット 0570-00-0903(Lコード34068)
  ローソン各店(Loppi)
CNプレイガイド 03-5802-9999
  AM/PM各店
イープラス http://eee.eplus.co.jp/
闘魂SHOP渋谷店 03-5778-6360(火曜日定休日)
闘魂SHOP大阪店 06-4396-5050(火曜日定休日)
後楽園ホール 03-5800-9999
書泉ブックマート 03-3294-0011(木曜日定休日)
相鉄ジョイナス 045-319-2450

<お問い合わせ>
新日本プロレスリング(株) 03-5468-3111

Last Update : 04/28

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