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第7試合 トリプルセミファイナル 日・泰ライト級国際戦 62kg契約/5回戦 | |||||||
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ソンコムはスキンヘッドで体形からもタイ人版・武田といった風貌。石井より10センチほど背が低く、同一階級の選手とは思えない雰囲気だが、石井も「見えなかった」というほど伸びとスピードのある右ハイで1Rからいきなりダウンを奪う。ソンコムはローも効果的に使う。石井も右ローを的確に打ち、ソンコムの蹴りを封じ込めようと試みる。3Rにはソンコムがローにバランスを崩す場面も。だが4Rになるとソンコムが勢いを取り戻す。左ミドルの連打など、攻撃のリズムが速まってきた。石井はロー攻撃を徹底するが、単発に終始しなかなかソンコムを突き崩せない。結局判定は大差でソンコムに軍配。昨年12月のタイ興行に続きムエタイ越えに失敗した石井は「自分の距離にさせてもらえなかった」とタイ人の巧さに完敗を認めた。
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レポート:井原芳徳 写真:菊地奈々子 |