パンクラス 9.29 立川:ウェルター級王座決定戦、押忍マン洸太×佐藤生虎、両者ともKO宣言。井村塁、キルギス人選手との初の国際戦は「極めるじゃなく壊しに行く」
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PANCRASE 347(9月29日(日) 東京・立川ステージガーデン)の出場選手が勢揃いしての記者会見が13日、東京で行われた。この記事ではウェルター級のチャンピオンシップ、ワンマッチ8選手の談話をお届けする。
ウェルター級王座決定戦、押忍マン洸太×佐藤生虎、両者ともKO宣言
キング・オブ・パンクラス・チャンピオンシップ(第17代王者決定戦) ウェルター級 5分5R
押忍マン洸太((DESTINY JIU-JITSU/1位)
佐藤生虎[しょうご](UNITED GYM TOKYO/4位)
ウェルター級では住村竜市朗が昨年12月の横浜武道館大会で林源平に5R TKO勝ちし王座を奪取したが、7月2日付のランキングで王座返上が発表され、今回第17代王者を決める試合が組まれた。
押忍マンは31歳。高校まで剣道を習い、卒業後にMMAに転向し、アマチュアで14戦経験後、20年にプロデビュー。昨年9月に川中孝浩に1R右ハイキックでKO勝ちし、同大会のベストKO賞を獲得。今年2月のRIZIN佐賀大会では元パンクラス&DEEPウェルター級王者の阿部大治に95秒でKO負け。5月のパンクラスでは元王者の村山暁洋を相手に手堅い試合運びを繰り広げ、キャリア初の判定決着となり、白星をもぎ取ると「今日は勝つことを優先しました。これが新しい自分のスタイルなんで」とマイクで話していた。
佐藤も31歳。MMA 4戦全勝。柔道をベースとし、中村K太郎率いるUNITED GYM TOKYOに所属する。昨年7月のデビュー戦から3戦連続で1分半以内でKO勝ちしており、12月には川中を粉砕。4月の立川大会では長岡弘樹と3Rの死闘を繰り広げ判定勝ちし、大会のベストバウト賞に選ばれた。
押忍マンも佐藤も短時間決着が印象的な選手だったが、揃って前回の試合では、40代のベテラン勢相手に3Rフルに戦い抜く経験をしており、5R制のチャンピオンシップでどう活きるか見ものだ。
◆押忍マン
チャンピオンシップにふさわしい熱い試合をしますのでお願いします。
(佐藤の印象)体も強そうで打撃も強いし、試合が決まった時、結構熱くなりました。すごくハンドスピードが速くて、打ち合いになるかなと思ってます。
(前回の村山戦で得たものは?)3ラウンドまで戦い抜くっていうのをやりたかったんで、あの試合で得たものは大きかったですね。
(佐藤とはどの局面でも戦う?それとも結構打撃戦を楽しみにしている?)正直、打撃楽しみにしてますね。
(フィニッシュ予想は?)自分も前戦判定だったんで、今回しっかり決着つけにいきます。
◆佐藤
いつも通り、試合盛り上げて勝ってチャンピオンになるので応援お願いします。
(押忍マンの印象)打撃が強くて、本当は寝技できるのかなって感じですかね。
(超粘り強い長岡に勝ってどんな自信を持った?)意外と自分、スタミナがあんなって。
(フィニッシュ予想は?)前戦はKOできなかったので、今回はしっかりKOしてチャンピオンになります。
SARAMI、所属変わって初戦「いつもより緊張感はあります」
女子アトム級(ノンタイトル戦) 5分3R
SARAMI(整体北西/王者、修斗女子スーパーアトム級(50kg)世界3位・元王者)※パンクラスイズム横浜から所属変更
ホン・イェリン[Hong Yerin](韓国/DKジム)
SARAMIは34歳。DEEP JEWELSでは富松恵美、前澤智、黒部三奈らと王座戦線でしのぎを削る。ONEのトライアウト出場を経て、20年からは修斗を主戦場とし、21年11月には黒部に勝利し修斗女子世界スーパーアトム級王者に。22年はRIZINで浅倉カンナに敗れ、ラーラ・フォントーラに判定勝ち。昨年5月の修斗で渡辺彩華に2R KO負けし王座陥落する。12月の横浜大会でパンクラスに初参戦し初代女子アトム級王者決定トーナメント一回戦でジェニー・ファンに判定勝ち。今年3月の立川大会での決勝では沙弥子を右フックでわずか48秒でTKO勝ちし2団体制覇を果たした。7月9日には自身のXでパンクラスイズム横浜から離れることを発表していた。新たな所属先となっている「整体北西」は格闘家が多く通う東京・中野の整体院だ。
イェリンは8戦4勝4敗の22歳(試合時)。キックボクシングをベースとし、19年のパンクラスでのMMAデビュー戦で沙弥子に判定負け。以降は韓国の大会で試合を重ね、昨年2月のブラックコンバットでは大島沙緒里に一本負け。その後一度引退を考えたが、4月のパンクラスで復帰し、ストロー級で同級元王者のKARENと対戦し判定負けした。今回は本来の階級であるアトム級で、現王者との試合が組まれた。
◆SARAMI
整体北西所属のSARAMIです。今回は自分が望んでいた国際戦の試合を組んでいただけて、本当に嬉しく思います。所属が新しくなって初めての試合ということで、いつもより緊張感はありますが、試合までしっかり準備していきたいと思います。
(今の練習環境は?)基本的にはいろんな練習場所に出稽古に行かせてもらっていますが、ずっと一緒にやってきたロッキー川村選手には今も私のことを見ていただいて、2人で作ったものを出稽古先でいろいろ試して、また持ち帰って、という形になっています。
(ホン・イェリンについて)戦績だけを見ると日本人選手に結構負けているのですが、すごく若くて勢いがある選手で、試合ごとに強くなっているのを映像を見て分かったので、気を抜かずに、絶対強いと思って試合の準備をしています。
(どんなインパクトを残してフィニッシュをする?)みんな熱い試合をするとか、面白い試合をするとか、そういうのが多いんですけど、私は自分が準備してきたものをしっかり出して勝てたらいいと思います。その結果、面白い試合になると思うので、はい。
20歳の新鋭・天弥「このスタイルで突っ走る」×葛西和希「自分のMMAをしたら普通に勝てる」
次期挑戦者決定戦 ライト級 5分3R
葛西和希(マッハ道場/3位)
天弥(和術慧舟會HEARTS/5位、ネオブラッドトーナメント2023同級優勝)
雑賀×久米2のライト級チャンピオンシップと同じ大会で、次期挑戦者決定戦が組まれた。葛西も天弥もここ1年、成長ぶりを印象付けている選手たちだ。
葛西は13戦10勝3敗の28歳。昨年4月に粕谷優介に判定負けしたが、9月に松岡嵩志に判定勝ちし、今年2月の大阪大会では木村俊也を左ジャブ主体で追い詰め2R TKO勝ちし、5月には丸山数馬相手に膝蹴りを駆使しつつ2R裸絞めで一本勝ちし3連勝中だ。丸山に勝利後マイクを持った葛西は「次、久米さんか天弥君、空いてるほうと試合したいです」とアピールしていた。
天弥は4戦3勝1敗の20歳。構えはサウスポー。極真空手をベースとし、昨年3月にプロデビュー。1敗はグラウンド状態の相手の頭部へぼ膝蹴りによる反則負けで、フィニッシュ勝利目前だった。8月に木村裕斗に29秒でTKO勝ち。今年3月には元修斗世界同級王者の松本光史をパウンド連打でフィニッシュ寸前まで追い詰め判定勝ちしている。
◆天弥
葛西選手に指名されたのを超うれしくて。ランキング上の人から指名されるって、そうそうないことなんで、本当に光栄に思って、しっかりぶっ潰しにいきます。押忍。
(同僚の新井丈選手ら同様、圧をかけるHEARTSスタイルを貫く?)うちのジムらしい、前に前に出ていくファイトスタイルは変えるつもりはないですし、ここで落とすくらいなら…って思うんで、しっかりその戦い方を貫いて、ここを越えてベルトを巻いて、世界に行く予定なんで、このまま同じスタイルで突っ走ります。
(強気に発言されていますが、相手も打撃に自信を持っています)こっちもやってきていることをやっているので、ネガティブな発言はないですね。負けているところもないと思いますし、松本選手に相手にスプリットの葛西選手と、3-0の俺なので、何も思わないです。
(どんなインパクトを残してフィニッシュをする?)ここにいる皆さんは、試合オファーが来た時、怖かったとか言っている人が多いと思いますが、僕らは葛西選手もそうですけど、試合決まった時点からめっちゃ燃えているので、俺ら一番熱い試合ができると思います。楽しみにしていてください。
◆葛西
天弥選手、若くてすごい勢いがあると思うんですけど、自分のMMAをしたら普通に勝てると思ってるんで、よろしくお願いします。
(天弥のような前に出るHEATRSスタイルへの対応)自分は打撃も組みも自信がついてきて、試合で出せればHEATRSスタイルとも勝負できると思っているので、しっかり勝負したいですね。僕は茨城に来てボクシングをずっと8年間、諏訪部(潤)さんという方に教わっているんですけど、その先生がすごくいいんで、自分の打撃も試合で出せるようになってきたので、そこも勝負したいと思います。パンチキックが当たると思えばそれを出すし、いい形で組めると思ったら組むし、全局面で勝負します。
(下位ランカーの天弥を対戦指名した理由)2年前に僕は松本選手に負けて、天弥選手は松本選手に圧倒して勝って、会場にいて見ていたこともあって、自分が超えられなかった人をあんな圧倒している人とやりたいと思って。ランキングとか考えていなくて、すごい強い人とやりたいと思ったので、名前を出させていただきました。
(対戦が実現した気持ちは?)今最高です。幸せですね。やりたい相手とこんないい舞台で試合できるので、しっかり楽しんで勝ちますね。
(どんなインパクトを残してフィニッシュをする?)ベストフィニッシュとベストバウトを狙って熱い試合をしたいと思います。よろしくお願いします
粕谷優介「ベルトが遠のいたけど、まだあきらめていない」
ライト級 5分3R
粕谷優介(CROWN/2位)
ホン・ソンチャン[Hong SungChan](韓国/コリアントップチーム/7位)
粕谷は34歳。11年の修斗新人王で、UFCでの2戦を経験後、17年からパンクラスに参戦。19年9月のライト級暫定王者決定戦でサドゥロエフ・ソリホンに敗れ、22年4月以降は3連勝していたが、昨年12月のライト級王者挑戦者決定戦では雑賀ヤン坊達也に判定負け。4月の立川大会では久米鷹介に判定負けし2連敗中だ。
ソンチャンも34歳。15戦10勝3敗2無効試合。昨年5月、ROAD TOUFCライト級一回戦でロン・ジュに1R KO負け。4月の立川大会でパンクラスに初参戦し、当時7位の松岡嵩志に判定勝ちしランキング入りした。
雑賀は3月大会でアキラを1R KOして王者となり、今回の9月大会で久米相手に初防衛戦を行う。葛西和希(3位)vs. 天弥(5位)の次期挑戦者決定戦も組まれており、粕谷とソンチャンは勝ってその次の王座挑戦につなげたいところだろう。
◆粕谷
ヤン坊選手と久米選手に負けちゃってベルトが遠のいちゃったんですけど、まだあきらめていないんで、ここでまた勝って近づきたいと思います。
(久米と前回戦った感想)前回の記者会見で言っていた“久米地獄”を味わって、やっぱりきついなっていう。嫌でした。
(再起戦に向けての気持ち)ランキングは2位ですけど、正直、天弥選手と葛西選手の後ろに並んでいるかなっていう感じです。24歳でジムを出して今10年目なんですけど、ジムの会長でパンクラスのチャンピオンというのはおそらくいないのかなと思っているので、僕が唯一、他の人と違う目標として言えるのはそこだと思うので、あきらめないで、10年目なので、ランキング落ちないように、またここで勝ちたいなと思います。
(練習相手は基本的にジムの会員さんなのは変わらない?)僕の柔術の先生の道場に行って一般会員さんとやるので、特にMMAのスパーはあんまりやらないです。体が痛いんで、あんまりやりたくないんで、柔術が好きです。
(韓国から来るホン・ソンチャンについて)スタミナがあってレスリング力があるのかな、という感じですかね。僕は海外の選手とやることが多かったので、8人目か9人目くらいなので、海外で闘う大変さを知っているので、日本に来て闘ってくれるということで、リスペクトが相手にも伝わる試合ができればいいなと思います。
(どんなインパクトを残してフィニッシュをする?)僕はちょっと盛り上げたいとか、そういう心の余裕はいつもないので、自分ができることを一生懸命やって、それが伝わる試合になればいいなと思います。
井村塁、キルギス人選手との初の国際戦は「極めるじゃなく壊しに行く」
バンタム級 5分3R
井村 塁(ALMA FIGHT GYM PUGNUS/1位、ネオブラッドトーナメント2020同級優勝)
カリベク・アルジクル ウルル[Kalybek Arzykul Uulu](キルギス/Olymp Gym Bishkek)
井村は25歳。昨年9月大会では河村泰博に1R開始早々にギロチンを極められ一本負け。11月の再起戦では矢澤諒に1R開始早々に裸絞めで一本勝ち。今年3月の立川大会では田嶋椋に判定勝ちし1位に浮上している。次期挑戦者の位置にいるが、王者・透暉鷹(ときたか)がRoad to UFC参戦中のため、今回は海外の選手との試合が組まれた。井村はプロ15戦目にして初の国際戦だ。
アルジクルはMMA 11戦10勝(4KO/4一本)1敗の22歳。中央アジアのキルギス出身。上動画は3月の試合で2R TKO勝ちしている。中央アジア勢ではタジキスタン人のムハンマド・サロハイディノフが7月の立川大会でフライ級王者の伊藤盛一郎に挑戦した。アルジクルがバンタム級において同様の存在になるか?
◆井村
また地元立川で試合ができてとても光栄です。初の国際戦で結構危険な相手ですけど、自分らしく必ず仕留めて、チャンピオンの透暉鷹選手も極めちゃうと思って、この試合で僕の生き様をしっかり見ておいてください。
(対戦相手の印象)何個か試合映像を見たんですけど、怖いなと思ったですね、正直。でも僕が目指しているところは、あれ以上の選手もいっぱいいると思うので、超えなきゃいけないんで。ずっと激闘しているんですけど、また激闘すると思うんで。自分のしつこいところを見せつけて、前回決めることはできなかったんですけど、しっかり決めてます。チャンピオン、相手がいないと言って、この間負けてましたけど、自分が今回勝って、チャンピオンにも勝って、自分が目指しているところに行くだけなんで、そんな感じですね
(透暉鷹のRoad To UFCでの敗戦を見て、モチベーションに変化は?)パンクラスで2階級を制覇している透暉鷹選手でも、ああいうところに行っちゃうと勝てないかとシンプルに思ったですね。
(今回は初の国際戦で、未知の相手に立ち向かう覚悟は?)いつでも覚悟はできているんですけど、国際戦だし、いつも以上に覚悟はできているつもりですね。いつも以上に試合は盛り上げるつもりなので、覚悟はできていますね。
(どんなインパクトを残してフィニッシュをする?)しっかり試合するとかなじゃなくて、いつもの自分とは違うものを見せて、いつもは極めに行くんですけど、今回は“壊しに行く”というテーマを持っていくので、そこを見ていてください。
KAREN「KO・一本・血祭りで自分が勝ちます」
女子ストロー級 5分3R
KAREN(THE BLACKBELT JAPAN/2位・元王者、修斗世界3位)
エジナ・トラキナス(ブラジル/ホシャ・トップチーム)
KARENは21歳。昨年4月にソルトに判定負けし女子ストロー級王座から陥落。9月の再起戦では高本千代に判定勝ち。昨年12月には修斗に初参戦し、パク・ソヨンに1R TKO勝ちした。今年4月の立川大会ではホン・イェリンを相手にテイクダウン・グラウンドコントロールで成長を見せ判定勝ちし3連勝中だ。
トラキナスは18年にパンクラスに初参戦しライカに判定負け。19年9月、女子ストロー級暫定王者決定トーナメント1回戦で藤野恵実と対戦したが、1Rに藤野をパンチで攻めたトラキナスが右手首を負傷し、2R開始時にドクターストップがかかり、不完全決着に終わっていた。その後はブラジルの大会に上がり続け、昨年4月に4年半ぶりにパンクラスに参戦し、藤野に判定勝ちしている。その後はブラジルでの昨年9月、今年6月の試合で判定負けしている。パンクラスから1年離れたためランキング圏外となったが、ランカー相当の実力者なのは間違いない。今大会で藤野がソルトの王座に挑戦するため、KAREN×トラキナスの勝者が次の挑戦者の有力候補となりそうだ。
◆KAREN
今回また国際戦の試合を組んでいただいて、今回は実力もパワーもあるエジナ選手と試合します。これに勝った方が次タイトルに挑戦できる試合だと思っているので、しっかり油断せず練習してきたことを出して、自分が勝ちます。
(トラキナスの印象)自分よりも試合の経験もあって実力もパワーもある打撃が強い選手の印象です。
(ここのところ連勝しているが、THE BLACKBELT JAPANで磨いた技術への自信は?)着実に自分の体に技術が染み込んできていますけど、練習だけじゃなく、試合でもしっかり出せるようにしたいです。
(同階級のソルトと藤野のチャンピオンシップへの思いは?)そっちはそっち、自分は自分って感じです。
(どんなインパクトを残してフィニッシュをする?)今回は全部面白い試合の中で、自分も海外の選手と試合するので、KO・一本・血祭りで自分が勝ちます。
端貴代「フライ級の女子選手が増えたのがモチベーションになった」×渡邉史佳「覚悟を持って倒しに行きたい」
女子フライ級 5分3R
端 貴代(和術慧舟會AKZA/1位・元王者)
渡邉史佳(FIGHTER’S FLOW/3位)
端は46歳。21年10月の女子フライ級暫定王者決定戦でNØRIに判定勝ち。その後、シッジ・ホッシャの王座返上で端が正規王者となる、昨年4月の初防衛戦でNØRIに判定勝ち。3月の2度目の防衛戦では重田ホノカに判定負け。さらにドーピング検査の結果、重田と共に興奮剤の陽性反応が出て、80日間の出場停止、ファイトマネーの10%返却のペナルティが科されていた。
渡邉は24歳。昨年3月のライカ戦でプロデビューし判定負けしたが、今年3月の2戦目ではNØRIに判定勝ちしランキング入りしていた。
◆端
前回防衛戦を負けてしまって、またいろんなこともありまして、また再び試合ができることを本当に光栄に思っています。歳なんで、若手選手としかやることがないと思うんですけど、渡辺選手もすごくいい選手だと思うので、この試合、本当に楽しみにしています。勝ってベルトに近づけるような試合をしたいと思いますので、応援よろしくお願いします。
(再起戦に向けての心境)モチベーションということに関しては、ここ最近フライ級の女子の選手が増えてきたということが一番あると思います。戦いたい選手もたくさんいるので、ここで自分が終わってしまっては悔しいなと思うし、そこでやっぱり残っていきたいな、這いつくばっていきたいな、という気持ちが一番のモチベーションかなと思います。
(前回の敗戦から積み上げたことは?)自分自身試合をして足りなかった部分とか、補っていかなければいけない部分とかたくさんあると思うので、そこの部分を変えていく努力をしてきたつもりなので、今回の試合で見せれたらいいと思います。
(渡邊の印象)打撃から勢いもありますし、組みも積極的に果敢に組んでくるタイプだと思うし、寝技もガンガン極めにくるタイプだと思うので、全局面で自分の強さを出せる選手だと思うので、そこに自分も負けない気持ちで打ち克ちたいと思います。
(どんなインパクトを残してフィニッシュをする?)これが最後じゃないんですけど、いつ最後になるか分からないので、自分の精一杯を出し切りたいと思います。その結果、一本勝ちということで、今まで応援してきた皆様と勝利を一緒に味わいたいと思います
◆渡邉
今回、端選手と試合できることをとても嬉しく思っています。自分みたいな若い選手がベテランの選手を超えていかないといけないと思っているので、しっかりその覚悟を持って倒しに行きたいと思っています。(ビッグネームとの対戦が決まった気持ち)決まって、最初はすごい怖いなってのがあって。でも準備する中で、徐々に作戦とか練って、これでやってみようかな、という感じで出来上がってきているので、それをしっかり試して越えれたら最高かなと思います。
(前回のNØRI戦で得た自信は?)NØRI選手とやって打撃・組みで自信がついたって特にないんですけど、日々の練習で強い選手とかとやらせてもらっているので、それの方が自信になっているので、それをしっかりぶつけたいと思います。
(どんなインパクトを残してフィニッシュをする?)結構きつい展開になるのかなと思っているんですけど、思いっきりぶち当たりたいと思います。
パンクラス 9.29 立川:ソルト「思いっきり激しい試合ができる」×藤野恵実「パンクラスの女子も最高に面白いって言われる試合をしたい」。無念の敗戦経て成長した両者の女子ストロー級王座戦
パンクラス 9.29 立川:久米鷹介、調印式で涙「支えてくれる人たちが喜ぶ姿を見たい」。現ライト級王者・雑賀 ヤン坊 達也「ベルト関係なしにリベンジしなきゃいけない」
対戦カード
キング・オブ・パンクラス・チャンピオンシップ ライト級 5分5R
雑賀 ヤン坊 達也(DOBUITA/王者)※初防衛戦
久米鷹介(ALIVE/1位、元王者)
クイーン・オブ・パンクラス・チャンピオンシップ 女子ストロー級 5分5R
ソルト(マルスジム/王者)※初防衛戦
藤野恵実(JAPAN TOP TEAM/1位・元王者、修斗同級世界王者)
キング・オブ・パンクラス・チャンピオンシップ(第17代王者決定戦) ウェルター級 5分5R
押忍マン洸太((DESTINY JIU-JITSU/1位)
佐藤生虎[しょうご](UNITED GYM TOKYO/4位)
次期挑戦者決定戦 ライト級 5分3R
葛西和希(マッハ道場/3位)
天弥(和術慧舟會HEARTS/5位、ネオブラッドトーナメント2023同級優勝)
女子アトム級(ノンタイトル戦) 5分3R
SARAMI(整体北西/王者、修斗女子スーパーアトム級(50kg)世界3位・元王者)※パンクラスイズム横浜から所属変更
ホン・イェリン[Hong Yerin](韓国/DKジム)
ライト級 5分3R
粕谷優介(CROWN/2位)
ホン・ソンチャン[Hong SungChan](韓国/コリアントップチーム/7位)
バンタム級 5分3R
井村 塁(ALMA FIGHT GYM PUGNUS/1位、ネオブラッドトーナメント2020同級優勝)
カリベク・アルジクル ウルル[Kalybek Arzykul Uulu](キルギス/Olymp Gym Bishkek)
女子ストロー級 5分3R
KAREN(THE BLACKBELT JAPAN/2位・元王者、修斗世界3位)
エジナ・トラキナス(ブラジル/ホシャ・トップチーム)
女子フライ級 5分3R
端 貴代(和術慧舟會AKZA/1位・元王者)
渡邉史佳(FIGHTER’S FLOW/3位)
ストロー級 5分3R
野田遼介(ALLIANCE/7位)
船田侃志[かんじ](和術慧舟會HEARTS/8位、ネオブラッドトーナメント2024同級優勝)
フェザー級 5分3R
糸川義人(TURNING POINT MMA/11位、ネオブラッドトーナメント2022同級優勝)
栁川唯人(K-PLACE/12位、ネオブラッドトーナメント2023同級優勝)
バンタム級 5分3R
安藤武尊[ほたか](和術慧舟會AKZA)
ギレルメ・ナカガワ[Guilherme Nakagawa](ブラジル/ボンサイ柔術)
【プレリミナリーファイト】
第30回ネオブラッドトーナメント・フライ級決勝戦 5分3R
岸田宙大[ひろと](パンクラス大阪稲垣組)
山崎蒼空[そら](マッハ道場)
バンタム級 5分3R
友寄龍太(パラエストラ西東京)
渡邉泰斗(サツキジム横浜)
フライ級 5分3R
齋藤桜貴[るき](暁道場)
時田隆成(トライフォース東中野)
概要
大会名 PANCRASE 347
日時 2024年9月29日(日) 開場・13:10(予定) 開始・13:30(予定)
会場 立川ステージガーデン [HP]
中継 U-NEXT(2,189円/月)
チケット料金 VIP¥50,000- SS¥30,000- A¥13,000- B¥8,000- ※当日¥1,000-増し ※未就学児は膝上観戦に限り無料、着席の場合有料 ※チケット発売日8月8日(木)
チケット販売 イープラス パンクラスストア 出場選手・所属ジム
お問い合わせ パンクラス 03-5339-9198 http://www.pancrase.co.jp/