昨年12月フェザー級王者となったマモルの、チャンピオンになって初めての公式戦。しかも初のブラジル人相手だ。開始早々マモルが相手のキックに合わせタックルで飛び込んだところ、スタンドでのフロントチョークに捕まる。かろうじて脱出するが、テイクダウンしハーフガードとなったところでまたもフロントチョークに捕まる。「一瞬極まりかけた(マモル談)」ものの何とか脱出。相次ぐチャンピオンのピンチに会場から悲鳴が巻き起こったが、最後は「得意技」のサイドポジションから回転しての腕十字を極め、大逆転の一本勝ちをおさめた。この瞬間会場は怒涛のような歓声に包まれ、マモルはメインの重責&チャンピオンとしての闘いぶりを見事果たして見せたといえるだろう。試合後マモルは「課題はいろいろあるが、とりあえず勝ててうれしい。弱点を克服して穴のないチャンピオンになりたい。防衛戦は誰とでも構わない。ベルトをずっと持ち続けていたい」とコメント。
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