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Report
pride 2000.1.30 PRIDE-GP 一回戦 東京ドーム
 第4試合 
藤田和之
2'48"
袈裟がため
ハンス・ナイマン
×

キングコング vs ブルドック


 
藤田和之―アマレス時代の戦績は全日本学生選手権4連覇、さらに全日本選手権優勝2回という輝かしい成績。その後、1996年に新日本デビューを果たした藤田は、猪木イズム最後の継承者として新日本の時代を担う若き逸材としてその期待を一身に背負った。文字通りのレスリングエリートとも言える彼がまさかの新日本脱退。新天地を求め、新たな旋風とともにプライドのリングへとやって来た。
ミドルで攻めたてるナイマンは藤田をコーナーへと追い詰める。ナイマンはコーナーのかさにかかってパンチを連打するが、ミドルのカウンターに合わせ素早くタックルを仕掛ける藤田。テイクダウンを奪う。しばらくガードポジションで膠着する両者にレフリーから「アクション!」の指示が。その後、ガードポジションのナイマンに、スタンドから飛び込んだ藤田が素早くサイドポジションに回り込み袈裟固めの体勢に。ナイマンからタップを奪った。
試合後の大歓声を全身で受けとめた藤田は、試合後のマイクアピールで「道はどんなに険しくても、笑っていこうぜ!」と絶叫。「茨の道」とも言われたプライドのリングを勝利の花道に変えた藤田に、ドームは祝福と期待の大声援を送った。

(藤間敦子)



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取材:藤間敦子・山口龍・横森綾  写真:井田英登

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