このコ−ナ-では総合格闘技の各団体公式情報に加えて、未確認情報や怪しい噂、限りなく真実に近いオフレコただのガセネタ、ウソ、偽り、おおげさな表現、JAROにも相手にされないような、デマカセ、うさんくさいネタ、なんでも小耳にはさんだ情報などを、雑誌の片隅、新聞の隙間、商用ネットの暗闇から拾い上げ、当編集部の恐るべき取材力によって具体的に検証してお送りするコーナーです。胡散臭いものはより胡散臭く、確実なものはより正確に、あなたの御手元に届けます。
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<NEWS:ニュース>
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★★★★ 新聞・TV・ラジオ・公式HPなど公的メディア経由の情報
★★★  信頼できる情報筋からの情報、公認出来ないがウラの取れている情報
<RUMOR:噂>
★★ ウラ取りの出来ていない情報
信用することが難しい情報、風聞、推測情報
無印 デマ、与太、悪口、想像、でっちあげ
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9月27日の情報 ★★★ フルコンタクト・ファイターHP

「RAWチームメンバー大挙VTJ98に登場」

RAWチームニューズレターによれば、VTJ98のメインイベントに出場するランディ・コートゥアに続いて、RAWチームからさらに2名の選手が出場することになったようだ。まずIFCヘビー級チャンピオンであるウラジミール・マチュシェンコは川口健次と対戦する。またフランク・トリッグ も対戦相手は未定ながら、参戦を決めたとのこと。


9月23日の情報 ★★★★★   広報情報

「10・4後楽園のメインは渡部!」

▼ 10月4日(日)後楽園ホールで開催予定のTOUR"Advance"の全カードが発表された。なんと今回メインイベントを務めるのは、前回の武道館大会で、バス・ルッテンを相手にデビュー戦を行ったばかりの新人渡部謙吾。渡部の新人離れした潜在能力は前回のデビュー戦で証明されたが、デビュー2戦目の新人をメインに抜擢するのは前代未聞といえるだろう。会場人気抜群の渡部だけに、この衝撃的なマッチメイクとあいまって、かなりの動員を見込めるだろう事は確かだが、果たしてこの大ばくちが裏と出るか表と出るかは当日の渡部の出来次第ということになりそうだ。またセミでは高橋が美濃輪を、第4試合では近藤が石井を相手に迎えるこの大会、いわばベテラン対ネオブラッドクラス勢の登竜門マッチを意図しているようだ。

<メインイベント> 渡部 謙吾 (パンクラス東京)vsジェイソン・ゴドシー(アメリカ)

<セミファイナル> 高橋 義生(パンクラス東京)vs美濃輪 育久(パンクラス横浜)

<第4試合> 近藤 有己(パンクラス横浜)vs 石井 大輔 (パンクラス東京)

<第3試合> 渋谷 修身(パンクラス東京)vs稲垣 克臣(パンクラス横浜)

<第2試合> 冨宅 飛駈(パンクラス東京)vsトラビス・フルトン(アメリカ)

<第1試合> 窪田 幸生 (パンクラス東京)vs長谷川 悟史(パンクラス東京)


9月23日の情報 ★★★★★   広報情報

「パンクラス道場所属選手変更」

▼日本武道館大会で5周年という節目の大会を終え、10月大会から若手選手4名の所属道場を変更することになった。今まで、横浜道場に所属していた渋谷修身・長谷川悟史両選手が東京道場所属となり、同時に東京道場に所属していた國奥麒樹真・美濃輪育久両選手が横浜道場所属となる。  道場分割からほぼ一年が経過し、メンバー構成を見直す事で選手個人の技量はもちろんのことや、道場全体の技術の見直しが図られる事になるだろう。

<横浜道場>鈴木みのる・柳澤龍志・稲垣克臣・國奥麒樹真・伊藤崇文・近藤有己 ・窪田幸生・ 美濃輪育久

<東京道場 >船木誠勝・冨宅飛駈・高橋義生・山田学・渋谷修身 長谷川悟史・山宮恵一郎・石井大輔・渡部謙吾


9月23日の情報 ★★★★★   広報情報

「シュルト、タナーランキング入り」

▼この度キング・オブ・パンクラス実行委員会は、9月14日 日本武道館大会のランキング戦2試合(船木誠勝vsセーム・シュルト、國奥麒樹真vsエヴァン・タナー)の結果をもとに審議致しました後、ランキング3位にセーム・シュルト、ランキング7位にエヴァン・タナーを認定致した。

KOP ガイ・メッツァー(アメリカ)
1位 近藤有己(パンクラス横浜)
2位 船木 誠勝(パンクラス東京)
3位 セーム・シュルト(オランダ)
4位 柳澤龍志(パンクラス横浜)
5位 ジェイソン・デルーシア(アメリカ)
6位 國奥 麒樹真(パンクラス横浜)
7位 エヴァン・タナー(アメリカ)
8位 渋谷修身(パンクラス東京)
9位 山宮恵一郎(パンクラス東京)
10位 鈴木みのる(パンクラス横浜)

9月21日の情報 ★★★★★   広報情報

「高阪、UFCブラジル参戦正式発表」

▼本誌既報のとおり、10月16日ブラジルで行なわれるUFCブラジルにリングス・ジャパンの高阪剛が参戦する事が正式発表された。対戦相手はライオンズ・デン所属のピート・ウィリアムス。ウィリアムスはこの5月にマーク・コールマンを破っており、この一戦が事実上次期ヘビー級王座挑戦者決定戦となるであろう。


9月21日の情報 ★★★★★   広報情報

「滑川、グルジア大会参戦」

▼10月11日にグルジア・トビリシで開催されるリングス・グルジア大会に、滑川康仁の参戦が決まった。対戦相手はリングス・グルジアのゴキテゼ・バクーリ。滑川はデビュー以来、4戦して3勝1分と無敗のまま来ているだけに、初の海外戦を乗りきれるかが注目される。


9月18日の情報 ★★★★★   広報情報

「VTJ98にUFCヘビー級王者ランディクトゥーア登場」

▼本日、北沢タウンホールで開催された "Shooter's Dream "で10月25日開催のVTJ98の主要カードが発表された 。

 朝日昇VSジョン・ホーキ

 佐藤ルミナVSアンドレ・ペデネーラス

 宇野薫VSヒカルド・ボテーリョ

 エンセン井上VSランディ・クトゥーア

 何と言っても注目なのは、現 UFCヘビー級王者のランディ・クトゥーアの登場であろう。クトゥーアは3月大会をアマチュアレスリング大会出場のためキャンセルしたのを始め、5月大会を怪我で欠場、そしてこの10月16日に開催されるブラジル大会ではバス・ルッテンとマッチメイクされた事を不満として、約一年間UFCを欠場している。最後のNHBマッチは昨年末のUFCJであったということで、クトゥーアの試合は2戦連続日本で行なわれることとなった。


9月18日の情報 ★★★★★   広報情報

「日本修斗協会設立へ」

▼これまで、修斗内部の三権分立の旗印の下、競技=修斗コミッション・興行=ワールド修斗はそれぞれ活動が活発化してきたが、選手組織である修斗協会は実行的な組織体を持たなかった。しかし、オフィシャルジム代表者会議が中心となり、98年1月発足を目指して「日本修斗協会」がついに始動する運びになった。また99年からはオフィシャルジムの名称が廃止となり、プロ公式戦に出場している選手の所属する団体は全て協会加盟ジムとして一元化される。オフィシャル・チームについても、協会加盟サークルという扱いになり、加盟システムも若干変わるという。

 初代会長に就任するのは、総合格闘技木口道場修斗教室主催の桜田直樹氏。そして各オフィシャルジム代表が理事に就任、執行部として桜田会長を支えていく事になる。主要な役職は以下のとおり。

▼執行部
会長:桜田直樹(総合格闘技木口道場修斗教室)
理事:朝日昇(PUREBREDシューティングジム大宮)
   川口健次(シューティングジム横浜)
      草柳和宏(修斗ジムK'z FACTORY)
   坂本一弘(ワールド修斗)
   田中健一(総合格闘技津田沼道場)
   中井祐樹(パレストラ)
会計:北森代紀(ワールド修斗) 
監査:朝日昇(PUREBREDシューティングジム大宮)

▼顧問

特別相談役:佐山 聡(修斗創始者)
相談役:木口宣昭(総合格闘技木口道場代表)
   :鈴木康男(総合格闘技津田沼道場代表)
   :石川義将(第2代ミドル級チャンピオン)

▼選手会

選手会長:未定
 また海外でも修斗協会の発足の動きが起こっており、オーストラリアではラリー・パパドポロス主催のスパルタンジムが中心になって、オーストラリア修斗協会が発足した。既にAUS修斗ではアマチュア大会を実施するなどの活動が開始されており、プロ公式戦の開催も目指していくという。

9月18日の情報 ★★★★★   広報情報

「アマチュアシューティング大会情報」

▼ 日本修斗協会の発足に伴い、アマチュアシューティング大会の管轄は修斗コミッションから協会へと業務が移管されることになった。それにともない、各地でオープントーナメントや札幌・仙台・名古屋・福岡などの地方大会の開催も活性化するようだ。以下は現在決定している各地の大会の日程である。

9月27日 大宮フリーファイト20(PUREBREDシューティングジム大宮)
11月1日 大宮フリーファイト21(PUREBREDシューティングジム大宮)
11月3日 浪速フリーファイト4(堺市・初芝体育館柔道場)
12月   第1回東日本アマ修斗オープントーナメント(町田総合体育館)

99年1月 大宮フリーファイト27(PUREBREDシューティングジム大宮)
99年2月 第1回中部アマ修斗オープントーナメント(岡崎総合公園第二練成場)

9月18日の情報 ★★★★★   広報情報

「L−1にベッキー・リーバイ登場、三井綾も参戦」

▼10月10日に東京・両国国技館で開催される「L−1」に、アメリカのNHB選手ビッキー・リーバイの参戦が決定した。 L−1は、女子プロレス団体LLPWが主催する女子アルティメット大会で、1995年に8人のトーナメント形式で第1回大会が行われ、約3年ぶりの開催。今回はワンマッチ形式で「女子プロレス代表VS世界女子格闘技代表」の形を取る。 第1回の決勝戦のリベンジ・マッチである神取忍対グンダレンコ・スベトラーナ戦を始め4カードが発表されていたが、この15日に2試合、18日に1試合が追加された。 この7カードをもって全対戦カードとなる。

神取 忍(LLPW) 対 グンダレンコ・スベトラーナ(ロシア)
ライオネス飛鳥(フリー)対 イルマ・ヘルホーフ(オランダ)
堀田 祐美子(全日本女子プロレス)対 アンジェロ・アムロッソ(アメリカ)
沖野 小百合 (LLPW)対 リー・ウンジャ(韓国)
八木 淳子 (LLPW)対 フローア・ホルマン(オランダ)
高橋 洋子(Jd') 対 三井 綾(不動館)
ベッキー・リーバイ(アメリカ)対テリー・レポスキー(アメリカ)

アンダーカードでの注目選手は、ベッキー・リーバイ。ダン・スバーンの弟子で、世界唯一の女子NHB専門ファイター。あまりにも実力が突出しているため国内では女子の対戦相手が見つからない状態。先日アメリカで行われたフリーファイト大会に出場、メキシコ人男子レスラーと対戦して秒殺している。

高橋洋子は、昨年12月8日名古屋国際会議場センチュリーホールで開催されたVTスタイルの大会「オクタゴンチャレンジ」で、JWPの天野理恵子と対戦している。試合結果は17分25秒反則負け。しかし、直前まで高橋が圧倒的優勢であり、安定した力を持つ総合格闘家である。女子プロレス団体Jd’所属。
三井綾は全日本キック連盟不動館所属のキックボクサー。今年に入ってからは調整不足などで今ひとつ精彩に欠ける感があったが、今回のチャレンジで新天地を見出せるか。

キックボクシングから三井綾、NHBからベッキー・リーバイの参戦が決定したことによって、参戦選手はプロレスラー、総合、柔道、キック、空手と「なんでもあり」の名にふさわしい異種格闘技大会の色合いが濃くなった。
また、前回95年大会で「狭すぎる」という意見のあった六角形の金網は今回は使用せず、男子のアルティメット大会で使用される八角形のオクタゴンと同規模のものが採用される。

BoutReviewでは、TOTAL,JO-SHIでこの大会を扱う予定。
ルール等の情報はこちら。BoutReview JO-SHI(http://boutreview.com/joshi/l-1/menu.htm)


9月18日の情報 ★★★★★   広報情報

「メガバトルトーナメント'98実施要項発表」

 本日、東京赤坂WOWOW会議室において、今年の「リングスワールドメガバトルトーナメント98」に関する記者会見が行なわれた。今年のトーナメントは既報の通り国別対抗戦となっており、6ケ国8チーム参戦による勝ち抜き戦となる。参加チームはジャパン2チーム、ロシア2チーム、オランダ、グルジア、ブルガリア、オーストラリア。各チームの出場選手は以下のとおり。

ジャパンA 山本宣久、金原弘光、坂田亘

ジャパンB 田村潔司、高阪剛、成瀬昌由

ロシアA ヴォルク・ハン、イリューヒン・ミーシャ、セルゲイ・スーセロフ

ロシアB ニコライ・ズーエフ、アンドレイ・コピロフ、バロージャ・クレメンチェフ

オランダ ハンス・ナイマン、ディック・フライ、ヨープ・カステル

グルジア ビターゼ・タリエル、グロム・ザザ、ビターゼ・アミラン

ブルガリア トドール・トドロフ、ディミータ・ペトコフ、ボリス・ジュリアスコフ

オーストラリア  クリストファー・ヘイズマン、ドミニク・ディレニィ、トロイ・イッテンソン

 また、この大会ではトーナメント用の特別ルールが採用される。

・全ての試合時間は10分一本勝負の勝ち抜き戦形式。

・ロストポイントは1ダウン=1エスケイプ。2ロストポイントでTKO負け。

・引き分けの場合は両チームとも次の選手に交代する。

・勝ち進んだ選手がその後も出場するかどうかの選択は選手本人が持つ。

・選手の出場順はチーム内の判断に委ね、発表は大会当日に行う。

・結果、両チームが引き分けで終了した場合、チームのロストポイントの合計で勝敗を決定する。また総ロストポイントに差がない場合、審議委員の判定とする。

トーナメントの組みあわせは以下の通り

ジャパンA ━━━━━┓
          (10・23愛知)┣┓
ブルガリア ━━━━━┛┃ 
            (12・23福岡)┣┓ 
ロシアA  ━━━━━┓┃┃ 
          (10・23愛知)┣┛┃                
オランダ  ━━━━━┛  ┃
                         ┣優勝 
オーストラリア ━━━┓  ┃('99・1・23日本武道館)  
          (11・20大阪)┣┓┃                
グルジア  ━━━━━┛┃┃  
            (12・23福岡)┣┛ 
ロシアB  ━━━━━┓┃ 
          (11・20大阪)┣┛ 
ジャパンB ━━━━━┛ 

9月18日の情報 ★★★★★   広報情報

「10・11グルジア・イギリス大会同時開催」

▼世界規模の格闘技ネットワークをめざして海外大会を精力的に行ってきたリングスだが、10月11日にはついにグルジアとイギリスでそれぞれ第1回目の大会が開催されることになった。現在までに決定している、各大会のカードは以下のとおり。

<第1回イギリス大会>

於ミルトンキーネス(ロンドン郊外)サンクチュアリ・アリーナ

リー・ハスデル(イギリス)vs 金原弘光(リングスジャパン)

ジャスティン・グレイ(イギリス)vs ヒュー・ナイコート(フランス)

ジェラルド・コビール(イギリス)vs シロ・ゲイロ(イタリア)

クリス・ワッツ vs リー・セルフォール

スコット・ゴダード vs ジェイムス・ジィーキック

フィル・ノーマン vs トニー・ソマー

リー・マックギネス vs ニール・ロシアック

 

<第1回グルジア大会>

於トビリシ

ブザリアシビリ・ラマジ(リングス・グルジア)vsイリューヒン・ミーシャ(リングス・ロシア)

グロム・ザザ(リングス・グルジア)vsセルゲイ・スーセロフ(リングス・ロシア)


9月18日の情報 ★★★   フルコンタクト・ファイターHP

「UFCブラジルで高阪VSウィリアムス実現か?」

▼9月13日付けのフルコンタクト・ファイターHPの記事によれば、10月16日サンパウロで開催予定のUFCブラジルのカードが以下のように決定したという。 <UFCライト級チャンピオンシップ> フランク・シャムロックVSジョン・ローバー <UFCライト級チャンピオンシップ> ビクトー・ベウフォートVSジェリー・ボーランダー マイキー・バーネットVSパット・ミレティック デイブ”タンク”アボットVSペドロ・リッツオ 高阪剛VSピート・ウイリアムス ヴァンデレイ・シルヴァVSジェレミー・ホーン 同誌の記事では、これらのカードはUFCマッチメイカー、ジョン・ペレッティ氏の談話として紹介されている。ただしUFCの公式ページでは、高阪VSウィリアムス、シルヴァVSホーンのカードはまだ正式に発表されていない。

9月14日の情報 ★★★★★   広報情報

「PRIDE-4、日本人対決が追加。本間VS佐野」

▼開催まであと一カ月を切ったPRIDE-4だが、高田VSヒクソン戦以外にも興味深いアンダーカードが続々決定しつつある。今日追加発表されたのは、PRIDEシリーズ2度目の日本人対決となる本間聡VS佐野友飛(高田道場)の対戦。シューティング出身の本間と新日→Uインターをという経歴を持つの佐野の間には接点はないが、PRIDE-2でホイラーと対決した佐野のNHB的実力を測定する相手として、本間はうってつけの選手と言えるかも知れない。ただ気になるのは、先日発表された「K1 JAPAN」のラインナップに名前を連ねていた本間がなぜ PRIDEに登場することになったのかという問題である。以前お伝えしたとおり、10月28日の「K1 JAPAN」では柔術をベースにしたフリーファイト戦がラインナップされており、本間はその要員であったはずである。開催日程が二週間しかない両大会をかけもちするのは並大抵のことではない。通常からいえば、どちらかをキャンセルするのが筋というものだが・・・また本間の肩書がフリーというのも、また気になる要素の一つではある。続報が入り次第、前後関係についてはお伝えしていきたい。

 なお、もう一試合の日本人対決として菊田早苗VS松井駿介(高田道場)のカードも発表となっている。


9月12日の情報 ★★★★★   広報情報

「豊永負傷で高田道場との対抗戦2Rは延期」

▼9月21日横浜文化体育館で開催予定のFighiting Integration Vol.5の第一試合滑川康仁選の対戦カードが変更になった。当初予定されていた高田道場の豊永稔が練習中にろっ骨を怪我をして全治一カ月の負傷を負い、欠場。高田道場との交流戦として注目を集めたこの再戦だが、残念ながら先に繰り越しと言うことになりそうだ。滑川の対戦相手には、急遽「ファイテイングネットワークリングスU-FILE CAMP」所属の上山龍紀がマッチメイクされることになった。上村選手は、かつてUインター、キングダムに所属、一年間半の廃業期間を経て、今回現役復帰となる。

 上村選手のプロフィールは以下の通り。1976年4月17日東京都町田生まれ。高校時代にアマレスを学び、95年UWFインター 入門。96年9月松井駿介戦でデビュー。その後、97年キングダム 旗揚げ戦で、高田延彦のエキシビジョンマッチの相手を務めた経験も 持つ。その後突如廃業を宣言。同年、田村潔司主催のU-FILE CAMPに加入。 今回の抜擢を受けた。181センチ83キロ、22歳。


9月9日の情報 ★★★★★   広報情報

「横浜大会の全カード決定」

▼9月21日横浜文化体育館で開催予定の"Fighting Integration Vol.5"の追加カード2試合が発表された。

 まず、山本健一の対戦相手は、10月11日にイギリスでリングスルールの大会を開催するリー・ハスデルと決った。ハスデルは3月のNK大会で金原と対戦し、勝機の見えないエスケープを重ねた”前科”があるだけに、この試合今後の評価を左右するだろう。また坂田亘は11日のオーストラリア大会から10日置いただけで、クリストファー・ヘイズマンとの再戦を行う。これは5月の山本健一とまったく同じパターンを踏襲している。今後ライバル関係が続くと目される、山本健一はこの連戦を1勝1敗で終えている。


9月8日の情報 ★★★★★   広報情報

「平、本間、10月K1 JAPANで復帰戦」

▼昨日、午後1時から新高輪プリンスホテルにおいて、「K1 GRAND PRIX '98 開幕戦」ならびに「K1JAPAN'98」の開催についての記者会見が行なわれた。→→関係記事

 その席上発表された、10月28日(水)開催の「K1JAPAN'98 神風」の参戦予定選手リストの中には、正道会館平直行本間聡 の名前が含まれている。両選手は、ともに95年9月5日の「K1 REVENGE 2」での試合以降選手として試合を行っておらず、 専ら正道会館柔術教室のインストラクターとして後進の指導に当たってきた。今回「K1JAPAN'98 神風」では「日本人VS海外選手5対5K1ルールマッチ」とともに「柔術フリーファイト」が行なわれると予告されており、両選手はこの柔術フリーファイトマッチ要員としてラインアップされたようだ。ルール、対戦選手などはまだ未定であるが、雌伏3年、ついに正道柔術がそのベールを脱ぐ事になる。

9月8日の情報 ★★★  Full Contact FighterHP

「UFCブラジルで高阪vsコールマン実現か?」

▼ アメリカのWeb-Zine、Full Contact Fighter誌の伝えるところによると、来月 16日に開催が予定されているUFC-Brazilにおいて、ミドル級タイトルマッチと して、フランク・シャムロックvs"マシーン"ジョン・ローバーが行われる模様 である。このカードは以前1度、ハワイにおいて行われた Super Browl で、現ミ ドル級王者・フランクのNHBデビュー戦として行わている。結果はフルタイム判定 でローバーが勝利を収め、フランクのNHBにおける唯一の黒星となっており、今回 のカードは彼にとって正にリヴェンジ・マッチといえよう。一方のローバーはこ こ最近パンクラスを主戦場としているが、その強烈なインパクトとは裏腹に、初 参戦から未だ勝ち星を上げておらず、先日アメリカで行われたパンクラススタイ ルの大会 Neutral Grounds においてもフルタイム判定で敗れるなど、精彩を欠い ている。そのためローバー側としても、このカードをチャンスとして失地回復を 懸け、必勝を期している事は想像に難くない。

 他にも既にアナウンスされているとおり、カーウソン軍団を離れたビクトー・ ベウフォートと、ライオンズデンのジェリー・ボーランダーの対戦、そしてデイ ヴィッド・"タンク"・アボットと、マルコ・ファスの弟子、ペドロ・ヒーゾのカー ドがスーパー・ファイトとして予定されている。また、ライト級トーナメントの 優勝者であるパット・ミレティックと、ライオンズデンのマイク・バーネットの 間でUFCライト級王者決定戦も行われる。ミレティックは先日出場した、 Extreme Challenge において負傷を負っているが、今回の出場に関しては問題無 いという事である。

 そして残念な事に、ヘヴィー級のチャンピオンシップとしてラインナップされ ていた、ランディー・クトゥーア(rAw)vsバス・ルッテン(第3代キング・オ ブ・パンクラシスト)は、クトゥーア側がこれを拒否した事により、キャンセル となった。その理由は次期タイトル挑戦者決定戦の趣のあった、マーク・コール マン(ハンマー・ハウス)vsピート・ウィリアムス(ライオンズデン)の勝者 ・ウィリアムスではなく、NHBにおいては何の実績もない、UFC初参戦のルッテン がいきなり挑戦者として指名された事に、不服を感じている為というのがもっぱ らの噂である。SEG側は代替カードとして、マーク・コールマンとの対戦をルッテ ンに提示したが、ギャラが当初の予定の半分に押さえられる事などもあり、この オファーを断った。つまり、ルッテンのUFC初出場自体も、今回は見送られたとい う事である。

 これらのカードの他に、決定ではない噂の段階として、マーク・コールマンv s高阪剛(リングス)の対戦をSEG側は描いているとのこと。また大会中、少なくとも1人は、ブラジリアンのファイターを起用したカードが予定されている模様。 (眞砂 嘉明 )


9月6日の情報 ★★★★★  広報情報

「アレクサンダー大塚、イズマイウ参戦決定!」→→決定カード

▼本日、半蔵門東京FMホールで開催されたバトラーツ「 ヤングジェエレーションバトル決勝戦」の会場で、同団体のアレクサンダー大塚がPRIDE−4に参戦、マルコ・ファスと対戦する事を発表した。バトラーツでは以前、臼田勝美がヴァーリ・トゥードに出場した経験を持つが、大塚はこれがVT初参戦となる。また、PRIDE−4の追加カードとして 、ヴァリッジ・イズマイウVS小路晃の対戦も同じく発表された。

9月5日の情報 ★★★★★  広報情報

「パンクラスオフィシャルルール」一部改正

▼KING OF PANCRASE 実行委員会は、現行ルール中の3項目を以下の通り改正し、来る10月4日後楽園ホール大会より実施することになった。

1.「第8章 試合 第16条」

<現行ルール>  公式戦の試合時間は10分、15分、20分30分の4種類とし、すべて一本勝負とする。常にタイトルマッチは30分一本勝負、ランキング戦は20分一本勝負で行われる。ただし、特別試合は上 記規定に準じない。

<改正ルール>  公式戦の試合時間は10分、15分、20分の3種類とし、すべて一本勝負とする。常にタイトルマッチは20分一本勝負、ランキング戦は15分一本勝負で行われる。ただし、特別試合は上記規定に準じない。

2.「第26条 テクニカル・ノックアウト(TKO)」

<現行ルール>  (3)試合中に合計5回のダウン(ロープエスケープ)があった場合(5ロストポイント制)。 10分一本勝負と15分一本勝負はロストポイント3とする(3ロストポイント制)。

<改正ルール>  (3)20分一本勝負で合計3回のダウン(ロープエスケープ)があっ た場合(3ロストポイント制)。15分一本勝負はロストポイント2とする。(2ロストポイント制)10分一本勝負はロストポイント1とする(1ロストポイント制)。

3.「第28条 判定」

<現行ルール>  (3)10分一本勝負のみ両者のロストポイントに差がない場合、3分間の延長戦(サドンデス方式)を行う。延長戦後両者にロストポイントがない場合は、上記(2)に従い判定を下す。(注)「上記(2)」とは、ルール中、判定基準と判定方法を記している項目のこと。

<改正ルール> (3)10分一本勝負のみ、時間内に勝敗がつかず判定でも引き分けの場合、3分間の延長戦(サドンデス方式)を行う。なおも勝敗がつかない場合は、上記(2)に従い判定を下す。


9月5日の情報 ★★★★★  広報情報

「ヴェルファーレでファン参加型の記者会見」

▼10月の「PRIDE−4」に先駆けて、9月13日(日)KRSはヒクソン・グレイシー、高田延彦の両選手が参加する一般公開の記者会見を開催する。これは、同大会に先駆けたファン参加型のイベントを兼ねるもので、参加会費2000円、限定200人のを会場に迎える形式となっている。参加受付は当日1時より会場で。会場は港区六本木のヴェルファーレ。当日は、他に桜庭、小路(他一名)の日本人選手も参加する。


9月5日の情報 ★★★★★  広報情報

「G.C.M.出島VALE-TUDE1試合結果」

▼8月28日長崎公会堂で開催された、「出島VALE-TUDE1」の結果が届いた。この大会はリング使用の5分3Rのヴァーリトゥード形式。グラウンドでの肘、目突き金的なしのルールで行なわれた。今回、慧舟会チームと対戦したのは昨年5月に代々木第2体育館で開催された「エクストリーム・チャレンジ」の時と同様、欧州柔術軍団のメンバーで、今回は長崎出島が舞台ということもあり、全員がオランダ国籍を有するチームとなった。ただし、人種が錯綜する国民性を反映して、どの選手も人種的にもバックボーンになる格闘技もそれぞれルーツはばらばらである。選手名の後ろに記載してあるのは、柔術以外の競技経験と父祖の出身国である。

 なお大将戦に抜擢されていた高瀬大樹は体調不良につき、欠場。代打で出場した小路は10月11日のPRIDE−4で、グレイシー柔術の強豪との対戦が噂されている最中であり、この結果には満足できないところであろう。

<先鋒戦>
広野剛康

1R 4'38"

×
ドック・チー
(東京本部)
腕ひしぎ逆十字
(ムエタイ:タイ)
<次鋒戦>
阿部正律 2R 2'17"
×
ヤメイ・セラディア
(東京本部)
チョークスリーパー
(テコンドー:スペイン)
<中堅戦>
阿部裕幸
2R 2'22"
×
アンドリュー・ケア
(東京本部)
腕ひしぎ逆十字
(フリーファイト:オーストラリア)
<副将戦>
×
林伸幸
1R 1'58"
フィダル・セラディア
(富山支部)
ヒールホールド
(テコンドー:スペイン)
<大将戦>
小路晃
3R
アドリアノ・デ・スーザ 
(東京本部)
ドロー
(カポエラ:ブラジル)

9月5日の情報 ★★★★★  広報情報

「慧舟会成増道場オープン、責任者は小路晃」

▼9月27日(日)板橋区成増に慧舟会の新道場がオープンする。名称はA3-Gym(エースリージム)。この道場の責任者には小路晃が就任。インストラクターとして、宇野薫、広野剛康、阿部裕幸等が日替わりで登場する予定。 なお場所は東武東上線成増駅、有楽町線営団成増駅下車 徒歩5分。板橋区成増2-4-1 リディア B1F。電話は03-3939-2509(但し9/27迄のお問合せは事務局までモ03-5200-3546)。運営方針は東京本部よりもビギナーに主眼をおいたレッスン内容になる予定。一般説明会は20日午後1時から、練習開始は10月7日からになる。


9月5日の情報 ★★★  ニュースソース秘匿

「6日バトラーツ大会で、重大発表」

▼明日6日、東京半蔵門FM東京ホールで開催されるバトラーツの大会の会場で、所属選手に関して、かなり重要な発表が行われる模様。


9月4日の情報 ★★★★★  広報情報

「ガッツマンプロモーション第1回大会、全カード決定」→→カード

▼9月18日(金)東京、下北沢・北沢タウンホールで開催予定の「下北沢修斗劇場第1弾Shooter's Dream」の全カードが発表された。この大会は総合格闘技木口道場修斗教室主催の桜田直樹氏が自ら「ガッツマンプロモーション」を興し、プロモーターとして主催する第1回の大会となる。メインイベントは5月のミドル級王座決定戦で桜井速人に敗れた中尾受太郎の復帰戦。対戦相手同大会で藤原正人と戦った田中幸人、改めレッド・スレイヤーズ・ガイ。また、BoutReviewが一番のお勧めなのは第4試合、桜井隆太VS喜多将士。桜井は今年のアマチュア修斗ライトヘビー級優勝者であり、喜多はナニワ・フリーファイトのエース的存在で、普段修斗になじみのない関西の観客の度肝を抜くパワー&テクニックで知られる。

 BoutReviewでは桜田会長のオリジナルインタビュウで、この大会の見どころを解説してもらった。興味のある方は是非御参照いただきたい。   →→桜田直樹、"Shooter'Dream"を語る。


9月2日の情報 ★★★★★  広報情報

「”PRIDE−4”で桜庭VSゴエス」→→決定カード

▼10月14日に東京ドームで開催予定の”PRIDE−4”の追加カードが一部発表になった。

 前回の”PRIDE−3”では、カルロス・ニュートンと対戦し、卓越した関節技合戦で武道館を沸かせた桜庭和志(高田道場)が、今回はカーウソン・グレイシー道場のアラン・ゴエスと対戦する。ゴエスはかつて鳴り物入りでパンクラスに登場したものの、高橋義生との対戦を直前にキャンセルし、契約トラブルに発展したり、UFCではタンク・アボットと乱闘騒ぎを演じるなど、トラブルメーカーとして知られている。

 また、”PRIDE”の外人エースとして目されながら、なかなか会心の一戦に恵まれないマーク・ケァー(ハンマーハウス)は、ルタ・リーブリ最強戦士として呼び声の高いウゴ・デュアルチ(ルタ・リーブリ/ブルシノーラ・アカデミー)との対戦が決まった。ウゴは前回5月に開催されたUFCでタンク・アボットにまさかの敗戦を喫しており、この一戦が評価の分かれ目になる可能性が高い。


9月1日の情報 ★★★★★  広報情報

「坂田、オーストラリア大会に参戦」

▼9月13日にオーストラリアブリスベーンで開催される予定の、第2回リングスオーストラリア大会にリングスジャパンの坂田亘選手の出場が決った。今回の大会ではメインイベントでクリストファー・ヘイズマンと対戦する事になっている。オーストラリアで、リングスルールの大会が開催されるのは、今年の6月に続いて2度目。

 リングスオーストラリアのヘイズマンは「準備期間が短い中で非常にハードであるが、人々のリングススタイルへの関心の高さが実感できて、やりがいがある。リングスへの認知度を高めるのが第一だが、念願の中量級のベルトを捲くためにも、坂田は倒さなければならない選手。オーストラリアでの対戦を楽しみにしている」とコメントしている。

 なお同大会はリングスルールの他、VT形式の試合を含め全8試合が予定されている


8月30日の情報 ★★★★★  広報情報

「VTJ’98に”修斗四天王”出揃う」

▼8月29日に開催されたワールド修斗主催「V Las Grandes Viajes」の興業で、全試合終了後、リング上で今年のVTJ参加選手に関する発表が行なわれた。

 リング上に上がったのは、修斗ヘビー級王者・エンセン井上、修斗ミドル級王者・桜井速人、修斗ライト級・朝日昇、そして修斗ウェルター級1位・佐藤ルミナ4人。今年のVTJには、ワールド修斗興業におけるメインイベンターであるこの4人が全員出揃う事になった。加えて、ミドル級5位の宇野薫(和術慧舟会)の参戦も決定している。

 また朝日選手が、昨年のVTJで巽宇宙を破った、ジョアン・ホーキ選手と対戦する事もあわせて発表となった。

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