
Interview : 井田英登・高田敏洋
大きな人である。
Camera : 井田英登
190センチあるというから、かなりでかい。いや、身長の話ではない。
確かに身長も高いが、そういう話をしているのではない。でかいのはそのココロである。
ノブ・ハヤシは心が広い。なぜ?
その話をする為には、昨年の12月7日の午後にまで遡らなければならない。
この日、我々ばうれびK-1取材班(井田&高田)は、幸福の絶頂であった。
今号掲載のア−ネスト・ホ−ストの独占インタビュウを収録した日のコトである。幸いインタビュウは非常に順調に進み、予定時間を15分もオ−バ−して終了した。しかしこの日の予定はこれでは終りではなかった。K−1GP観戦に一時帰国しているノブ・ハヤシを東京ド−ムに連れていって、グラビア風の特写を行い、来年の抱負を聞こうという事になっているのであった。
あこがれのホ−スト様にお目通りが適い、同じ部屋の空気を吸えただけでも幸せだと言うのに、午後からは四国が生んだ怪童ノブ・ハヤシとお昼御飯を食べようという状況。推定100万人のK−1ファンに申し訳ないような、まさに格闘技記者になって良かった、「生まれてきて良かった、お母さんありがとう」と心にもないコトを平気でつぶやいてしまうような、幸福な日だったのである。
しかし、この有頂天さが命取りになることを我々はまだこの時点で知る由もなかった。このあと、話にかまけた我々は、乗る電車乗る電車ことごとく方向を間違え、乗り継ぎを誤り、延々3時間に渡って東京の地下を迷子になってしまう運命にあったのである。
その間心の広いノブは、嫌な顔一つせず、方向音痴の編集長と楽しく会話を続けてくれたのである。本来なら、必殺の右フックの一発も食らわされても仕方ない状況にも関らず、だ。
この珍道中の最中、ずっと回し続けたデジタルビデオの内容を全てお伝えしたら、サ−バ−スペ−スがいくらあっても足りなくなってしまう。かなり公私に渡って楽しい会話があったのだが、そこは涙を呑んで抜粋でお伝えしていこうと思う。それでもこの分量なので、まずは今回PART-1ということで、割合シリアスに来年の抱負を語った部分を先にお届けし、次回はその後の地下珍道中編をお伝えしたいと思う。
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- TABLE OF CONTENTS
- ■PM1:00 都内某ホテル 『トリやったら毎日でも食べれるんですわ』
- ■PM1:10 JR品川駅にて 「いきなりオランダ行くなんて親怒りませんでした?」
- ■PM1:20 JR田町駅 入門二日目・恐怖のスパーリング [with QuickTime Contents]
- ■PM1:40 居酒屋「庄屋」 ひたすら食って、ひたすら練習。『飾り窓もいきませんよぉ』
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