ノブ・ハヤシインタビュー 正念場を迎えた怪童、三年目のドーム出撃宣言

Interview & Photo : 井田英登

「二年目のジンクス」、ノブにとって2000年シーズンはまさにその一言に尽きる最悪のシーズンとなってしまった。

年始早々の天田戦敗退。続いて登場したシリル・アビディには出世の踏み台にされ、その揚げ句に、東京ドームへの切符を賭けたジャパンGPでは中国散打軍団の膝軍(テンジュン)には変則的なキックとクリンチワークで、まさかの敗北を喫してしまった。

脅威の怪童ぶりで有明の森を震撼させたスーパールーキーぶりは一体どこに行ってしまったのだと言いたくなるような、株価暴落現象ではないか。

しかし、相次ぐ敗戦の影で、ノブは着実に強くなって来ていた。
目に見えない水面下の努力を神は見捨てはしない。

二年目のジンクスなどというものは、結局、成長期の少年の関節が、その成長のあまりの早さに悲鳴を上げるのと同じ現象なのかもしれない。
成長なきものは、そもそも二年目も無ければ、ジンクスもないのだ。
ひたすら刀を磨ぎ、虎視眈々と次の出陣を待ち望む、前のめりな若者だけが、二年目にスランプに陥る権利をもつのだ。

本誌では、約一年前に行ったノブの個人インタビュウと比較しながら、ノブのなかで変わったもの、そして変わらなかったものをじっくり掘り下げてみた。

3年目の今シーズン、はたしてジンクスを吹き飛ばして、大いなる飛躍の時を迎えることが出来るのだろうか?


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TABLE OF CONTENTS
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1.幻のユニット「モンスター・パワーズ」とイギリス大会 [Campaign]
2.アンディの遺志を感じた草津戦 [Campaign]
3.ジャパンGP準優勝の勲章とギャップ [Campaign]
4.「K-1戦士ノブ・ハヤシ」オランダ逆逆輸入 [Campaign]
5.時代がアビディを選んだなら、いずれ僕にも順番が来る [Campaign]
6.ドームでの武蔵にはオーラが見えなかった [Campaign]
7.心も身体も切り刻まれながら強くなっていく [Campaign]


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