ROAD TO UFC 6.9 シンガポール(レポ):松嶋こよみ、コリアンゾンビの弟子との死闘の末判定勝ち。風間敏臣、柔術駆使し判定勝ち。佐須啓祐&鹿志村仁之介は初戦敗退。19歳の内田タケル、次につながる1R勝利
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ROAD TO UFC Episode 1 & 2(トーナメント一回戦初日)
2022年6月9日(木)シンガポール・インドアスタジアム
レポート:井原芳徳
UFCとの契約をアジア人選手が争うトーナメント「ROAD TO UFC(RTU)」が6月9日(木)と10日(金)、シンガポールで開幕した。4階級・各階級8選手が参加。6月は1回戦が行われ、準決勝は9月か10月、決勝は12月に行われる予定だ。
日本からはフライ級に堀内佑馬、バンタム級に風間敏臣、中村倫也、野瀬翔平、フェザー級に佐須啓祐[SASUKE]、松嶋こよみ、ライト級に鹿志村仁之介がエントリー。トーナメント以外の試合にはフライ級の内田タケルも出場する。初日のエピソード1 & 2には松嶋、風間、佐須、鹿志村、内田の5選手が登場した。
なお、2日目に登場予定だったライト級の宇佐美正パトリックは前日計量前に脱水症状を起こしたため入院し失格となった。堀内、中村、野瀬は計量をクリアしている。
大会前の日本勢紹介&インタビュー記事
ONEから移籍の松嶋こよみ、コリアンゾンビの弟子との死闘の末判定勝ち
フェザー級 5分3R
×ホン・ジュニョン[Hong JunYoung](韓国)
○松嶋こよみ(パンクラスイズム横浜)
判定1-2 (29-28/27-30/27-30)
松嶋は子供時代から極真空手、レスリング等を学び、15年に修斗でプロデビューしその年の新人王に。16~18年はパンクラスに上がり、牛久絢太郎、カイル・アグオンにも勝利し王座戦線で活躍。18年9月から上がったONEでは3勝2敗。19年8月にマーティン・ニューイェンのフェザー級王座に挑戦したが2R TKO負け。20年12月のゲイリー・トノン戦で判定負けして以来1年半ぶりの試合となる。
大会前のインタビューで「トノン戦では相手を大きく見過ぎて、相手への対処に自分の時間を使いすぎました」「今回は自分をどう出すか意識して練習しています」と話しており、今回はアグレッシブな試合を繰り広げる。対するジュニョンはMMA 18戦11勝6敗1分の31歳。コリアンゾンビMMA所属で、先輩のコリアンゾンビことジョン・チャンソン同様のタフさで松嶋を手こずらせることに。

SINGAPORE, SINGAPORE – JUNE 08: Koyomi Matsushima of Japan poses on the scale during the Road to UFC weigh-in at the Mandarin Oriental hotel on June 08, 2022 in Singapore. (Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)
1R、松嶋はスイッチを繰り返し、組んでテイクダウンを狙うが、ジュニョンは防御する。ジュニョンは圧をかけ右のカーフキックをヒットするが、松嶋も右ストレート、右ハイを返し、左インローと右ミドルの連打も決める。だがジュニョンも詰めて右ストレート、右ミドルををお返しし、打撃では一進一退に。中盤、パンチが交錯し、少し松嶋は下がるが、詰めてきたジュニョンにタックルを仕掛け押し込む。松嶋は組んだ状態から飛び膝を顔面に当て、離れれば左ミドルも当て印象を作る。終盤、松嶋はタックルで倒し、金網際でジュニョンを押さえる。最後はスタンドに戻る。記者採点は松嶋だが、ジュニョンも随所で打撃を当てており、大差はつけさせない。

SINGAPORE, SINGAPORE – JUNE 09: (L-R) Koyomi Matsushima of Japan kicks JunYoung Hong of South Korea in their featherweight bout during the Road to UFC event at Singapore Indoor Stadium on June 09, 2022 in Singapore. (Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)
2R、序盤からジュニョンが右のオーバーハンドフックを当て、松嶋は少し腰が落ちる。さらに攻めるジュニョンに松嶋はタックルを仕掛けて倒し、金網際でジュニョンを押さえ、立ち際に右膝を顔面に当て挽回する。スタンドに戻ると、松嶋はタックルを繰り返すが、ジュニョンはすぐ立ち続け、前に出てパンチを振るい、強打まではいかないが随所でヒットし印象を残す。松嶋は時折トップキープはするものの、その先のパウンド等の攻めには持ち込めず、短時間でスタンドに戻されてしまう。終盤、松嶋は足を掛けてのテイクダウンに失敗すると、一瞬ジュニョンがバックを取りそうになるが、最後は松嶋が上で押さえて終える。記者採点はジュニョン。松嶋はテイクダウンを繰り返したが、打撃をもらったのが悪印象と判断した。
3R、両者とも疲れており、ガードが低くなりがちだが、パンチを振い合う。その中でもジュニョンは粘りを見せ、積極的にパンチを出し、松嶋は少し押され気味に。強打はもらわないが、スウェーして下がった際に少しひるむ場面も。中盤、松嶋は組んで足を掛けて倒そうとするが、ジュニョンが潰して上になる。しかしジュニョンもトップキープしきれず、松嶋は脱出する。だが松嶋は鼻血を出し、少し目は虚ろで、消耗が激しい。ONEで水抜き無しの減量を続けてきたため、本人も今回の減量を心配していたが、ジュニョンのタフさも相まって、ここに来てしんどい状況に。しかし松嶋は足を掛けテイクダウンに成功し、サイドで押さえる。いい体勢を取れたことで、一息つくことに成功。ジュニョンは立つが松嶋は組んでコントロールを続け主導権を維持する。松嶋は背後から押さえパウンドもコツコツ当て好印象を残して終える。記者採点は松嶋。合計28-29で松嶋。ジャッジは割れたが、松嶋が2者に支持され、勝利をものにした。
勝利者インタビューで松嶋は「ギリギリ勝てたと思ったんですけど、相手のホン・ジュニョン選手が強くていい試合になったと思います。まさしくコリアンゾンビの弟子だと思いました。いつかそこにたどり着けるよう頑張ります。もっといい打撃の距離で戦いたかったんですけど、相手のプレッシャーが強かったので、こういう(テイクダウン主体の)展開になりました」とコメントした。
修斗世界王者・佐須啓祐、武林風育ちのイー・ジャーに1R一本負け
フェザー級 5分3R
○イー・ジャー[Yi Zha](中国)
×佐須啓祐[SASUKE](マスタージャパン/修斗フェザー級世界王者)
1R 2’13” 裸絞め
佐須は中学から柔道を習い、大学時代の16年にMMAデビュー。怪我のため17年から約2年半ブランクがあったが、19年7月の復帰後は7戦全勝。20年に仲山貴志を下し修斗環太平洋フェザー級王者となり、21年1月に内藤太尊を下し初防衛し、7月には工藤諒司に判定勝ちし修斗世界同級王座を獲得した。試合はそれ以来約1年ぶり。現在27歳。今大会出場決定前からラスベガスのシンジケートジムに練習に行っていた。

SINGAPORE, SINGAPORE – JUNE 08: Keisuke Sasu of Japan poses on the scale during the Road to UFC weigh-in at the Mandarin Oriental hotel on June 08, 2022 in Singapore. (Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)
対するイーは中国のWLF(武林風)を主戦場としMMA 22戦19勝3敗の25歳。16年のプロデビュー当時には平田純一や聖王DATEにも勝利している。寝技が得意でチョーク系の技での一本勝ちが多い。大会前のインタビューで佐須はイーについて「結構早くから組んできてバックを取って、体が強そうですけど、打撃では顔が逃げてて、スタミナも自信が無さそうだから、ああやって早く来るのかなと思いました」と評していたが、今回もイーはその素早い組みで佐須を圧倒することに。

SINGAPORE, SINGAPORE – JUNE 09: (L-R) Yi Zha of China punches Keisuke Sasu of Japan in their featherweight bout during the Road to UFC event at Singapore Indoor Stadium on June 09, 2022 in Singapore. (Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)
1R、イーは出入りを繰り返しパンチを振うが、佐須は近距離で左の飛び膝を空振りさせてから前に詰め組もうとする。だがイーが佐須を金網に押し返すと、抱え上げて倒す。すぐ佐須は立つものの、イーはしぶとくしがみついて、押し込んでコントロールを続ける。佐須はパワーで押されている感がある。イーは背後から左フックを当てると、抱え上げて倒してそのままバックマウントを取る。すると速攻で裸絞めを極めタップアウト。佐須は完敗に終わった。佐須は最後にテイクダウンを奪われた際、右手をマットについた時に右肘を脱臼しており、右腕を気にしたところで裸絞めを仕掛けられており、ここでもイーはパワー差を印象付けた。
パンクラスの新鋭・風間敏臣、柔術駆使し判定勝ち
バンタム級 5分3R
×ケレムアイリ・マイマイチツォヘチ[Keremuaili Maimaitituoheti](中国)
○風間敏臣(和術慧舟會HEARTS/パンクラス・バンタム級1位)
判定0-3 (27-30/27-30/28-29)
風間は25歳。高校まで柔道を習い、寝技が好きなことから柔術を始め、格闘技一本での生活を目指し、20年からMMAに転向。デビュー戦は敗れたが以降は9連勝。21年のパンクラスネオブラッドトーナメント、今年1月の石渡伸太郎引退興行での4選手参加のワンデートーナメントを制した。9勝中8勝が一本勝ちと、柔術茶帯の極めの強さが持ち味。しかし4月のPOUND STORMでは1R寝技で齋藤奨司を追い詰めるも、2R開始早々にもらった飛び膝蹴りで逆転KO負けし、連勝がストップした。今回のRTU出場前に「今の自分ではまだUFCに通じないのはわかっているので、このRTUの期間に勝負できるようになりたいです」と話していたが、一回戦は経験値を上げることになりそうな3Rフルの戦いとなる。

SINGAPORE, SINGAPORE – JUNE 08: Toshiomi Kazama of Japan poses on the scale during the Road to UFC weigh-in at the Mandarin Oriental hotel on June 08, 2022 in Singapore. (Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)
1R、風間がプレッシャーをかけ、両脇を差してテイクダウンに成功し、中央付近で上から押さえる。風間は両足でケレムアイリの足を挟むマウントポジションを取り、少しずつ登って胴体に近づきつつ、アームロックのプレッシャーもかけ続けて主導権を維持する。終盤、ケレムアイリは立ち上がるが、風間が圧をかけ続ける。記者採点は風間。
2R、ケレムアイリが脇を差してテイクダウンを狙う。ケレムアイリは防御を続け、中盤には首を抱えた風間を倒して上になるが、風間は柔術式の足で相手を持ち上げてのスイープを決め、場内はどよめく。スタンドに戻り、終盤、風間がテイクダウンを奪い返すと、ハーフ、マウントを行き来してコントロールして挽回する。記者採点は風間。

SINGAPORE, SINGAPORE – JUNE 09: in their bantamweight bout during the Road to UFC event on June 9, 2022 in Singapore, Singapore. (Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)
3R、風間は自ら引き込んでスイープで上になろうとするが、これは上手くいかない。スタンドに戻ると、右フックを当てる。風間はテイクダウンを狙うと失敗し、そのまま下に。スイープは防御されるが、風間は動いて背後からしがみついてコントロールする。だがケレムアイリも防御し、上になってパンチと肘を当て印象を作る。風間は背中をマットにつける時間が長く印象が悪い。残り30秒、風間はようやく脱出すると、バックでコントロールしようとするが、最後はケレムアイリが上になって終える。記者採点は僅差だがケレムアイリ。合計28-29で風間。ジャッジ3者とも風間を支持し、1Rと2Rを確実に取った風間が判定勝ちで一回戦を突破した。
勝利者インタビューで風間は「全然うれしくないです。フィニッシュしないといけない目標があるので、もう1Rやって良かったと思います。(相手の)防ぐ能力が強かったです」と話した。
緊急出場の鹿志村仁之介、キ・ウォンビンに寝技封じられ1R TKO負け
ライト級 5分3R
×鹿志村仁之介(IGLOO)
○キ・ウォンビン[Ki WonBin](韓国)
1R 4’45” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
ライト級の中国人選手の欠場により、鹿志村が緊急出場した。鹿志村は柔術をベースとする20歳で、パンクラスで3勝1敗。これまでフェザー級で戦っており、バンタム級転向を考え減量中だったといい、計量時の体重は68.94kgと、規定の70.76kg(156ポンド)よりも2kg近く軽かった。
対するキ・ウォンビンは18~19年に修斗で星野大介とジョナタン・バイエスを1Rで仕留め、GLADIATORではライト級王座を保持していた選手。コロナ禍以降は韓国で試合していた。

SINGAPORE, SINGAPORE – JUNE 09: (L-R) WonBin Ki of South Korea punches Jinnosuke Kashimura of Japan in their lightweight bout during the Road to UFC event at Singapore Indoor Stadium on June 09, 2022 in Singapore. (Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)
オクタゴンで向き合うと、ウォンビンが一回り体が分厚い印象。試合はパワー差が如実に出ることに。1R、サウスポーの鹿志村に、ウォンビンが右のロー、ミドルを的確にヒット。ウォンビンが右ローを当てた後、、鹿志村は組もうと前に出るが、ウォンビンが抱えて軽々と倒して上になる。鹿志村はウォンビンの左足をつかんでヒールフックを執拗に狙うが、ウォンビンは対処し、時折パウンドを落とす。
中盤、スタンドに戻ると、ウォンビンの右ミドルのタイミングで鹿志村は足をつかんで倒そうとする。ウォンビンが耐えると、鹿志村は金網に押し込んでから飛びついて引き込む。引き込んだ際にバッティングとなり、ウォンビンは左まぶたを切る。とことんグラウンド勝負を狙う鹿志村だが、ウォンビンは鹿志村の仕掛けを潰してパウンドをヒット。じわじわダメージを与えると、ウォンビンはパスガードして鹿志村の右腕の上に乗りながら、左肘を何発も当て続ける。逃げられない状態の鹿志村が防戦一方となったところでレフェリーがストップした。
パラエストラ松戸期待の19歳・内田タケル、1R一本勝ち「9月、12月、準備して待っています」
非トーナメント戦 フライ級 5分3R
×ショーン・エチェル[Shaun Etchell](オーストラリア)
○内田タケル(パラエストラ松戸/修斗フライ級世界8位)
1R 3’26” 裸絞め
内田は19歳。16歳でプロデビューし修斗で5勝1敗、現在4連続一本勝ち中の新鋭だ。トーナメントの枠外の試合だが、今後につながるファイトを展開する。

SINGAPORE, SINGAPORE – JUNE 09: (L-R) Takeru Uchida of Japan secures a choke submission against Shaun Etchell of Australia in their flyweight bout during the Road to UFC event at Singapore Indoor Stadium on June 09, 2022 in Singapore. (Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)
1R、内田は開始すぐからタックルを仕掛け、金網に押し込み、片足タックル、胴タックルでテイクダウンを狙うが、体格で勝るエチェルが潰してサイドで押さえる。エチェルはハーフに戻ってからマウントを狙うが、内田はその隙に返して上に。逆にバックを取り返し、立ったエチェルに背後からしがみつき反撃を狙う。しかしエチェルは振り落とし、金網際でハーフで押さえてからバックを狙い挽回する。だが内田は寝技勝負では負けず、上を取り返すと、脱出しようとしたエチェルのサイド、バックと素早く優位なポジションを取り、裸絞めを極める。エチェルは腰を上げて内田を頭からマットに叩きつけて脱出を狙うが、内田は極めを維持し、エチェルはタップ。内田は雄たけびを上げ、セコンドの岡田遼と共に大喜びした。
A MASSIVE submission for 19-year-old Takeru Uchida kicks off episode
[ #RoadToUFC is LIVE on @UFCFightPass ] pic.twitter.com/8CoIEcnCS0
— UFC (@ufc) June 9, 2022
勝利者インタビューで内田は「初めて海外に来て緊張したんですけど、一本で勝てたので、反省する部分はあるんですけど、とりあえず良かったです。こんなデカい会場で戦うのも初めてで、勝てて気持ち良かったです。トーナメントには出られなかったんですけど、チャンスはあると思うので、9月、12月、準備して待っています」とコメントした。
試合結果一覧
【エピソード2】
第4試合 フェザー級 5分3R
×ホン・ジュニョン[Hong JunYoung](韓国)
○松嶋こよみ(パンクラスイズム横浜)
判定0-3 (27-30/29-28/27-30)
第3試合 フライ級 5分3R
○チウ・ラン[Qiu Lun](中国)
×ウォーレン・デル・ロサリオ[Wallen Del Rosario](フィリピン)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)
第2試合 ライト級 5分3R
○ジェカ・サラギ(インドネシア)
×パワン・マーン・シン[Pawan Maan Singh](インド)
3R 2’24” TKO
第1試合 非トーナメント戦 フライ級 5分3R
×ショーン・エチェル[Shaun Etchell](オーストラリア)
○内田タケル(パラエストラ松戸/修斗フライ級世界8位)
1R 3’26” 裸絞め
【エピソード1】
第5試合 フェザー級 5分3R
○イー・ジャー[Yi Zha](中国)
×佐須啓祐[SASUKE](マスタージャパン/修斗フェザー級世界王者)
1R 2’13” 裸絞め
第4試合 ライト級 5分3R
×鹿志村仁之介(IGLOO)
○キ・ウォンビン[Ki WonBin](韓国)
1R 4’45” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
第3試合 バンタム級 5分3R
×ケレムアイリ・マイマイチツォヘチ[Keremuaili Maimaitituoheti](中国)
○風間敏臣(和術慧舟會HEARTS/パンクラス・バンタム級1位)
判定0-3 (27-30/27-30/28-29)
第2試合 フライ級 5分3R
○チェ・ソングク[Choi SeungGuk](韓国)
×ラマ・スパンディ[Rama Supandhi](インドネシア)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)
第1試合 非トーナメント戦 ライトヘビー級 5分3R
○ジャン・ミンヤン[Zhang Mingyang](中国)
×トゥコ・トコス[Tuco Tokkos](イギリス)
1R 3’57” KO
バンタム級 5分3R
―キム・ミンウ[Kim MinWoo](韓国)
―シャオ・ロン[Xiao Long](中国)
中止 (シャオは欠場。代役選手は決まらず、計量クリアしたキムが準決勝進出)
ROAD TO UFC 6.10 シンガポール(レポ):中村倫也、1Rで圧勝し風間敏臣との準決勝へ。野瀬翔平も初戦突破。堀内佑馬、トップノイのムエタイに手を焼き初戦敗退