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[パンクラス] インドネシア格闘技連盟への表敬訪問を報告

▼ (2/20 up) ライセンス契約を結んだインドネシア格闘技連盟(FOBI:フォビー)を表敬訪問したパンクラスの尾崎允実社長は20日、その内容を報告する記者会見を行った。
 尾崎社長によるとFOBIは「世界で初めて国家が認めた総合格闘技の組織」とのこと。インドネシアでは地元のテレビ局・TPIのPRIDE中継やインターネットを通じて総合が普及。同行した菊田早苗もアブダビ優勝者として名が知れ渡っていたという。7日ジャカルタで行われた提携記者会見には300人以上が出席。FOBIの会長を始め、日本のJOCに相当する国家スポーツ委員会の会長や、文部科学省にあたる国家教育省のスポーツ総局長、さらに国会議員も多数出席。国家規模で総合に大きな関心を寄せていることが伺い知れ、尾崎社長も「予想以上の歓迎に驚いた」という。(写真:会見の様子 (C) ENDO MASAFUMI)
 会見では菊田と石川英司がデモンストレーションを行った。5日と6日に開催されたセミナーはのべ200名が受講し、空手、テコンドー、レスリング、柔道などの指導者やトップレベルの選手が出席した。さらにセミナー終了後には現地の関係者らが意気投合し、早くもセミナー会場がインドネシアでのパンクラス認可ジム第1号となる方向で活動が進んでいるという。8日には連盟のレフェリー、ジャッジ志望者が10人集まり、梅木良則レフェリーによるルールミーティングも行われた。尾崎社長は「いきなり大会の開催じゃなく、競技として確立していくことでFOBIの皆さんとは共通の理解をしている」と語り、パンクラスの地道な浸透を目指す考えだ。
 会見とセミナーの模様はインドネシアのテレビ局、ANTV、RCTI-TV等で8日には数回に渡り全国放送された。テレビ局のインタビューに石川は「インドネシアの選手と試合をする」と宣言したが、FOBIの大会開催のメドがたっていないため、尾崎社長は「仮に現地で試合をするとなれば地元のテレビ局・TPIの主催する大会になると思う」と話した。FOBIとTPIは特に対立はなく、尾崎社長は「うちは全方位外交なので、垣根を作るつもりはない」とも語っている。
 この表敬訪問の模様は、3月4日(火)26:35-放送の「格闘Xパンクラス」(テレビ東京)にて放送される。(井原芳徳)


インドネシア格闘技連盟と提携。菊田らが表敬訪問

▼ (2/5 up) パンクラスとインドネシア格闘技連盟(略称F.O.B.I.)はライセンス契約を結び、両団体の提携が正式に成立した。2月5日から9日まで、尾崎允実・パンクラス社長、菊田早苗と石川英司の2選手、梅木良則レフェリーがインドネシアを表敬訪問する。現地では両団体の代表によるトップ会談ならびに提携発表記者会見を行う予定だ。
 FOBIはインドネシアオリンピック委員会が認可するインドネシア初の総合格闘技連盟。活動内容はパンクラススタイルの競技普及、ジム開設、大会開催などで、設立は去年。提携の詳細は一行の帰国後に発表される。
 なお、既に地元のTPIというテレビ局が去年から独自に総合格闘技の興行を主催しているが(→関連記事)、パンクラスによるとはFOBIとTPIの大会は基本的には関係がなく、FOBIはまだ大会の開催はしていないという。(井原芳徳)

Last Update : 02/21

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