BoutReview
記事検索 by google
news

(告知) [シュートボクシング] 12.1 北京:散打との対抗戦は延期

▼ (12/2 up) 12月1日に開催が予定されていた日本のシュートボクシング(SB)と中国の散打の9対9の全面対抗戦「中国功夫−日本自由博撃争覇賽(じゆうはくげきそうはさい)」が延期となった。中国武術協会は11月27日付けでシュートボクシング協会にに正式に謝罪文書を送付。その文書によると、開催延期の理由について、中国の国家公安を含む上部機関から、今大会を開催する会場(中国工人体育館)の老朽化に対する指摘を受け開催許可が下りず、その後、別の会場を設定する時間が間に合わなかったためとされている。今回と相応のメンバーを9対9でという大規模な対抗戦に揃って出場させる事が出来るのは、早くて来年の3月頃になる。
 なお、今回出場を予定していた後藤龍治と宍戸大樹は、12月15日のSBオーストラリア大会に出場する。協会では現在ツアー参加者を募集中。詳細はシュートボクシング公式ウェブサイトを参照。

散打と9×9対抗戦。後藤&宍戸も出陣

▼ (11/8 up) 日本のシュートボクシング(SB)と中国の散打の9対9の全面対抗戦「中国功夫−日本自由博撃争覇賽(じゆうはくげきそうはさい)」が12月1日、中国北京の中国工人体育館で開催される。この大会は中国政府と中国国家体育総局が認定し、日中国交正常化30周年記念イベントとして行なわれる。SB協会は日本の散打普及を目指す提携団体として中国武術協会から正式認定されている。
 会場は1万人収容で、国営放送のCCTV(中国中央テレビ)を通して中国全土に3時間生中継される。散打は2008年の北京オリンピックの公開種目となる予定で、正式種目化を目指す中国武術協会はこの大会で散打をアピールしたい構えだ。
 既に10月16日にはシーザー武志・SB協会会長が北京を訪れ、CCTV、人民日報、新華社などを含む180名の記者の前で、中国政府関係者らと記者会見を開いている。
 日本から参加するのは下記の9選手。中国側も散打の王者クラスの選手が揃う予定だ。11月7日に都内で会見が行なわれ、後藤龍治は「日本の代表として恥ずかしくない試合をしたい」と意気込みを語った。

<男子>
52kg級 今井秀行(バンタム級)
55kg級 森谷吉博(スーパーバンタム級チャンピオン)
60kg級 及川知浩(スーパーフェザー級チャンピオン)
65kg級 宍戸大樹(スーパーライト級チャンピオン)
72kg級 後藤龍治(ミドル級1位)
80kg級 港 太郎(ヘビー級)
85kg級 伊賀弘治(ヘビー級3位)

<女子>
53kg級 ジェットイズミ(レディース級4位)
55kg級 大沼 慶子(レディース級1位)

 ルールは散打のルールを元に対抗戦向けにアレンジしたもので調整中。打つ・蹴る・投げるの基本的な部分は変わらないが、SBでは有効な肘打ち・膝での顔面打撃・関節技は禁止される。ラウンドは2分5Rで、試合場はリングを使う。
 対抗戦に先立ち、10月26日に北京で行なわれた散打大会に宍戸大樹と及川知浩が出場した。宍戸はマカオのムエタイの選手と戦ったため直接体験したわけではないが、散打の印象を「似て非なるもの」と表現し、「打ち合う技術というより、いかにパンチをもらわずに相手のバランスを崩すかというスタイル」だと語った。(井原芳徳)

観戦ツアー参加者募集

▼シュートボクシングの北京遠征を応援するツアーが開催される。コースは3日間コース68000円(税別)のほか2種類。申込締切は11月20日。お問い合わせは八方(やほう)企画まで。(Tel. 03-3205-7588 日曜休業/ E-Mail: yct@star.odn.ne.jp

Last Update : 12/02

[ Back (前の画面に戻る)]



TOPPAGE | NEWS | REPORT | CALENDAR | REVIEW | XX | EXpress | BBS | POLL | TOP10 | SHOP | STAFF

Copyright(c) 1997-2002 MuscleBrain's. All right reserved
BoutReviewに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
著作権はマッスルブレインズに属します。

編集部メールアドレス: ed@boutreview.com