>娯楽は見方に依るもので、競技というのは本質的なことだということですか?
おおむね、そういう事だと私は考えています。
>しかし「楽しむ」というのは競技性ではなく娯楽性に関する表現ではないでしょうか?
>つまり競技をただ見ているだけではなく見て「楽しむ」時、そこにはやはり娯楽性があるということです。
それは、競技から娯楽が発生しているのではなく、あくまでも
観ている側が、娯楽を発生させているのだと私は思います。
マイノリティな視点で語ってもいいのなら、どんなにつまらなさそうな事象においても、
それを楽しめる人はいるものですが、それを娯楽とは呼べないと思います。
>「対立」し「同じものではない」概念同士が何故互いに相手の姿に化けあうのでしょうか。
私の持論ですが、観る(見る)側の感じ方の違いがあるからでしょう。
>「アリ以降のプロボクシングは娯楽性が増したかわりに競技性が減った」
これは断じて否です。
何故なら、確かに試合前のパフォーマンスや露出は増えていますが、
ボクシングとしての競技的なルールが変わっていないからです。
「試合は競技性の高いまま、試合以外の所で娯楽的な要素が加わった」
私なら、こう答えます。
亀田やサップの場合は、競技性も低いと言えますけど(笑) |
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