(カード) [K-1] 10.5 さいたま:ホースト×サップ、正式決定
K-1 "アルゼ K-1 WORLD GP 2002 開幕戦" 10月5日(土) さいたまスーパーアリーナ
▼ (10/1 up) 調整中だったアーネスト・ホースト vs. ボブ・サップが9月30日正式決定した。K-1はホーストの談話を次の通り発表している。
ホースト「出場の連絡が遅れた事で、一部のマスコミ報道で私が『サップから逃げている』と言う発表が流れているが、それは全くの考え違いだ! 即刻訂正して欲しい。確かに、ベスト8ファイターならまだしも、K-1では全く実績のないサップと当てられて正直不満は持っている。しかし、私はスリータイムスチャンピオンだ、アマチュア同然のサップに私が逃げる訳がない。彼は私に『逃げるな』と言っているそうだが、そこまで言うのだったらアマチュアの挑戦を受けてやろうじゃないか。また、私と戦った後ですぐにプロレスに出場するそうだが、そんな甘い考えは辞めたほうがいい。私と戦った後でプロレスに出られる訳がない。私が本当のK-1ファイターの戦いをサップに教えてやる」
サップ参戦でカード大幅変更。ミルコは負傷欠場
▼ (9/24 up) ワールドGP開幕戦の全カードが24日、都内での記者会見で発表された。K-1やPRIDEマットで猛威を振るうボブ・サップの緊急参戦の影響を受け、当初発表の組み合わせが大幅に変更されている。 サップの相手はアーネスト・ホーストで調整がなされている。石井和義プロデューサーによると、当初ホーストはサップ戦を受ける構えだったが、どこかから日曜の大阪大会でのサップ vs. アビディの試合内容の話を聞き付けると、「考えさせてくれ」と態度を硬化しだしたという。ボスジムのヨハン・ボス会長が出張中であることを理由に、石井プロデューサーは会見翌日の25日に最終決定するとした。だが、既にK-1側はホーストが当初戦う予定だったアレクセイ・イグナショフの相手をステファン・レコとし、残りの全選手の組合せも確定。事実上ホーストはサップ戦から逃げられない状況にある。 イグナショフ vs. レコが決まったため、レコと最初対戦予定だったマーティン・ホルムの相手が、対戦相手の決まっていなかったレイ・セフォーに変更された。同じく相手の決まっていなかったセーム・シュルトとマイケル・マクドナルドはそのまま対戦が決定。 唯一残ったミルコ・クロコップだが、椎間板ヘルニアにより長期欠場することとなってしまった。ミルコはここ1年間で総合を含め9試合をこなし疲労がピークに達していた。石井プロデューサーによると、8月のDynamite!の桜庭戦もヘルニアの影響でギリギリまで出場が危ぶまれていたという。ミルコは3月の名古屋大会で昨年GP覇者のハントに勝利し、GPでの活躍が期待されていただけに、総合での活躍のツケがこのような形で回って来たとすれば実に残念である。 また、11日のフランシスコ・フィリオの欠場の発表を受け、新たにエントリーされた世界最終予選ラスベガス大会準優勝のパベル・マイヤーだが、ラスベガス大会での負傷が癒えずこちらも欠場することに。そのためフィリオの推薦で、同じ極真のグラウベ・フェイトーザが急遽参戦し、ピーター・アーツと対戦することとなった。 結局予定どおり行なわれるのはジェロム・レ・バンナ vs. ゲーリー・グッドリッジ、日曜の大阪大会でトム・エリクソンに勝利したマイク・ベルナルド vs. マーク・ハントの2試合のみとなった。(井原芳徳)
【会見に出席した選手のコメント】 サップ「野獣はいつもハングリーだ。脂肪の無いおいしい牛タン(=ホースト)をいただくよ!」 ベルナルド「(ジムが長年いたスティーブスジムからレオナルドジムに変わり)初心に戻り、変えなければいけない部分を改良して、“ニュー・ベルナルド”をお見せします」 セフォー「トーナメントに照準を合わせて練習を積んで来た。ベストを尽す」 フェイトーザ「無いと思っていたチャンスがやってきた。極真の看板に恥じないよう全力で戦う」
ホースト×イグナショフ等決定。フィリォは欠場
▼ (9/11 up) グランプリ開幕戦のカードとして、次の4試合が新たに決定した。春に膝を手術したフランシスコ・フィリオは調整が間に合わず欠場が決定。8月の世界最終予選ラスベガス大会準優勝のパベル・マイヤーが新たにエントリーされている。残りのミルコ・クロコップ、レイ・セフォー、セーム・シュルト、マイケル・マクドナルドの組合せは後日発表される。
ピーター・アーツ(オランダ/メジロジム) パベル・マイヤー(チェコ/ハヌマンジム) ステファン・レコ(ドイツ/ゴールデングローリー) マーティン・ホルム(スウェーデン/フリー) アーネスト・ホースト(オランダ/ボスジム) アレクセイ・イグナショフ(ベラルーシ/チヌックジム) マーク・ハント(ニュージーランド/リバプール・キックボクシングジム) ※9月22日大阪大会でのマイク・ベルナルド vs. トム・エリクソンの勝者
<出場予定選手> ミルコ・クロコップ、レイ・セフォー、セーム・シュルト、マイケル・マクドナルド
バンナ×グッドリッジ決定
▼ (9/6 up) 開幕戦は全7試合行われ、開幕戦の勝者7名+9月22日 K-1JAPAN GP王者の計8名が12月7日、東京ドームで行われる「K-1 WORLD GP2002 決勝戦」に出場する。 そのうち1試合、ジェロム・レ・バンナ vs. ゲーリー・グッドリッジが早くも決定した。バンナは先日のDynamite!でPRIDEのドン・フライを、グッドリッジはK-1のマイク・ベルナルドとロイド・ヴァン・ダムをそれぞれ下しており、弔い合戦としての意味合いもある。主催者が発表した両者のコメントはこちら。
【バンナのコメント】 「ゲーリーはラスベガスでマイクを倒したそうだが、それはK-1にとっては屈辱的なことだ。 オレはマスター・イシイのために、K-1を守るためにもゲーリーを殴って、殴って1RでKOしてやる。今、K-1だけでなく、柔術の練習も週3回やっているんだ。今年はK-1王者になって、ヤスダでも誰でもやってやる」
【グッドリッジのコメント】 「開幕戦ではジェロムやハントなどのトップファイターと闘ってオレの強さをさらに証明したいと思っていた。そこへ殴り合いの好きなジェロムを当ててくれたことに感謝しているよ。PRIDEの門番として、ジェロムを倒してやる。ジェロムに言っておきたいのは、ドン・フライとオレが同じ総合ファイターと思っていたら痛い目にあうということだ。オレはフライと違って、どんな試合でも相手を殴り倒すことだけを考えて試合をしているからな」
K-1 "アルゼ K-1 WORLD GP 2002 開幕戦" 2002年10月5日(土) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ 開場・15:30 開始・17:00
第7試合 アーネスト・ホースト(オランダ/ボスジム) ボブ・サップ(米国/モーリス・スミス・キックボクシングセンター)
第6試合 ジェロム・レ・バンナ(フランス/ボーアボエル&トサジム) ゲーリー・グッドリッジ(トリニダード・トバゴ/フリー)
第5試合 セーム・シュルト(オランダ/ゴールデン・グローリー) マイケル・マクドナルド(米国/チーム・アンディ)
第4試合 アレクセイ・イグナショフ(ベラルーシ/チヌックジム) ステファン・レコ(ドイツ/ゴールデン・グローリー)
第3試合 ピーター・アーツ(オランダ/メジロジム) グラウベ・フェイトーザ(ブラジル/極真会館) 第2試合 レイ・セフォー(ニュージーランド/アメリカン・プレゼント・ボクシングジム マーティン・ホルム(スウェーデン/ヴァレンテュナ・ボクシング・キャンプ)
第1試合 マーク・ハント(ニュージーランド/リバプール・キックボクシングジム) マイク・ベルナルド(南アフリカ/レオナルドジム)
◆会場へのアクセス JR京浜東北線・宇都宮線・高崎線「さいたま新都心駅」下車2分 または JR埼京線「北与野駅」下車7分
◆入場料金 : SRS席(スペシャルリングサイド):\32,000- RS席(ロイヤルシート):\22,000- S席:\10,000- A席:\6,000-
◆チケット販売窓口 :
・9月7日(土)10:00AM〜 チケットぴあ 【特電】TEL:0570-00-0091[携帯・PHS不可] ローソンチケット 【特電】TEL:03-3569-9655 CNプレイガイド 【特電】TEL:03-5802-9933 キョードー東京 【特電】TEL:03-3498-9966 e+(イープラス) サンクス 店頭販売のみ
・9月8日(日)10:00AM〜 チケットぴあ TEL:03-5237-9999 TEL:03-5237-9977(スポーツ専用) ローソンチケット TEL:03-3569-9900[Lコード:32330] CNプレイガイド TEL:03-5802-9999 キョードー東京 TEL:03-3498-9999 e+(イープラス) サンクス 店頭販売のみ
◆チケットに関するお問い合わせ先:株式会社キョ−ドー東京(TEL:03-3498-9999) ◆大会に関するお問い合わせ先:株式会社K−1(TEL 03-3796-2977)
Last Update : 10/01
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