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(前日会見) [ZST] 11.23 ディファ:ヤノタク、純朴なリトアニア人コンビを挑発

ZST "THE BATTLE FIELD『ZST』旗揚げ大会" 11月23日(土・祝)ディファ有明  [→掲示板・リングススレッド]

▼ (11/22 up) いよいよ明日に迫ったZST(ゼスト)の計量と記者会見が新宿のZST事務局で行なわれた(オーストラリアのサム・ネストのみ欠席)。
 小谷直之は「リングスの時は主に第1、2試合だったが、今回はメインを任されたので、メインらしい試合をしたい」と意気込みを語った。世界サンボ選手権01年3位のミンダウガス・ローリネイティスと対戦するが「足関節技に気をつける。サンボに無い技で勝ちたい」と語り、対するローリネイティスも「ビデオを見て小谷は手ごわい相手ということをわかっている。戦術はバッチリさ」と自信を見せた。
 セミファイナルでは矢野卓見と今成正和の「チーム・イリホリ」がタッグマッチに挑む。会見では矢野がリングス・リトアニア組を見て「凶悪そう」と挑発。これは矢野流のジョークかと思われるが、矢野の独特のキャラクターを知るはずもないリトアニアのレミギウス・モリカビュチスは「相手を外見で判断するのはどうかと思う」と真面目に反論し、出席者の笑いを誘っていた。試合でもイリホリが変則的な技を多発しそうだが、純朴なリトアニア組がそれにどう対処するかが見物だ。(井原芳徳)
(写真:タッグルールに出場する4人。どう見てもイリホリ組の方が凶悪そうなのだが…)

開場は16時。ジェネシスバウトも見逃せない

▼ (11/22 up) 開場時刻の16時の直後から、アマチュアによるジェネシスバウトが行なわれるが、関係者一押しは第1試合に登場するアメリカ人のローランド・ファビレ。ヘンゾ・グレイシー道場に4年在籍をしていた選手ということで、プロ顔負けのグラウンドテクニックを持つという。ZSTをマニアックに楽しみたいファンは、16時から入場するのがおすすめだ。

ラウンドガール4名が決定

▼ (11/20 up) ZSTのラウンドガール4名が発表された。8日オーディションが開催され、日置幸輝・ZST代表、和田良覚レフェリーらが審査を行なった。写真は左から安田樹里さん、郷内(ごうない)妙子さん、堀江美希さん(もう一人の森由理香さんのみ写真はございません。ご了承下さい)。オーディションではルックスだけでなくキャラクターや向上心も重視され、選ばれた4人は個性派揃い。試合のインターバルはもちろん、他の場面でも大会を彩ってくれることだろう。

前座戦「ジェネシスバウト」4試合が決定

▼ (11/20 up) 若手選手の育成を目的とした前座戦「ジェネシスバウト」4試合が決定した。詳細は下記カード一覧参照。開始は開場の16:00の直後を予定している。

リングス・リトアニアから若手3強豪が参戦

▼ (11/18 up) 全6カードが決定した。リングス・リトアニアから3選手が参戦し、メインとセミに登場する。リングス・リトアニアは11月9日に現地で自主興行を開催し、8000人もの観衆を集めた。選手も着実に育成が進んでおり、今回参戦する3人もなかなかの実力者のようだ。
 メインイベンターを務める小谷直之は、世界サンボ選手権01年3位のミンダウガス・ローリネイティスと対戦。今成正和と矢野卓見は、タッグルールでレミギウス・モリカビュチスとミンダウガス・スタンコスと激突する。モリカビュチスはリトアニア・ムエタイトーナメント2年連続優勝者で、学生時代にはサンボJr選手権でも2年連続優勝している。スタンコスはリトアニア・サンボ選手権を二連覇し、昨年はリトアニアで行なわれたバーリ・トゥードトーナメントで優勝している。3選手とも日本では無名だが実績では申し分なし。伸び盛りの20代前半ということもあり、小谷・矢野・今成は油断を許されない試合となるだろう。
 なお、今成と矢野のコンビ名は、二人の元師匠の名前を思い起こさせる「チーム・イリホリ」に決定している。

多彩なジャンルから参戦。KoK版タッグマッチも実現

▼ (10/19 up) ZST旗揚げ大会の一部カードが決定した。シュートボクシング、サンボ、プロレス等、多彩なジャンルから個性的な面々が参戦する。
 レスリング94年ワールドカップ出場の強豪・小野瀬哲也は、U-FILEの佐々木恭介との対戦が決定。所英男は、元シュートボクシングスーパーライト級3位の坪井淳浩を迎え撃つ。坪井は第1回コンバットレスリング・セントラルオープン69kg級では3位にも輝いており、今回が総合デビュー。SKアブソリュートのリーダーでサンボ四段の松本天心(てんしん)の参戦も決定。KAIENTAI-DOJO所属のプロレスラーで合気拳法経験者の真霜拳號(ましも・けんご)との異色対決が実現する。ちなみに松本はリングスとはヴォルク・ハンやアンドレイ・コピィロフの来日時にスパーリングパートナーを務めていた縁もある。
 また、リングスの世界ネットワークからも選手の参戦が決定。オーストラリアからは、リングス最終興行で滑川康仁に勝利した強豪・サム・ネストが再来日し、A-3の園田隆と対戦する。小谷直之の相手も、リングス・リトアニアの選手が内定している。
 なお、「KoK版タッグマッチ」も行なわれることが決まり、矢野卓見と今成正和がタッグを組むこととなった。相手は未定だが、面白い試合となることは間違いなさそうだ。
 他にも第1試合の前には若手選手の育成を目的とした「GENESIS BOUT(ジェネシス・バウト)」が行なわれる。高阪剛率いるチームアライアンスG-スクエアから、宮川博孝の出場が予定されている。(井原芳徳)

レスリングW杯出場日本人が参戦

▼ (9/30 up) レスリング94年ワールドカップ・フリー74kg出場の強豪・小野瀬哲也(写真)のZST参戦が決定した。小野瀬は茨城県出身の30歳。レスリングで高校二冠王(インターハイ、国体)に輝き、大学時代には新人戦でフリー、グレコ合わせて「四冠王」を達成。天皇杯(全日本選手権)でも優勝しているエリートだ。現在は平直行率いる「ストライプル」に所属し、柔術のみではなく打撃練習にも力を入れている。小野瀬はZSTホームページ上での出場者募集にいち早く応募。事務局と平氏の話し合いの結果、出場することとなった。対戦相手については未定。体重が79kgなので、ミドル級での試合が予想される。
 ZST事務局では今後も出場者募集を続ける。資格は格闘技経験があり、なおかつその道の有段者またはトップ選手であること。申し込みは下記事項を明記し、上半身裸の写真を添付し事務局まで送付を。

<記入事項> 1.氏名 2.住所 3.電話番号 4.年齢 5.職業または所属ジム 6.メールアドレス 7.身長/体重 8.格闘技歴 9.自己アピール
<宛て先>〒160-0023 東京都新宿区西新宿3-1-2 廣川ビル4F 『ZST』事務局 出場者募集係

シュートボクシングが参加表明

▼ (9/30 up) 9月22日のシュートボクシング後楽園大会の終了後、シーザー武志・SB協会会長と日置幸輝・ZST代表の間で話し合いが持たれ、新たにSBがZST協力団体に参加することが決定した。シーザー会長は「私に出来る事があれば協力します」とコメント。過去シュートボクシングからは緒形健一と前田辰也がリングスマットに上がり、KOKルールにて試合をしている。

リングスKOKルールを基軸にした大会旗揚げ

▼ (9/13 up) 今年2月に活動休止したリングスの、KOKルールを基軸にした大会「ZST(ゼスト)」が、11月23日(土)ディファ有明でスタートする。大会に前田日明・リングス代表が関わることはないが、ZST代表の日置幸輝氏を除けば、広報は元リングス広報の上原譲氏、レフェリーは和田良覚氏、メディカルアドバイザーは東京警察病院の野呂田秀夫氏と、休止直前のリングス関係者がスタッフを務める。また主催者にはTBSラジオが名を連ねている。
 「ZST」は造語だが、基本になっている「ZEST」という英語には「興味」や「魅きつけていく」という意味がある。11日に行なわれた会見によると、大会は「入門者からコアなファンまで楽しめる、シンプルイズザベストな大会(日置代表)」が基本コンセプト。重量級の試合もあるが、中軽量級の選手に戦う機会を与えることも目的の一つで、出場決定選手は小谷直之(ロデオスタイル)、所英男(チームPOD)、矢野卓見(烏合会)、今成正和(TEAM ROKEN)と、リングスの中軽量級をにぎわした選手が中心だ。協力・参加ジムは上記の選手の所属ジム以外に、ストライプル、チームアライアンスG-スクエア、パルテノン、SKアブソリュート、STAND、U-FILE-CAMP、WKネットワーク(五十音順)が決定。元リングスジャパン勢にも「もし可能であれば参戦して頂きたい」と上原広報は会見で語っている。
 なお、前田日明・リングス代表からは、リングス・ネットワーク外国人選手の参戦の許可を得ているが、上原広報は「現段階では、前田代表が関わることはありません」と明言。「日置代表とは別に、私自身個人的にアドバイスを頂く事はあると思います。これからも連絡を取り合っていきますが、『ZST』に前田代表が関わることはありません」としている。また、野呂田ドクターは前田代表の近況について「先週も会って話をしましたが、プロレスに関して前田日明は参戦しません。あれ(一部の新聞報道)は事実無根だと本人から話を聞いています」と語っている。
 ZSTは3ヶ月に1回の興行を予定し、来年2、5月にディファ有明で行なうことが決まっている。

ZST "THE BATTLE FIELD『ZST』旗揚げ大会"
2002年11月23日(土・祝)東京・ディファ有明
主催・ZST事務局,TBSラジオ
開場&ジェネシスバウト開始・16:00  本戦開始・17:00


メインイベント ライト級(-70kg) 5分2R
小谷直之(ロデオスタイル)
ミンダウガス・ローリネイティス[Mindaugas Laurinatis](リングス・リトアニア)

セミファイナル ライト級(-70kg) タッグマッチルール 3本勝負 10分2R
矢野卓見(鳥合会)&今成正和(TEAM ROKEN)
レミギウス・モリカビュチス[Remigijus Morkevicius]&ミンダウガス・スタンコス[Mindaugas Stankus](リングス・リトアニア)

第4試合 クルーザー級(-90kg) 5分2R
サム・ネスト(リングス・オーストラリア)
園田 隆(A-3)

第3試合 ライトヘビー級(-85kg) 5分2R
松本天心(SKアブソリュート)
真霜拳號(KAIENTAI-DOJO)

第2試合 ライト級(-70kg) 5分2R
所 英男(チームPOD)
坪井淳浩(フリー)

第1試合 ミドル級(-80kg) 5分2R
佐々木恭介(U-FILE CAMP.com)
小野瀬哲也(ストライプル)

<ジェネシスバウト>

第4試合 フェザー級 5分1R
宮川博孝(チームアライアンス・G-スクエア)
山田泰範(ピロクテテス新潟)

第3試合 ライトヘビー級 5分1R
篁 真一郎(BCG)
花田 和弘(フリー)

第2試合 ライトヘビー級 5分1R
長井憲治(V-CROSS)
今釜悠介(禅道会横浜道場)

第1試合 ライト級 5分1R
ローランド・ファビレ(米国/フリー)
堀 友彦(フリー)


<入場料金> ※当日購入は、一律1000円増し
VIP(最前列/ドリンク付き) 12,000円
SRS(2列目) 8,000円
S席 6,000円
A席 4,000円
自由席 3,000円

<発売日>
9月28日(土)午前10時より発売開始

<発売場所>
チケットぴあ 03-5237-9999
チケットぴあ Pコード予約 03-5237-9966(Pコード:505-483)
ローソンチケット 03-5537-9999
ローソンチケット Lコード予約 03-3569-9900 (Lコード:38880)
後楽園ホール 03-5800-9999
書泉ブックマート 03-3294-0011
ビデオショップ・チャンピオン 03-3221-6237

<お問い合せ>
ZST事務局 info@zst.jp


・ZSTルール概要

【試合時間】  
5分2R インターバル2分 (ジャッジによる判定がつかない場合、延長5分1ラウンドあり)

【階級】  
アブソリュート級  無差別級
スーパーヘビー級  100kg以上
ヘビー級  90kg以上100kg未満
クルーザー級  85kg以上90kg未満
ライトヘビー級  80kg以上85kg未満
ミドル級  75kg以上80kg未満
ウェルター級  70kg以上75kg未満
ライト級  65kg以上70kg未満
フェザー級  60kg以上65kg未満
バンタム級  60kg未満

【勝敗の決定】  
タップアウト/ノックアウト/テクニカルノックアウト/ファウルによる失格

【判定】
判定はジャッジ3名で行う。2ラウンド終了後、ジャッジ2名以上の優劣の指示を得たものを勝者とし他を敗者とする。ジャッジ2名以上による優劣の指示が得られない場合は延長1ラウンドを行う。

Last Update : 11/22

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