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(概要) [全日本キック] 12.14 タイ:小林聡の応援に行こう!ツアー参加者募集

▼ (10/25 up) 小林聡応援ツアーの参加者募集中。出発は12月12日(木)午前で、16日(月)朝に日本に帰国。トーナメントの観戦の他、市内観光も企画されている。参加費用は一人あたり\108,000-。

<お申し込み、お問い合わせ>
協同組合 東西ビジネス交流センター 担当:江口
Tel: 03-3780-1234 FAX: 03-3770-5115 メール: eguchi@tozaibiz.com

小林聡、「K-1よりも過酷なトーナメント」に出場

▼全日本キックの看板・小林聡が、タイ国ルンピニ−スタジアムで12月14日(土・現地時間)開催される「TOYOTAタイランド・ムエマラソン」に日本代表として出場することとなった。5階級8選手で争われるワンデートーナメントで、小林は一番重い63.5kg(140ポンド)級にエントリーされた。自動車メーカーのトヨタのタイ法人がスポンサーで、優勝で30万バーツ、準優勝で20万バーツの賞金が贈られる。
 小林の「対ムエタイ王者三連戦」の模様はタイの新聞・雑誌でも大きく報じられ、タイでは日本のNo.1キックボクサーとして高い評価を受けている。このことがルンピニ−スタジアムの有力プロモーターであるウィラット・ワチララタナウォン氏の目にとまり、オファーがかかったという。
 小林は10月4日、所属の藤原道場で記者会見を開き、「年の始めにルンピニーのチャンピオンに勝つと言った。こういうチャンスをいただいて感謝している。最後のチャンスと思ってぶつかる。優勝しなきゃ勝ちじゃないというつもりで頑張る」と決意表明した。

 トーナメント参加8選手は、タイの王者・上位ランカー選手4名と、欧米強豪選手3名、そして小林で決定している。出場候補選手には、小林と対戦経験のあるタイのサムゴー・ギャットモンテープ、フランスのジャン・スカボロスキー、昨年大会135ポンド級優勝のペットナムエーク・ソー・シリワットの名前が挙がっている。
 組合せは当日リング上のクジ引きで決められる。サムゴーへのリベンジについて小林は「自信があるかと言われれば無いけど、やられたからにはやり返したいという気持ちはある」と語り、「一回戦でやりたいか?」という問いには「すぐやりたい」と即答した。

 試合時間は3分3Rでインターバルは2分。肘打ちはあり。通常ムエタイの試合は5Rに向けて序々にペースが上がっていくが、トーナメントということで各選手とも最初から倒しにかかり、実際昨年は7試合中4試合がKO決着だったという。しかもK-1のように間に休憩やトーナメント以外の試合を挟まず、次から次へと試合がこなされていく。昨年の場合、優勝者が決まったのは開会式から僅か90分後。出場メンバーが強豪揃いであることも含め、小林が「K-1ワールドMAXよりも過酷なトーナメント」と語るのもうなずける。
 サムゴーの左ミドルで負傷した右腕もかなり回復しており、練習も再開。藤原敏男会長の要望で、11月17日の後楽園大会でヨーロッパ系の選手と1戦交えてからタイに乗り込む予定だ。藤原会長も小林のタイでの試合について「誰が見てもいい試合だったというような内容になれば、次々オファーがかかるようになる。内容の濃い試合やってもらえれば」と期待をかけた。(井原芳徳)

Last Update : 10/25

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