RISE 12.21 幕張メッセ:GLORY上位勢大挙参戦のフェザー級GP、原口健飛「ガチゆえに凄さを分かっていないファンに、自分が勝って過酷さを伝えたい」、白鳥大珠「魔裟斗さんとの対談で響く言葉が凄くあった。12.21はキック界において大事な日になる」

GYM VILLAGE [→おすすめジム一覧]
センチャイムエタイジム中野
本場のムエタイ、教えます。初心者、ダイエット目的の方も大歓迎!まずは見学・体験を!

GYM VILLAGE [→おすすめジム一覧]
パラエストラ八戸
青森からプロMMA・キック選手を輩出!女性率9割のフィットネスクラスで格闘技の動きを使ってストレス解消!
RISE WORLD SERIES 12月21日(土)千葉・幕張メッセ イベントホール大会で行われる65kg 1DAYトーナメント「GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRANDPRIX」に日本代表として出場する原口健飛、白鳥大珠のインタビューがRISEクリエーションから届いた。
「GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRANDPRIX」はRISE基準の57.5kgのフェザー級ではなく、GLORY基準の65kgのフェザー級で争われるワンデートーナメント。GLORY・RISEがそれぞれ推薦する4選手ずつ、計8選手が参加する。RISEルールのワンキャッチ・ワンアタックルールと異なり、攻撃している限り首相撲が認められる。優勝賞金は10万ドル(約1,500万円)。海外ではGLORYのPPVサービスを通じて配信される。
GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRANDPRIX 一回戦(1) 65kg契約 3分3R(延長1R)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISEスーパーライト級(65kg)2位、元ライト級(63kg)王者、RISE -61kgトーナメント2019優勝)
ペットパノムルン・キャットムーカオ[Petchpanomrung Kiatmookao](タイ/GLORYフェザー級(65kg)王者、元RISE世界スーパーライト級(65kg)王者)
白鳥は242戦30勝(12KO)10敗1分1無効試合の28歳。1年2月に原口健飛に判定負け。その後も直樹やゴンナパーに敗れ、3月のRISEでイ・ソンヒョンに判定負けしたが、6月の大阪大会では中野椋太に勝っているペトル・モラリに判定勝ちし、今回のトーナメント出場権を獲得。9月8日のRISEではファーパヤップを1R KOした。
ペットパノムルンは220戦176勝40敗4分の29歳。チャド・コリンズに昨年12月のRISEで判定負けし、RISE世界王座から陥落。7月に原口健飛に判定勝ちしてGLORYフェザー級王座8度目の防衛を果たし、対原口では3戦3勝している。
GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRANDPRIX 一回戦(2) 65kg契約 3分3R(延長1R)
イ・ソンヒョン[Lee Sunghyun](韓国/RAON/RISEスーパーライト級(65kg)1位、元RISEミドル級(70kg)&ライト級(63kg)王者、RISE KOREAウェルター級(67.5kg)王者)
ベルジャン・ペポシ[Berjan Peposhi](アルバニア/GLORYフェザー級(65kg)4位)
ソンヒョンは82戦69勝(17KO)11敗2分の33歳。RISE 2階級制覇王者で、3月のRISEで白鳥大珠に判定勝ちし、会見前日の9月8日のRISE横浜大会では約1年前に敗れた中野椋太にリベンジし、今回のトーナメント出場権を獲得した。
初来日のペポシは戦績34戦30勝(16KO)4敗の23歳。昨年12月にミゲール・トリンダーデに判定勝ちして以降5連勝中だ。
GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRANDPRIX 一回戦(3) 65kg契約 3分3R(延長1R)
チャド・コリンズ[Chadd Collins](オーストラリア/ストライクフォース/RISE世界スーパーライト級(65kg)王者、WMC・WMO・WBCムエタイ世界同級王者)
エイブラハム・ヴィダレス[Abraham Vidales](メキシコ/GLORYフェザー級(65kg)2位)
コリンズは82戦63勝(32KO)17敗2分の29歳。過去に不可思、海人、中野椋太、直樹、笠原弘希に勝利し、昨年12月のRISEではペットパノムルンに判定勝ちし第2代RISE世界スーパーライト級王者となる。ところが3月のRISEではミゲール・トリンダーデにわずか95秒でKO負け。6月の地元オーストラリアでのルンキット戦、9月8日のRISEの麻火佑太郎戦は連続でKO勝ちしている。
ヴィダレスは戦績19戦16勝(13KO)3敗の29歳。22年10月にペットパノムルンのGLORY王座に挑戦したが判定負け。その後2連勝したが、昨年12月のRISEで原口健飛に2R KO負けし、今年7月のGLORYでミゲール・トリンダーデに判定負けし2連敗中だ。
GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRANDPRIX 一回戦(4) 65kg契約 3分3R(延長1R)
原口健飛[けんと](FASCINATE FIGHT TEAM/GLORYフェザー級(65kg)9位、ISKA K-1ルール世界ライトウェルター級(65kg)王者、元RISEライト級(63kg)王者)
ミゲール・トリンダーデ[Miguel Trindade](ポルトガル/GLORYフェザー級(65kg)1位)
原口は31戦26勝(17KO)4敗1分の26歳。21年11月、22年8月のRISE、今年7月のGLORYの3度、ペットパノムルンに敗れている。昨年12月のRISEではエイブラハム・ヴィダレスとダウンの応酬を繰り広げ2R KO勝ちしている。
トリンダーデは戦績65戦59勝(24KO)6敗の23歳。昨年12月にベルジャン・ペポシに判定負けしたが、3月のRISEで初来日しコリンズをKOし、7月にGLORYでエイブラハム・ヴィダレスに判定勝ちしている。
GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRANDPRIX リザーブマッチ 65kg契約 3分3R(延長1R)
麻火佑太郎(PHOENIX/RISEスーパーライト級(65kg)4位)
ヤン・カッファ[Jan Kaffa](オランダ/フロリダ・キックボクシングアカデミー/GLORYフェザー級(65kg)5位、AFSO世界王者、MIX FIGHT世界王者)
麻火(あさひ)は25戦16勝(3KO)9敗の25歳。テコンドーをベースとし、22年12月以降、RISEで北井智大、マサ佐藤、KENTA、野村太一に勝利。4月のONEでは元ラジャダムナン王者のセクサンからダウンを奪って判定勝ち。7月のRISEではフランクちゃんを2R KOし、連勝を6に伸ばしたが、9月の横浜大会でのフェザー級GP査定試合ではチャド・コリンズに1R KO負けした。
カッファは24戦20勝(7KO)4敗の26歳。22年8月の大阪大会でRISEに初参戦し、山田洸誓に3R KO負けしたが、その後はGLORYで3戦2勝1敗し、ベルジャン・ペポシにも昨年4月に判定勝ちしている。
RISE 12.21 幕張メッセ:フェザー級GP出場のペットパノムルン「白鳥大珠のパンチに気を付ける。決勝でチャド・コリンズと再戦したい」、ソンヒョン×ペポシの談話も
原口健飛『自分自身の動きをして、今回魅せて「原口やっぱすげー!強いな」って思ってもらえるように一生懸命頑張る』
―― トーナメントまで後1週間と迫りましたが、心身ともに整ってきていますか?
原口 体は整っているんですけど、気持ちの方は整っているというか自分の全てを受け入れているので、ありのままの自分で戦える気持ちにはなっていますね。いろんな恐怖感とか楽しみもあるんですけど、全部ひっくるめて自分のままで戦いたいなと思っています。
―― 先日行われたRISE184の会場には同じトーナメントに出場されるペポシ選手なんかも来場されていて、否が応でもトーナメントへのムードが高まってきたと思うのですがその辺はどう感じていますか?
原口 ペポシがまさか来るとは思っていなかったです。それでペポシもすごいワクワクしているんだろうなっていうのは伝わったので、いよいよだなって感じがしました。映像では見ましたけど実際には会っていないので、会っていたらもっと“遂にだな”って感じたかもしれないです。
―― その会場で行われた小林愛理奈選手の試合は残念ながらオランダのテッサ・デ・コム選手に負けてしまいましたが、同じ国際戦に挑んだということで小林選手の試合から何か学んだことはありますか?
原口 僕もペッチに3回負けているし、ちょっと負け方が似てたなと思ったんですよね。自分の攻撃は当たるんですよ。小林のパンチも当ててはいたし効いてはいるんですけど、その先がなかなか当てるのが限界みたいな試合内容だったので、俺の時と似ているなと思いました。でも俺も3回負けているし偉そうなことは言えないので、アドバイスというよりかは「一緒に頑張っていこう」っていう風に伝えました。やっぱり改めてフィジカルは大切だなって思いましたね。
―― そうなると今回のトーナメントでも“当てたその先に”という事が重要になってきますか?
原口 そうですね。でもトーナメントなのでフィジカルが大事だけど、良い意味で逃げるテクニックも必要だと思うし、いろんなテクニックができるやつが全てを持っていくのかなと思います。それに関しては自分が1番得意だと思っているし、ミゲールもそういう選手なので、だから俺とミゲールが勝った方が優勝するんじゃないですかね。
―― そのミゲールへの対策はバッチリですか?
原口 対策という対策はしていないです。ミゲールを対策してもチャドとかヴィダレスがいるし、ペッチか白鳥くんもいるし。だから対策というよりかはトーナメントを戦えるような体に仕上げるのが1番良いのかなと思っています。要所要所は対策していますけど、ミゲールもトーナメントだからファイトスタイルを変えてくるかもしれないし、色んなことを想定しながらやっています。
―― 2018年には今回と同じ会場で4人制のトーナメントを優勝していましたね。
原口 懐かしいですね(笑)。あの時58kgだったでしょ。言っちゃ悪いけど日本人相手だったから恐怖感もなかったし、2回勝ったけどそんなに体も痛くなかったんですよ。相手も軽いし自分も軽いから今ほど蹴った時の衝撃もなかった。その時とは全然違うけどめちゃくちゃ縁起は良いですよね。幕張では負けていないし。
―― 本当に験の良い会場ですよね。
原口 チャンヒョン・リーにも負けると思われていたけど圧倒的に勝ったので、幕張は自分の会場かなと思っています。
―― その辺の縁起は担ぎたいと思いますか?
原口 気持ち的には負けている会場よりかは良いですよね(笑)。縁起が悪い会場よりかはいいと思うので、それ以上はそんなに考えていないです。
―― 1回戦が第9試合で続く準決勝が第13試合にマッチメイクされていて、試合間隔が短いと思うのですがこの辺りについてはいかがでしょうか?
原口 短い方が良いなと思っていたんですよ。意外に1時間半くらいあるんですけどそんなにいらないですね。熱とか興奮したままノリで行きたいなと思っているので、1時間半でも長いと感じているくらいなので逆にありがたいです。
―― もっと短い方が良いって感じですか?
原口 1時間くらいがベストですね。だから準決勝を勝って決勝くらいのペースが良いのかなと思っています。絶対に体が痛くなるので、そうなる前にやってしまいたいという思いもあったので短くてよかったです。
―― トーナメントはRISEルールではなくて、攻撃している限り首相撲がOKというルールですが、このルールに関してはいかがですか?
原口 前回の俺だったらキツイなと思っていたんですけど、今は首相撲の練習もがっちりやっているので、首相撲では勝てないけど組み返せる技術はだいぶ付いてきていますし、そのルールに関しては問題ないです。
―― 相手が組みついてきてもそれをクリアして反撃できるところまで持ってきたということですね。
原口 そこは自然と体が出るくらいまでは練習してきたので大丈夫です。
―― チャド・コリンズ選手かヴィダレス選手の試合は、どういう戦いになってどちらが準決勝に上がってくると予想されていますか?
原口 勝ってほしいのは戦いたいのでチャドなんですけど、ヴィダレスが上がってくる可能性もあるなと思っています。チャドって真っ直ぐ勢いで入ってくるタイプなんですけど、こういうタイプにヴィダレスは合わせるのがすごく上手いんですよ。GLORYでのチクムーサ戦でも、来たところにショートのフックを合わせてKOしていたから、同じような展開になる事もあり得るなと思っています。ほんと分からないですけど、チャドが絶対に勝つとは思えないですね。
―― ヴィダレス選手とも拳を合わせてみて、かなりの実力がある選手だというのは分かっていらっしゃると思うのですが、侮れない選手の1人ですよね?
原口 ヴィダレスはまじで強かったですね。今まででの負けた試合以外でだったらヴィダレスが1番強かったです。シンプルにキックボクシングも上手かったし、手打ちのパンチも当たれば誰でも倒れるんちゃうかなってくらい重かったです。ハンドスピードはそんなに速くはないですけど、チャドとやったら噛み合いそうな気がするからヴィダレスが上がる可能性もあります。
―― やはり決勝ではペッチ選手と4度目をやりたいですか?それとも誰でもいいですか?
原口 誰でもいいっすよ(笑)。例えばここでペッチに勝っても、今までに負けた3回はチャラにならないので誰でもいいです。できるのであればペッチと戦いたいけど、いつもみたいに「ペッチと絶対やりたい」みたいな想いはなくて、勝ち上がってきたやつが1番強いのでその選手とできたらいいですね。
―― トーナメントを優勝したとしたら、来年はどういう展望を描いていますか?
原口 俺も考えたんですけどこれ難しいですよね。ミゲールに勝ってチャドに勝ってペッチに勝ったとして、来年はチャドと防衛戦で戦いたいですね。そこはマストでやりたいと考えているんですけど、GLORYの挑戦とかは時が来たらでいいので、チャドとは1回やりたいです。
―― その前にまずは当然このトーナメントですよね。
原口 そうですね。先のことはあまり考えていないです。
―― トーナメントや大会自体も、ファンが見てワクワクするような組み合わせだと思うのですが、そういうのを提供することに関してはいかがですか?
原口 大会自体は凄いと思うんですよ。ただ外国人が多いっていうのもあって、なかなか日本のファンに伝わっていない部分もあるのかなと思います。そこが僕たちの課題でもあると思うし、ガチゆえに分かっていない人が半分くらいいると思うので、そういう所をこれから自分が勝つ事によって変えていきたいです。こういう外国人が集まった試合になるのは俺も初めてだしファンの人も初めてだと思うので。だから俺たちとファンの間に凄さの認知度がちょっと違う部分もあるから、そこは仕方がないと思うので自分が勝って今回のトーナメントが過酷だったっていう事を伝えたいし、キックボクシングが面白いっていう事も伝えたいですね。
―― フィジカルの話がありましたが、直近の試合を含めて65kgの強豪選手と戦った時に、実際のところまだ体格差を感じる部分はありましたか?
原口 前回までは体格差もありながら「そんなの別に分かってるよ」っていう状態で正直やってきていました。でも前回ペッチに負けてから「さすがにあかんな」と思って。だから今回はちゃんと肉体改造もして、10kgくらい増量もしてちゃんとフィジカルをつけて対外国人用に仕上げてきたので、今回は“フィジカル差”っていうのはあまりないのかなと思います。
―― この短期間で10kgも増量されたんですか?
原口 トレーニングが好きで独学でやっていたんですけど、今回はコーチをつけて真剣にやったので、意外にすんなりとある程度は増えましたね。そこからは食事とか色々な事をやっていきました。でも増量はマジできつかったですね。
―― そのコーチからはトレーニングや食事など、どこまで内容を見てもらえるんですか?
原口 食事に関しては別で雇っている人もいて、フィジカル面はコーチがしっかりついて最短で筋肉をつけて体を強くできるかっていうのをやりながら教えてもらっていました。
―― 原口選手は元々筋トレ好きだったと思うんですけど、コーチをつける事によってどう変わりましたか?
原口 Youtubeとかで独学でやっていたから人よりかは筋肉のつき方とかは分かりますけど、コーチとかと比べると筋肉への効かし方とかも全然違いますし、コーチを付けてから筋トレの概念を含めてだいぶ変わりました。
―― スピードを重視して体格差のある相手と戦っていた印象があるんですけど、体が重くなったりする感覚は出てきていないですか?
原口 ちょっとありますけど逆に良いのかなと思うんですよね。それでもやっぱりスピードはあるので、ちょっとスピードが落ちてもいいと思ってやっていたので、試合をしてみないと分からないですけど今のところは成功しています。
―― フィジカルが上がって普段の体重も上がった事によって、戦う場面においては何が強くなったと思いますか?
原口 全部ですね。これだけは言えるんですけどショートのパンチの威力が凄い上がりましたね。思い切り振りかぶらなくても、ジャブだけでも威力が出るみたいな感じですね。ストレートとジャブが同じくらいの威力になったと言えば分かりやすいですかね。
―― それはスパーリングをやっていて、周りの方からも言われるんですか?
原口 めちゃくちゃ言われますね。あとはミドルキックを蹴られた時のバランスとかもそうだし、崩れにくくなりました。そういうのは感じられるので、あとは本番をやってみないと分からないですけど、今のところは増量しておいて良かったなと感じています。
―― 現状の通常体重は78kgくらいあるという事になるんですか?
原口 元々65kgくらいだったんですよ。そこから75kgまで増えました。
―― 本来は66kgから減量が1kgくらいだったんですか?
原口 そうですね。66kgなかった事もありましたね。オランダに行った時はなかったです。
―― この数ヶ月くらいでウェイトを変えて、10kg減量くらいになるという事ですね。
原口 今減量途中でまだ全然残っているので、水抜きがめっちゃ楽しみなんですよ。減量も4年ぶりとかなので、そこも楽しみだし久しぶりに飯が楽しみになる感覚があります。
―― お腹が空いた状態からの回復になるからという事ですね。
原口 みんな減量していて「ご飯が食べたい」っていう思いがあるじゃないですか。だから計量の時も「よっしゃ飯食える!」ってなると思うんですよ。俺にはそれがなかったんですよね。だから計量が終わってもずっと試合のことを考えていて、リラックスできる時間がなくて嫌だったんですよね。今回はまず「ご飯に行ける!」っていう試合とは別のことを考えられるので、それも凄い楽しみですね。
―― 良い意味で研ぎ澄まされそうな感じがありますね。減量が終わった後のファイターを見ると研ぎ澄まされているような感じがするので。
原口 それがなかったので中途半端な気持ちで計量に乗って、1個の作業みたいな感じがありました。だから今回はしっかり計量から勝負になるので楽しみですね。
―― メンタル面では「試合前は不安定な時もあります」と話していた時もありましたが、以前と比較すると今はいかがでしょうか?
原口 不安定というか、自分自身をよく理解できるようになってきていて、恐怖感もしっかり受け入れてやるのが1番強いって思っているんですよ。前までは変に自分を作ってしまったりとかしていた部分もあったんですよね。今回は楽しい気持ちもあるし怖いし、怪我しそうとか色んなことを考えるんですけど、そういうのを全部考えても良いと思って受け入れてやっているので、比較的に平常心でいられてます。変にキャラを作ると苦しい場面もあったので、それをなくして今回は挑戦する形なので“自分自身”で戦いたいと思っています。
―― 1日3回のトーナメントかつ、外国人選手が入っているトーナメントというのはキャリア初ですよね?
原口 初ですね。RISEファイターでこういうトーナメントする人は中々いないでしょ。
―― 1日のマックス試合数は『DEAD OR ALIVE』の時の2試合ですか?
原口 2試合ですね。2試合と言っても正直言っちゃ悪いけど優勝できると思っていたし、「負けるはずがない」と思っていたのでメンタル面が違いましたね。今回はまた違いますよね。
―― チャレンジとしては新しいチャレンジでをするような気持ちになるんですね。
原口 未知の世界ですね。だからあまり考えないようにはしているけど、絶対痛いだろうなとは思っています。きついだろうなとも思うけど、ノリで行っちゃおうかなって感じですね。
―― トーナメント制覇は「運も必要」と言う方もいらっしゃいますが、トーナメントで優勝するうえで1番重要だなと思う部分ってどんなところになりますか?
原口 ミゲールも言ってましたけど「優勝したい気持ちが1番強いやつが運も含めて持っていく」と思います。技術とかよりも“しっかり3試合戦い抜いて絶対に優勝する”っていう気持ちのあるやつが強いと思うので、そこが重要になるんじゃないですかね。
―― 最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
原口 1回戦目はミゲールなんですけどとりあえず自分自身の動きをして、後先は考えていないですけど前回のGLORYで期待を裏切ってしまった分、しっかり今回で魅せて「原口やっぱすげー!強いな」って思ってもらえるように一生懸命頑張るので、3試合分応援をよろしくお願いします。
白鳥大珠『12月21日は今後のキック界において大事な日になる。全ての下馬表を覆して俺が優勝する』
―― 決戦まで後1週間となりましたが、心身ともに整ってきていますか?
白鳥 かなり整ってきましたね。9月の試合が終わってから、トーナメントはもちろん強豪揃いの7人が並んでいて、9月10月は正直不安が結構あったんですね。怖さや不安もあったんですけど、練習を積んでいくうちに不安や恐怖がなくなって「今の俺ならいけるでしょ」っていう気持ちになりました。
―― 今の研ぎ澄まされた表情や公開練習を見る限り、かなり仕上がっているように見えるのですが、ご自身的にはいかがでしょうか?
白鳥 残りの期間はいつもと一緒で体重やコンディション調整の段階なんですけど、まだまだ全然動けます。体重を落としながらでも動けるくらいにコンディションはバッチリです。減量も最終段階に突入していくうちに、自分自身が「やってやる」っていう気持ちに研ぎ澄まされていくので楽しみです。
―― いつもの試合を迎える時とは違う感覚ですか?
白鳥 そこは正直一緒です。どの試合に向かう時も変わらないですね。ただ今回は特別なトーナメントで3試合っていうのと、1回戦がGLORYの世界チャンピオンであるペッチというのもあって挑戦ではあるんですけど、気持ちとしては誰とどの試合を組まれても一緒なので、そこに特別視はしていないです。
―― 現段階でペットパノムルン選手の対策は万全にしてあるんですか?
白鳥 もちろんやってきたことは間違っていないと思っていますし、それが100%万全かと言われたら、現時点でできることはやってきたつもりなので、あとは実際に試合をしてみてですね。自分自身では勝てると思っていますし、周りがなんと言おうが信じられるものは自分と応援してくれる仲間とチームなので、それを信じてやれば絶対に俺は勝てます。
―― ペットパノムルンは白鳥選手に対して、首相撲からの膝蹴りを仕掛けてくるんじゃないかという意見も多数ありますが、その辺りの対策もバッチリですか?
白鳥 首相撲もキックボクシングを始めてから全くやったことがないわけではないですし、昔はムエタイルールの試合でやっていたし、その当時から首相撲の練習はやっていました。ただRISEに出るようになってから首相撲の練習をあまりしなくなったんですけど、今回はここ数ヶ月やるようにして感覚も分かっているので問題ないと思います。リーチだったり身長差もあるのでそこは有利に働くと思っています。
―― このトーナメント全体を通して、白鳥選手の身長やリーチを活かして戦いを繰り広げていきたいと思っていますか?
白鳥 1回戦において言えばペッチとの身長差はあるんですけど、キャリアも相当豊富で自分より大きい相手とも何戦もしてきているので、そこに関してはそんなにアドバンテージはないと思います。他のメンバーを見てもあまり僕と体格は変わらないので、今までの軽い階級でやってきた時とは別で、身長差はそれほどないと思っています。
―― このインタビューの前に原口健飛選手のインタビューをしていて、「この大会に向けてショートのパンチの威力が上がった」と言っていたんですよ。白鳥選手の場合はこのトーナメントに向けて、威力が増した武器やテクニックはありますか?
白鳥 僕はショートとかではないですけど、パンチの重さが加わったなという感覚があります。なのでここ最近は蹴りで倒すことが多かったんですけど、今回はパンチで倒せるんじゃないかなと思います。
―― そういうイメージがどんどん膨らんでいるんですか?
白鳥 基本的には1回戦のイメージしかしていないですけど、イメージトレーニングの中では何十戦かやってきているので、衝撃的なシーンを皆さんにお見せできると思います。
―― 今回は勝ち上がると1日に3試合の過酷なトーナメントとなっていますが、これに向けて肉体改造やフィジカル強化はしてこられたのでしょうか?
白鳥 通常の練習に加えて、走り込みを増やしたり負けない体作りをしてフィジカル面を大きくしてきましたが、1日にスパーリングの回数を増やすとかはしていないです。
―― 今回の準備をしてきた中で、ご自身で感じる1番の手応えは何になりますか?
白鳥 辛い練習をしていて「辛い、きつい」と思った時に、そこからもう1段階上げて動ける体力作りができたと思います。
―― 改めてにはなりますが、組み合わせ抽選会でペッチ選手を選んだ時はどう言った心境でしたか?
白鳥 抽選会中はめっちゃドキドキしてましたけど、それは僕が選べる立場になるのかどうかってところでドキドキしていたんですよ。抽選をしたのが2020年くらいのワールドシリーズでの抽選会以降2回目で、その時は順番が後だったので選べる立場ではなくて、そうだったら嫌だなと思っていたんですけど。最初に選べるとなったらペッチを指名したいと思っていたので、最初にペッチで次が僕で、ある意味“持ってるな”と思いました。
―― 念願のペッチ戦という感じですけど、この試合での鍵となるのは何になると考えていますか?
白鳥 鍵となるのはパンチか膝ですね。遠い距離で蹴りの勝負になったら正直ペッチの方が上なので、中に入った時が勝負だと思っています。そこで組まれる展開も予想はできるんですけど、それに対応した中でのパンチのカウンターなど近い距離での勝負が鍵だと思っています。
―― その上でお聞きするのですが、トーナメント自体を制覇するための鍵は何になると考えますか?
白鳥 1回戦でどれだけのダメージを負うとか、相手がどれだけのダメージを負っているとかも想像できないですけど、今回は全て気持ちだと思っています。先日、魔裟斗さんと対談をさせてもらって、当時のトーナメントの時のことを聞かせてもらったのですが響く言葉がすごくあって。1回戦でブアカーオを倒して気持ちが切れちゃった話とか、色々聞かせてもらった中で、自分もそうならないために最後まで「俺が優勝しなければダメだ」って気持ちでいようと思いました。俺が今回優勝しないとキック界の現状も変わらないと思いますし、結局強い外国人が優勝したっていうのでは、お客さんも「結局そうだよな」で終わってしまうので。そこで優勝することで意味があると思っているので、その気持ちを最後まで持ち続けることが鍵になると考えています。
―― RISE代表というのはもちろんですけど、日本代表としてリングに上がるというのは強い決意を持っている感じですね。
白鳥 格闘技って全部一緒なので、その中で日本格闘技界の代表として世界で戦っていくという気持ちと覚悟を持って、12月21日の試合に臨みます。
―― 1回戦ペッチ選手に勝ったとして、次の準決勝や決勝では誰が上がってくると予想しますか?
白鳥 準決勝はペポシっていう声が多いですけど、僕はソンヒョンに勝ち上がってきてもらって、そこでリベンジしたいです。原口選手は1回戦を勝つと思っているんですけど、その後にチャドが勝つんじゃないかなと思います。反対ブロックは誰と戦ってもハイレベルな相手になるので予想は難しいですね。
―― 今回のトーナメントにおいて原口選手は、白鳥選手にとってどういう存在になりますか?
白鳥 僕が1回負けてから「こいつだけは絶対にやり返さないとダメだな」っていう気持ちを持ち続けた選手です。昔は向こうが俺のことを追いかけてきて、試合で俺が負けて。そしたら原口選手がGLORYのタイトルマッチまでいったり、GLORYのランカーを倒したり本当に強いリスペクトを持てる選手でもあります。もちろん今回、日本人同士で決勝ができたらすごく盛り上がると思うんですけど、今となっては正直誰でもいいです。自分が優勝することを第一に考えてやっていきます。
―― 最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
白鳥 12月21日は今後のキック界において大事な日になると思っています。全ての下馬表を覆して俺が優勝するのでぜひその姿を目に焼き付けてください。応援よろしくお願いします。
対戦カード
第16試合 メインイベント GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRANDPRIX 決勝 65kg契約 3分3R(延長1R)
準決勝(1)
準決勝(2)
第15試合 セミファイナル RISE第4代ウェルター級(67.5kg)王座決定戦 3分5R(無制限延長R)
實方拓海[さねかた たくみ](TSK japan/1位、元WMC日本・ルンピニー日本・J-NETWORKスーパーライト級王者、元ルンピニー日本スーパーウェルター級王者)
宇佐美秀メイソン(カナダ/クレイス/3位、ISKAインターコンチネンタル・ウェルター級(67kg)暫定王者)※Battle Boxから所属変更
第14試合 スーパーフライ級(53kg) 3分3R(延長1R)
那須川龍心[りゅうじん](TEAM TEPPEN/RISEフライ級(51.5kg)王者)
ペットマイ・MC.スーパーレックムエタイ[Petmai MC.Superlekmuaythai](タイ/スーパーレックムエタイジム)
第13試合 GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRANDPRIX 準決勝(2) 65kg契約 3分3R(延長1R)
一回戦(3)
一回戦(4)
第12試合 GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRANDPRIX 準決勝(1) 65kg契約 3分3R(延長1R)
一回戦(1)
一回戦(2)
~歌舞伎俳優・市川九團次さんによる毛振りの披露~
~休憩~
第11試合 スーパーフライ級(53kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
大﨑一貴(OISHI GYM/RISEスーパーフライ級王者、ISKAオリエンタルルール世界フライ級(53.5kg)王者、元WMC&ルンピニー日本フライ級王者)
アルベルト・カンポス[Albert Campos](スペイン/プーケットファイトクラブ)
第10試合 61.5kg契約 3分3R(延長1R)
チャンヒョン・リー[Chanhyeong Lee](韓国/RAON/RISEスーパーフェザー級(60kg)1位・元王者)
パヌワット・TGT(タイ/TARGET/RISEスーパーフェザー級(60kg)6位、同級漢気トーナメント2024優勝、PPTV 60kg王者)
第9試合 GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRANDPRIX 一回戦(4) 65kg契約 3分3R(延長1R)
原口健飛[けんと](FASCINATE FIGHT TEAM/GLORYフェザー級(65kg)9位、ISKA K-1ルール世界ライトウェルター級(65kg)王者、元RISEライト級(63kg)王者)
ミゲール・トリンダーデ[Miguel Trindade](ポルトガル/GLORYフェザー級(65kg)1位)
第8試合 GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRANDPRIX 一回戦(3) 65kg契約 3分3R(延長1R)
チャド・コリンズ[Chadd Collins](オーストラリア/ストライクフォース/RISE世界スーパーライト級(65kg)王者、WMC・WMO・WBCムエタイ世界同級王者)
エイブラハム・ヴィダレス[Abraham Vidales](メキシコ/GLORYフェザー級(65kg)2位)
第7試合 GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRANDPRIX 一回戦(2) 65kg契約 3分3R(延長1R)
イ・ソンヒョン[Lee Sunghyun](韓国/RAON/RISEスーパーライト級(65kg)1位、元RISEミドル級(70kg)&ライト級(63kg)王者、RISE KOREAウェルター級(67.5kg)王者)
ベルジャン・ペポシ[Berjan Peposhi](アルバニア/GLORYフェザー級(65kg)4位)
第6試合 GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRANDPRIX 一回戦(1) 65kg契約 3分3R(延長1R)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISEスーパーライト級(65kg)2位、元ライト級(63kg)王者、RISE -61kgトーナメント2019優勝)
ペットパノムルン・キャットムーカオ[Petchpanomrung Kiatmookao](タイ/GLORYフェザー級(65kg)王者、元RISE世界スーパーライト級(65kg)王者)
第5試合 GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRANDPRIX リザーブマッチ 65kg契約 3分3R(延長1R)
麻火佑太郎(PHOENIX/RISEスーパーライト級(65kg)4位)
ヤン・カッファ[Jan Kaffa](オランダ/フロリダ・キックボクシングアカデミー/GLORYフェザー級(65kg)5位、AFSO世界王者、MIX FIGHT世界王者)
第4試合 56kg契約 3分3R(延長1R)
門口佳佑(EX ARES/フェザー級(57.5kg)1位・元王者)
オートー・ノーナクシン(タイ/ノーナクシンジム/元ラジャダムナン認定バンタム級6位)
第3試合 バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
鈴木真彦(チーム寿/RISEバンタム級(55kg)1位・元王者、元WBCムエタイ日本&HOOST CUP日本同級王者)※フリーから所属変更
ジェイミー・ゲイマン[Jhaymie Gayman](フィリピン/WCCSフィリピンス)
第2試合 54kg契約 3分3R(延長1R)
松下武蔵(GOD SIDE GYM/RISEバンタム級(53kg)8位)
ジャンジャン・シー・ラバヤン[Janjan C.labuayan](フィリピン/Yaw-Yan Passy)
第1試合 女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
YAYAウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックス幕張/RISE QUEEN 3位、元J-GIRLSスーパーフライ級王者)
KOKOZ(TRY HARD GYM/RISE QUEEN 4位、元スック・ワンキーントーン女子スーパーフライ級&ミニフライ級王者)
概要
大会名 ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2024 FINAL ~GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX~
日時 2024年12月21日(土)開場・12:00 開始・13:00
会場 幕張メッセ イベントホール(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1/JR京葉線「海浜幕張」徒歩5分)
中継 ABEMA
チケット料金 VIP席80,000円 アリーナSRS席 25,000円 アリーナRS席 15,000円 アリーナS席 10,000円 スタンドS席 10,000円 スタンドA席 6,000円 小中高生シート 2,000円(当日券のみ) ※当日は500円プラス ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 イープラス チケットぴあ ローソンチケット 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/





