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 高田&桜庭インタビュー
プライドでダブルバウト復活ってできますよねぇ?

Interview & Text : 井田英登
Camera : 薮本直美

高田と桜庭。
ぱっと見たところ、この二人に共通する要素はあまりない。
 
デビュー以来20年間スター街道を歩み、そのたくましい体躯、華やかな容姿で見る人に強い印象を残さずには置かない高田延彦。
一方、黙々と自らの技術を磨くことに集中し、リングで華やかなスポットライトを浴びることよりも、ゲームとバイクといった趣味の世界を愛する、日常の人桜庭和志。

あまりにも対照的な二人ではある。
しかし、ヒクソン戦での敗北、キングダム分裂といった緊急事態にあって、桜庭は高田の後ろにぴったり身を寄せた。Uインター、新日本プロレス、キングダム、PRIDEと苦難の道を歩む高田の横に、気が付くと最後まで付き従ってきたのは桜庭であったのだ。

高田道場設立の機運が高まったころには、既に、キングダムやUFC-Jでその実力を見せ付けた桜庭である。独自のキャリアを追及するという選択肢も十分考えられる、この大きな分岐点でも桜庭は高田に従う道を選んだ。

この選択について、今なお桜庭は多くを語らない。

しかし、その選択がPRIDEでの成功を呼び込み、今日のスターダムへ彼を押し上げた。 高田は世間の逆風と戦いながら、桜庭を始め松井、豊永という後進をその翼の下に擁し、育成の環境を維持し続けた。その成果がホイラー撃破という結果につながり、今日の高い評価を勝ちえる結果となったことを忘れてはなるまい。

本誌では今回、この二人のツーショットインタビュウに成功した。実りの時を迎え大きく羽ばたこうとしている桜庭と、20年間のキャリアを総括し、現役生活の最終コーナーに差し掛かろうとしている高田。二人のこれまでの歩みと、両者のこれからを語ってもらった。こうした師弟そろい踏みの光景はありそうでなかった物だけに貴重ではないかと思われる。

だが桜庭にとって高田は師であり、いまでもなあなあムードで決して気楽に話せる相手ではないという。一方、高田は桜庭を『弟子というか既に同志のような関係』と呼ぶほどに認めており、主にリード役は高田となったが、桜庭もその端々に信頼関係ののぞかせ、極めてリラックスした対話となった。やはりこの肩ひじ張らない雰囲気が”世界のサク”を生み出すに至ったということが実感できると思う。最後にはPRIDE史上初の仰天合体プランまだ飛び出すおまけもつき、予定を遥かに上回った分量となったが、十分楽しんでいただけると思う。[→GO]


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