既に合計75分のボリューム、「RIZIN CONFESSION」大晦日RIZIN.40特集3本公開。2月1日にRIZIN 2023年初の記者会見
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RIIZNの大会の舞台裏エピソードや試合後インタビューがふんだんに盛り込まれたRIZIN公式Youtubeチャンネルの主力コンテンツ「RIZIN CONFESSIONS」。その昨年2022年大晦日のRIZIN.40 さいたまスーパーアリーナ大会を追いかけたシリーズが、この1週間で3本公開された。この3本で合計約75分。残り試合の未公開分を合わせれば2時間近くになりそうで、1本のドキュメンタリー映画のようなスケールになりつつある。
まず1本目となる「RIZIN CONFESSIONS #114」では、「RIZIN vs. Bellator全面対抗戦」の先鋒・次鋒・中堅戦3試合が取り上げられた。中堅戦での堀口恭司と扇久保博正の3度目の対戦での、堀口の序盤のカーフキックから終盤のグラウンドコントロールに至るまでの緻密な戦略が、本人の口から説明されている。完敗の扇久保も「気持ちを見せることすら、させてくれないぐらい強かった」と堀口を評価する。
副将戦では元ベラトール・バンタム級王者のフアン・アーチュレッタが韓国のキム・スーチョルに判定勝ちし、先鋒戦では元UFCライト級王者・ハビブ・ヌルマゴメドフの推薦するガジ・ラバダノフに武田光司が判定負けした。アーチュレッタは「スーチョルは間違いなくベラトールのトップ10に入る」「とんでもない獣だよ」「すぐにでもこのリングで戦いたい」、ヌルマゴメドフは「日本人選手はタフでした」「最高の試合で最高の大会でした。また日本に戻ってきます。とても良い人ばかりで全てが良い思い出だよ」と話し、スーチョルと武田を称えるとともに、RIZINのイベント自体への好感も示している。動画のコメント欄でも武田とスーチョルを高く評価するコメントが多く寄せられており、敗れはしたが両選手がファンの心をつかんだことがわかる。
続く2本目の「RIZIN CONFESSIONS #115」は、対抗戦の大将・副将戦2試合を追う内容に。ボンサイ柔術在籍のRIZIN王者・ホベルト・サトシ・ソウザ、クレベル・コイケを中心に追いかけている。コイケは「彼(=パトリシオ・“ピットブル”・フレイレ)との一番の違いは自分を信じることだった。彼のほうが今日は自分より自分を信じて試合に臨んでいた」と敗因について口にしたが、勝ったピットブルはコイケの強さを称えつつ「彼はベルトを持っているんだろ。次はベルトを懸けてやろう」と再戦に意欲を示した。また、サトシを攻略し判定勝ちしたAJ・マッキーの、ジャッジの評価を重視した戦い方についてもよくわかる内容になっている。
マッキーが色紙にサインをする際に持ったサインペンの「マッキー」に驚く光景が織り込まれ、笑いのポイントが散りばめられているのもRIZIN CONFESSIONSの面白さだ。5戦全勝のベラトールのスコット・コーカーCEOは「お世辞抜きでRIZINの選手がタフだった」「特にサトシはファンタスティックだった。折り合いがつけばベラトールにも出てほしい」と話している。
30日に公開されたばかりの3本目「RIZIN CONFESSIONS #116」は、大会序盤~中盤の5試合を取り上げている。冒頭取り上げられたのは鈴木千裕 vs. 中原由貴。約26分のうち3分の1がこの1試合で、平本蓮と梅野源治のエキシビションマッチと平本と朝倉未来らの絡みとほぼ同じ時間尺が割かれている。鈴木はママ活疑惑をネタに再三挑発する平本について「響かないんですよ、何言っても。僕、勝っちゃってるんで」とピシャリ。インタビューでは試合1週間前に肋骨を折ったこと、中原のテイクダウン対策で柔道の選手と徹底して練習したことを明かしている。試合後はフェザー級タイトル挑戦を希望したが「もし納得いかないんだったらクレベル選手に関わった選手、牛久(絢太郎)選手、朝倉選手、そこら辺の人と一戦やらせてください」と話す。
今年春の元フェザー級王者・斎藤裕との試合が決まった平本は「元々チームだった石渡さんとかが次相手として出て来るというか、ドラマチックだと思う」「一生懸命勝負しましょうって(石渡)塾長とも話したんで、最高の試合を見せられると思います」とコメント。前王者・牛久戦の決まった未来は、平本について「斎藤選手と俺と牛久選手と同時にあいつ発表されたけど、一人だけ全然レベル違うのわかってないから、一人だけかわいそうな結末になると思います」と話す。平本が舞台裏ですれ違った未来に言葉をかける様子も収められており、今年のフェザー級戦線を楽しむ上で見逃せない映像となっている。
そんなRIZINの2023年の大会スケジュールは未発表だが、2月1日(水)午後3時より、今年1回目の記者会見が東京で行われ、当面の日程といくつかの追加カードが、選手も同席の上で発表される模様だ。いよいよ動き出す2023年のRIZIN、果たしてどんな戦いのストーリーが繰り広げられるのか。会見の模様はRIZIN公式Youtubeチャンネルで生中継される。