トーナメントの第一回戦を飾ったのは、修斗などでもお馴染みのジム、四王塾の姿と、アマチュア修斗で活躍し、先の第8回アマチュア・リングスの70kg級で見事優勝を勝ち取った小谷の2選手である。総合のアマチュア大会としては長い歴史を誇るアマリンは、特にこの2〜3年、総合をやっている各ジムのアマチュア選手の力試しの場所といった方向に進みつつあり、プロ修斗の興行で、アマリン参加経験者の顔を見ることも珍しくない。
開始早々、そのアマリン優勝者である小谷の実力が爆発した。
いきなり鋭いパンチを浴びせかけると、そのまま組み、コーナーに押し込む。そして膝。足応えを感じたか、突き放してパンチの連打。棒立ちになり、明らかにスタンディング・ダウン状態の姿。
1分弱の惨劇であった。
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