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[パンクラス] 昨春甲子園優勝球児・畑正也が入門テストに合格

▼ (2/22 up) 昨年春の選抜高校野球で優勝した兵庫・報徳学園の元野球部員・畑正也が20日、P's LAB東京で行われたパンクラスism入門テストに合格した。畑は試験官の鈴木みのるの激が飛ぶ中、腕立て伏せ、懸垂、ジャンプ、ブリッジなどの過酷なメニューをこなしていく。リングの中での最終テストに入る前にはグロッキー状態で、打撃のスパーリングではismの大石幸史のストレートをもらい鼻血を流したほど。だが最後まで闘志を絶やさず立ち向かった姿勢が鈴木に評価され、ism入りを認められた。
 鈴木は「18歳で格闘技経験が無いにしては体力と筋肉の質が良かった。将来有望な選手」と畑を高く評価。だが「デビューできるかは彼次第。1年以内にパンクラスの商品としてお客さんの前に出せないと判断したら、容赦なく田舎に帰ってもらう」と厳しい態度も示した。入門テストのメニューはまだ序の口で、入門してから練習はいっそう過酷となる。スタートラインに立つまで、まだまだ厳しいトレーニングの日々は続く。(井原芳徳)

◆畑 正也/はた まさや
 1984年7月19日、兵庫県加古川市生まれ。18歳。172cm、80kg。
 小学校2年生の時からリトルリーグで野球をはじめ、尼崎市立武庫中学校時代は『尼崎北シニア』に所属。報徳学園入学後は、2年生でメンバー入りを果たし、パワフルな打撃を買われ「代打の切り札」として活躍。
 2002年、春の選抜高校野球大会で優勝を経験。春夏連覇を狙った同年夏の全国選手権では、1回戦(浦和学院戦)の9回裏2死の場面に代打で出場。惜しくも内野フライに倒れ、「最後の打者」となる。
 格闘技に興味を持ったのは1999年8月の新日本プロレスのGIクライマックスでの中西学の優勝を見て感動したのがきっかけ。レギュラーが取れなかったことを理由に野球の道は断念し、格闘技を志す。小柄な体格のためウェイト別に分かれているパンクラスを選び、中でも格闘技に専念できる環境のismへの入門を決意。高校野球を引退した2002年8月からP'sLAB大阪でトレーニングを開始。冨宅飛駈(パンクラス大阪)、稲垣克臣(パンクラス大阪)の指導のもと、週6回のトレーニングを半年間積み重ね、2月20日(木)入門テストに合格を果たす。
 好きな選手は「イゴール・ボブチャンチンのようにボコボコ殴る選手」。

Last Update : 02/22

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