(全カード) [THE BEST] 10.20 有明:松井、今村、久松が急遽参戦!
DSE "MMA THE BEST Vol.3" 10月20日(日) 東京・ディファ有明
▼ (10/18 up) THE BESTディファ有明大会の全対戦カードが決定したが、当初発表のカードも大幅に変更となっている。 まず島田裕二プロデュースの試合では、モンゴルの2選手(モンゴル300、オドフー)がビザの都合により来日不可能となった。DJニラについても島田氏は「モンゴル300選手との対戦以外では闘う意味を持たないため、不参加となりました」と発表している。オドフーと対戦予定だったアングロサクソン大場は、リトアニアのケツティス・スミルノバスと対戦。スミルノバスはサンボヨーロッパ選手権王者で、昨年リングス・リトアニア大会に出場し、横井宏考に判定負けしている選手。また、追加カードとして今村雄介(高田道場) vs. 韓秦潤(韓国/誠ジム)も発表されている。韓はパンクラスにも参戦経験のある選手。 一方川崎“ブッカーK”浩市プロデュースでは、カール・コンティニー vs. フロイド・スウォードが中止。江宗勲は対戦相手が決まらず欠場。グッドリッジの弟子のデメトリアス・ジョウラコスと対戦予定だった高瀬大樹も欠場し、1週間前のDEMOLITIONに出場したばかりの久松勇二がジョウラコスと対戦する。また、メインには松井大二郎が急遽出陣し、ローリー・シンガー(米国/ハードコア・ジム)と対戦する。シンガーはハイスクール時代にアマチュアボクシング、レスリンングを学び、それ以外にもテコンドー、剛柔流空手、カリを経験。01年11月に行われたVT大会・Pride and Honorのラドウィン・ストリドン戦でデビューし、三角絞めで勝利している。 他にもフューチャーファイト3試合が発表されている。
本格派・川崎×異色派・島田のプロデュース合戦!
▼ (10/3 up) DSEは3日、都内の同社事務所で記者会見を行なった。既報どおり、今回のBESTは“ブッカーK”こと川崎浩市氏(写真右)と、島田裕二・PRIDEルールディレクター(写真左)のプロデュース合戦がテーマで、各々がマッチメイクした4〜5試合が発表された。
<川崎浩市プロデュース> 高瀬大樹(日本/和術慧舟會/76kg) デメトリアス・ジョウラコス(米国/ゲーリー・グッドリッジ&ポール・ミハス/84kg)
光岡映二(日本/RJW/Central/78kg) スコット・ビルズ(米国/チーム・コルデイロ/77kg)
カール・コンティニー(米国/格闘探偵団バトラーツ/95kg) フロイド・スウォード(米国/チーム・コルデイロ/93kg)
岡見勇信(日本/和術慧舟會/82kg) スティーブ・ホワイト(米国/チーム・ワイルドマン・バーリ・トゥード)
江宗勲(日本/和術慧舟會/95kg) 対戦相手未定
川崎氏のテーマは「ジャパン対キング・オブ・ザ・ケイジ(KOTC)」。日本側はBESTでお馴染みの高瀬大樹、江宗勲、光岡映二、前回フューチャーファイトで勝利した岡見勇信といったWK勢、さらに日本のプロレス団体・バトラーツで活躍するカール・コンティニー(カール・マレンコ)の連合軍だ。江と光岡はKOTCに参戦経験があり、コンティニーは今回の相手のフロイド・スウォードとKOTCで戦う計画が過去にあったという。KOTC軍は江に判定勝ちしたことのあるスウォードをはじめ実力者揃い。高瀬と対するデメトリアス・ジョウラコスは川崎氏によるとヴァンダレイ・シウバを彷佛とさせるアグレッシブなファイターで、光岡と対戦するスコット・ビルズもアメリカの各種大会に積極的に上がっている選手だという。
<島田裕二プロデュース> ジャイアント落合(日本/怪獣王国/130kg) 金 宗王(韓国/誠ジム/108kg)
アングロサクソン大場(日本/AODC/86kg) バドジャルガル・オドフー(モンゴル/モンゴリアン・トップチーム/105kg)
モンゴル300(モンゴル/チーム魔法人/62kg) DJニラ(出身地不明/KAIENTAI DOJO/69kg)
シュエ・ドュー・ウォン(ミャンマー/ムエカッチャ(ミャンマー拳法)/75kg) アジ・スツーロ(インドネシア/ペンチャック・シラット(インドネシア拳法)/71kg)
本格的な試合が期待できそうな川崎プロデュースに対し、島田プロデュースは韓国、モンゴル、ミャンマー、インドネシアなどから謎のファイターが多数集結。テーマは「『格闘技ワールドカップ』といきたかったんですが、そうもいかずに『格闘技アジアカップ』になりました(島田氏)」とのことで、初期UFCを思い出させる異種格闘技戦的なカードが揃った。ジャイアント落合、金宗王、アングロサクソン大場はBEST出場経験のある選手だが、他はフジテレビの『SRS』のモンゴル特集で紹介されたモンゴル相撲の選手とカンフー五段(本人談)の怪人、出身地不明のプロレスラー・DJニラ、『素手で行なうムエタイ』と呼ばれるミャンマー拳法・ムエカッチャの使い手、インドネシア拳法の達人とバラエティに富んでいる。ちなみに、モンゴル相撲の選手の所属名の「モンゴリアン・トップチーム」だが、島田氏は「他にも選手が4、5名いる」とコメントしている。
もちろん、この大会の本旨は未来のPRIDE選手の発掘であり、PRIDEに出場できるかどうかは選手個々の頑張りにかかっている。DSEの森下直人社長(写真中央)も実力と内容次第で今回の出場選手を11月のPRIDE.23東京ドーム大会に抜てきする可能性があると話した。プロデュース合戦というテーマが、試合内容に良い効果をもたらすことを期待したい。(井原芳徳)
ドリームステージエンターテインメント "MMA THE BEST Vol.3" 2002年10月20日(日) 東京・ディファ有明 開場・15:00 開始・16:00
【川崎プロデュース】 第8試合 松井大二郎(日本/高田道場/90kg) ローリー・シンガー(米国/ハードコア・ジム/90kg)
第7試合 久松勇二(日本/タイガープレイス/83kg) デメトリアス・ジョウラコス(カナダ/チーム・ゴウリキ/83kg)
第6試合 光岡映二(日本/RJW/Central/78kg) スコット・ビルズ(米国/チーム・コルデイロ/77kg)
第5試合 岡見勇信(日本/和術慧舟會/82kg) スティーブ・ホワイト(米国/チーム・ワイルドマン・バーリ・トゥード/79kg)
【島田プロデュース】 第4試合 アングロサクソン大場(日本/AODC/86kg) ケツティス・スミルノバス(リトアニア/リトアニア・ブシドウ/90kg)
第3試合 今村雄介(日本/高田道場/100kg) 韓秦潤(韓国/誠ジム/98kg)
第2試合 シュエ・ドュー・ウォン(ミャンマー/ムエカッチャ(ミャンマー拳法)/75kg) アジ・スツーロ(インドネシア/ペンチャック・シラット(インドネシア拳法)/71kg)
第1試合 ジャイアント落合(日本/怪獣王国/130kg) 金 宗王(韓国/誠ジム/108kg)
【フューチャー・ファイト】 第3試合 似田貝 旭(A-3/80kg) 佐々木恭介(U-FILE-CAMP.com/83kg)
第2試合 宮本優太朗(東京元気大学/80kg) 鬼木貴典(Team-Roken/85kg)
第1試合 篁真一郎(BCG/80kg) To go(怪獣王国/81kg)
■入場料金 PRIDE Official CLUB GOLD 会員 2000円 (会員1名につき同伴者3名まで購入可能) 一般入場料金 6000円
■チケット発売所 ドリームステージ 03-5775-5700 PRIDEオフィシャルサイト チケットぴあ 03-5237-9999 03-5237-9977(スポーツ専用) 03-5237-9966<Pコード=594-700> ローソンチケット 0570-00-09033<Lコード=31020> 0570-00-04033 グレートアントニオ 03-3219-9550
■テレビ放映/スカイパーフェクTVにてPPV 1500円(生中継+再放送あり) ■お問い合わせ/ドリームステージエンターテインメント 03-5775-5700
Last Update : 10/18
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