1)怒・その1:格闘技では勝つと負けるとでは雲泥の差なんです!
−− 前回の横浜文体の佐藤ルミナ戦について今絶対言っておきたいあるとうかがったんですが、あの試合は結局、試合中にバッティングがあって試合継続が不可能ということになって、そこまでの判定内容を集計すると言う形で、桑原さんの負けということになってるんですが。
「あれはねえ、終わった後ビデオ、何回もコマ落とししてみたんですけど、スローにして。頭ねえ当たってるように見えないんですよ。まあ、試合の時、側頭部が当たったような感じが有ったんですよ。ビデオ見ると、彼が、ルミナが僕の頭を押さえてて、僕がこう突っ込んだときに、僕の側頭部が彼の顎の辺りに当たったような感じで、今見ると。それでグローブでぐあっと引っ掛けて、自分のグローブで多分引っ掛けて切ったと思うんですよ。それをレフェリーは確認もしないで、一方的に彼の言い分を認めて・・・いつもそうなんですよね、レフェリーは。なんて言うんですかねえ、選手が言った事をそのまま認めちゃってね。よくあるんですよ」
−− よく有るというと?
「五月にもあったんですよ。それは僕の試合じゃないんですけども、郷野聡寛となんつったかな、イーゲン井上の所の選手(アンディ・ウォン:グラップリング・アンリミテッド所属)とやったときに、ヒザ蹴りが顔面入って、一回ダウン宣告しといて、倒れた奴がこうやって手を振ったら、ノーダウンにしちゃったりね。もし、ノーダウンだったらその間に郷野君は攻められたかもしれないじゃないですか。一回ダウン宣告しといて、選手がこうやったからって覆っちゃうのって。そういうのも一回や二回じゃないんですよね」
−− なるほど、じゃあ桑原選手はそのレフェリングに問題があると
「ホント、僕は怒ってますね。だれもそんな事言わないじゃないですか。うやむやにされて。だから上の人もだらしないんですよね。はっきりいって。僕は再三言ってるのに、誰も言おうとしないしね」
−− それは修斗コミッションに正式に抗議したんですか?
「レフェリーは・・・あの人はどうなんだろうな? 鈴木さんにはもう話したからいいんですけど、自分の間違えをどうやっても認めない人もいるんですよ。どんなに間違ってても、100パーセント自分が間違ってても。一回ねえ、なった判定というのは覆らないスからねえ。まあしょうがないかなあと思って。だから、試合の時にそうなったら、ビデオテープとか流して、僕にも確認させて、ちゃんとやるべきでしょう?もしかしたら間違ってるかもしれないじゃないですか」
−− 少なくともリングサイドの三方には審判員が座ってるわけで、その辺の合議のシステムがちゃんと機能してればそれなりに有効だと思いますけど。
(取材に同席したレスリング担当記者・横森)こないだのオリンピックのカレリンの試合でも三方に審判が座ってて、クラッチが切れたのだけが勝負の分かれ目だったんですけど、その中の一人だけがクラッチが切れたのを見える位置に居て。きちんと試合をその人が止めて、同時に撮ってたビデオを巻き戻して、その事実を確認してましたよね。
「ほーう」
−− 修斗でも導入されて欲しいシステムではありますね
「そうですね。だからレフェリングをもっと徹底して欲しいですね。まあ僕以外に言った人はいないと思いますけどね。なんで言わないんだろうなって不思議なんですよね。しっかりしてほしいですよね。こんなんじゃね、他の競技に馬鹿にされますよ。スポーツ、スポーツと言うんであればね、そういうことで、ルールがあるんですからね。徹底してほしいですよね、そういうことは」
−− じゃ、試合終わった段階で、今みたいなことを考えてずっと怒ってた?
「いや、ビデオ見てみるまでわかんなかったんですよ。終わってから三週間ぐらいたってから、あのー友達にビデオ録ってもらって。まあ、悔しかったことは悔しかったですけどね。こんなことは言いたくないんですけどね、3Rははっきり言ってバテてましたからね。格通のインタビュウでは“桑原はバテてた”って嘘ついてましたけどね。彼なんですよ!ほんとにバテてたのは。やってる本人は判るじゃないですか。1Rだって、僕のこと殴りながらハーッ、ハーッ、ハーッつってましたから(息が切れる様子を再現)。だから嘘つきですよね、彼は。だから見損ないましたよ、彼のこと。ある部分尊敬してたってのがあるんですけどね、そういう嘘をついてね、自分が有利に立とうとするなんてね。見損ないましたよ、彼の姿勢っていうのに。あと、何日か経って、電車の中でルミナのファンって人にあったんですけどね、“それまでルミナさんの事好きだったんですけどね、試合見ててもバテてましたよね。それで、なんか桑原さんのことスタミナないとか言って。それからルミナ嫌いになりました”って言ってたですからね」
−− 確かにスタミナの切れ具合は見てて判りましたからね
「肩で息してたんですよ、2Rとかって。僕もね、攻撃は単発になって、攻めきれなかったのは悪かったんですけどね。自分がスタミナ切れかかってるのに、僕がバテてるとか言ってね」
−− じゃあ当然再戦要求したい?
「そうですね」
−− あの段階での判定で負けになったというのはどう感じてます?
「2Rまでだったら・・・1Rはバック取られて殴られて、まあ大して効いてないですけどね。まあ終わってからもね、仲間とビール飲んでましたからね。ちょっとコブはあったんですけど。大体バック取りながらバランス悪いじゃないですか。単純に下半身潰れてたりしないし、だからそんな効かなかったです。だけど、見た目印象悪いから、まあ10対8ぐらいぐらい付けられてもしょうがないかな?とは思いましたけど。2Rは五分だったと思うんですけどね、雑誌とか見たら“グラウンドで圧倒されてた”とか書かれてましたけど、ずっと膠着だったですよねえ。頭から落したとか言ってますけど、3回ぐらいぶつかっただけですし、マットも柔らかいし。2Rは10対10でいいんじゃないか?と思いますよね」
−− じゃあ、相手もバテてきてるし、3Rで勝負を掛けるところだったと?
「最初から3Rで勝負掛けるとか、そういうアレではなかったですけどね。まあチャンスがあれば行こうと考えてたんですけどね。だけどもうホント疲れてるのは判ってたんで、3Rになったら精神的に楽になりましたね。行けるんじゃないかと思って」
−− 止められて凄く不本意だったというかんじですねえ。じゃあ、もう一回再戦を訴えていきたい?
「そうですねえ。マッチメイクは僕には権限はないですけど、坂本プロデューサーにも言いましたよ。“ルミナとの再戦お願いします”って。“ああ、わかったよ”って言ってましたけど」
−− まあ今回のカードはやっと掴んだチャンスですからね。ずっとやりたいって言い続けてたわけですし。
「ほんと、残念でしたよね。終わった直後はそうでもなかったんですけど、家帰ったらだんだんだんだん悔しさが込み上げてきて。なんつうんすかねえ、もし勝ってたら、全然扱いとかも変わってたと思うんですよ、取材も増えてねえ、もしかしたらCM出演とかもあるかもしれないじゃないですか(笑)そういうビッグネームですからね、佐藤ルミナつったら。それがあんな結果になっちゃって、勝つと負けるじゃ、全然雲泥の差になっちゃいますから、格闘技では。どう、口で表現していいか判らないですけど、悔しかったですよ」
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