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ラビット関インタビュー
1998.12.26 後楽園ホール控え室

 「未だ若いんだから」と、控え室でグローブを外しながら、同じジムの先輩山口元気(手前)に慰められるラビット関(奥)。



関:最初のローキックでもう呑まれちゃいましたね。ミドル蹴っても、もう蹴った気がしないんですよ。一発目のローで「もう駄目だ」とか思っちゃって。

Q:パンチはどうでしたか?。

関:パンチはそんな・・でもないですけど、ローが・・重かったです。

Q:これまで受けたローの中でも、やっぱり1番でしたか?。

関:電流が走る感じなんです。で、もう足払いが3回くらい喰らって、もう駄目だとか思っちゃいましたね、はい。

Q:国際戦、まあ外国人相手の試合ってのはまあ何れくらい?。

関:去年タイで。

Q:2回目ですか

関:2回目です。

Q:自分で組み立ててたのは前蹴りと、膝?。

関:パンチできたら肘、やろうとしたんですけど。呑まれちゃって。

Q:途中あの、テンカオ、右膝をだしてましたが。

関:レベルが違いますね、もう。

Q:研究って言うのは?。

関:前蹴り、で入ってきたらテンカオ狙ってたんですけど。恥ずかしいです。

Q:今、ダメージって言うのはどうです?。

関:ダメージは、もう・・・もってかれるって感じで、はい。

Q:何時もの自分の戦い方って言うか、ローが中心で組立て行くのが多いと思うんですけど。それを逆にやられてしまったって事に関してはどうですか?。

関:なんとも、思わないです。早く来るとは思ったんですけど、早くて、見えるんですけどカットが間に合わないんですよ、はい。

Q:再戦って言うか?。

関:再戦・・は、また同じ結果ですよ。

Q:今後どうですか、まあ、いきなり再戦って言うのもあれですが?。

関:前回変な試合やっちゃったんで、それで今日は頑張ろうと思ったんですけど。ちょっと、すいません。折角見に来てくれた人に悪い事して・・・・、申訳ないです、はい。

Q:あの涙はやっぱり悔しくて?。

関:そうです。

Q:試合して悔しいって言うのは、こう言う形で終わってしまったんですけど。これまでよりも悔しかった?。

関:はい。

Q:次は1月決まってますけども。

関:はい。自信がないって言うか、もう自信がなくなってますね。もう勝てる気がしないです、はい。

Q:気持的な問題?。

関:はい。次は松下・・も気合い入れてくると思うんで、はい。本当は気持切り替えて行かなきゃいけないんですけど。

Q:1年ぶりになるんですね?。

関:はい。

 「行けそうだと思ったんですけど」
Q:今まで結構強気だったじゃないですか?、あれは強がってた所があったんですか?。

関:ビデオみて楽勝って言うか、楽勝とまでは行かないけど、これなら行けそうだなとか思ったんですけど。実際にやったらもう・・・。

Q:立ち直れそうですか?。

関:頑張って、はい。

Q:調子が戻らないって言うのは土屋戦の頃から?。

関:土屋戦終わってなんかもう、やる気がなんか、はい。

Q:まあ土屋戦で、それを刺激に、まあ貝沼選手もそうなんですけど、関選手を狙うって言うか、そう言う風な中心になってしまったって言う事に関しては?。

関:そうですね、昔はもう逆で。自分がもう下なんで、もう全部思いっ切り力出し切ろうと、だったんですけど。何か最近守りに入っちゃって、はい。試合中も何か考えちゃうんですよ。昔は考えずにボンボン、どうせ通用しないだろうって感じでガンガン行ったんで。

Q:1月試合あるんですけど、これからまた気持切替えて?。

関:はい。

Q:どうやって?。

関:時がたてば(苦笑)。何とか。なんか2月も、何かあるらしいんで試合が(笑)。


収録・写真・構成:渡辺


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