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pridePRIDE.11 2000年10月31日(火) 大阪城ホール

第7試合 10分2R 
× 日本/怪獣王国
佐竹雅昭
183cm,106.8kg
2R 2'01"

チョークスリーパー
日本/U.F.O(世界格闘技連盟)
小川直也
193cm,111.5kg

 スペシャルゲストとして歌手の桑田佳祐が登場、ギターを持ち小川と佐竹両者への応援歌を熱唱した。
 試合開始前からにらみ合い眼光鋭い両者。最初両者カウンターで接触、パンチの攻防になるが打撃なら佐竹の独壇場。小川の甘い防御を突く。6分過ぎあたりから佐竹が左ローを連発すると、右腿が動かなくなってきた小川がしだいに佐竹に組み付こうとするようになる。佐竹の右の目尻から出血があるが大勢に影響はなし。佐竹が距離を取りローを放ち続け1R終了。

 2Rもスタンドの間合いから始まったが、小川が片足タックルから足払いでテイクダウンすると、完全に小川のペースに逆転。ハーフの体勢でアームロックを狙うと、素早くサイド、マウントとポジションを移行し、パンチ、バック、チョークという王道の攻めで一本勝ち。
 見事逆転勝ちをおさめた小川はマイクを渡されるが「応援してくれた皆様ありがとうございました。打撃で勝とうとしたのは馬鹿な考えでした」と謙虚なアピール。リングをおりると師匠の猪木氏と握手した。

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レポート:井原芳徳  写真:井田英登

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