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▼「K-1は初期のギラギラした魅力を失ったと思う。もし今日、選手たちが駄目な試合を行うようであれば、K-1ジャパンを止めてしまおうかと考えております」 石井館長の衝撃的な挨拶で幕を開けた仙台大会だったが、異種格闘技戦の様相を呈した武蔵対ブラガなど、意地と意地のぶつかり合う好勝負が相次いだ。これには石井館長も大会後「もう少しこの闘いを見たくなってきました」と満足げ。アントニオ猪木軍団との対抗戦に向け石井館長はK-1の新局面を見いだした様子だった。
なお、決勝トーナメントのシード予定だった昨年準優勝の天田ヒロミ(フリー)は腰の負傷の回復が思わしくなく欠場。代わって石井館長は「名古屋にエントリーされているニコラス・ペタスに8月にまわってもらう」とペタスにオファー中であることを明かした。
◆ 決勝トーナメント進出決定選手(8月19日・さいたまスーパーアリーナ大会。組み合わせは後日決定)
武蔵(正道会館/シード:昨年優勝)グレート草津(チームアンディ)中迫 剛(正道会館)ノブ・ハヤシ(ドージョーチャクリキ)大石 亨(日進会館)藤本 祐介(正道会館)富平 辰文(正道会館)
第11試合 スーパーファイト 3分5R | |||||||
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メジロジムの秘蔵っ子・レミーが強力なローとバネのある膝を武器に昨年世界GP準優勝のセフォーと互角以上の闘いを演じる。セフォーはリーチの長いレミーの懐になかなか飛び込めず得意のフックをヒットできない。次第にレミーのローでセフォーがぐらつくようになる。5Rのレミーのノックアウト勝ちに期待が高まったものの、セフォーは腕と左スネを負傷し4R終了時に陣営がタオル投入。伏兵レミーがまさかの勝利をおさめた。石井館長もレミーを高く評価し、今後第三のオランダ人強豪に育て上げたいと語った。
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第10試合 K-1 JAPAN グランプリ1回戦 3分3R | |||||||
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白熱の打撃戦となったが、サウスポーとオーソドックスの激突のせいもありローブローが相次ぐ。1Rは両者1度ずつ注意、2R柳澤が警告1、3R柳澤がホールディングで注意1を受ける。試合は延長が終わっても決着が付かなかったが、柳澤は左足甲を骨折しセコンドがタオル投入。富平が勝利した。
※本戦0-0(30-30,30-30,30-30)、延長1-0(10-9,10-10,10-10)
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第9試合 K-1 JAPAN グランプリ1回戦 3分3R | |||||||
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内田がミドル、ローを武器に攻め込んだものの、決定打に乏しく延長にもつれこむ。延長も内田ペースが続いたが、両者スタミナの消耗が激しい。最後は気力の勝負。再々延長、藤本が左フックで内田をノックアウトし見事逆転勝ちをおさめた。
※本戦0-0(30-30,30-30,30-30)、延長1-0(10-10,10-9,10-10)
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第8試合 K-1 JAPAN グランプリ1回戦 3分3R | |||||||
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2Rまで両者決め手の欠く内容だったが、3Rバテ気味の鈴木を大石がパンチと膝で攻め続け勝利。
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第7試合 スーパーファイト 3分5R | |||||||
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ホーストの所属するボスジムでトレーニングを積んできたレコが大健闘。一回り大きいバンナがプレッシャーをかけ右ロー、剛腕パンチで攻めるが、落ち着いて距離を取る“仮想ホースト”をなかなか攻めきれない。4R終盤ようやく1ダウンを奪うが、減量ミスがたたりバンナはスタミナロスが激しい。5Rにはニュートラルコーナーに追い詰められ顔面パンチの連打を浴びてしまう。4R奪った1ダウンがポイント差となりバンナは辛くも勝利した。
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第6試合 K-1 JAPAN グランプリ1回戦 3分3R | |||||||
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TSUYOSHIが序盤から左フックで攻勢。2R、ノブが1ダウン。だが後半はノブがロー中心に盛り返し、TSUYOSHIから右ハイで1ダウンを奪い返す。TSUYOSHIはホールディングで注意1。3R、ノブは右眉をカットしながらも左右のミドル、パンチでTSUYOSHIの動きを封じ込め、逆輸入ファイター対決を制した。
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第5試合 K-1 JAPAN グランプリ1回戦 3分3R | |||||||
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子安は小刻みに動きロー中心の攻め。だが二回りほど大きい中迫が1Rハイキック一発でダウンを奪う。子安は左のこめかみあたりを出血しドクターチェック。3R子安が延髄切りのようなキックを叩き込むと、中迫もヒートアップ。両者の激しいラッシュに会場は盛り上がる。判定は攻め込む場面の多かった中迫に軍配が上がった。
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第4試合 K-1 JAPAN グランプリ1回戦 3分3R | |||||||
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百瀬が伸びのあるパンチで健闘したが、草津は距離を取りローを的確に叩き込み勝利。
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第3試合 スーパーファイト 3分5R | |||||||
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1R終盤、ブラガがさば折りの状態で武蔵を倒す。武蔵が頭部をマットにぶつけ脳震とうのような状態になる。ブラガに注意1。武蔵のダメージの回復をはかり3分のインターバル。武蔵は左ミドル、左ボディでブラガの右わき腹中心に攻めるものの、ブラガのプレッシャーに苦戦。2Rにブラガの左フックでついに1ダウン、3Rもパンチラッシュに苦しむ。だが武蔵も左ハイ、ミドルをヒットさせ反撃。一進一退の攻防に観衆も湧く。4Rは武蔵が攻勢。左ミドルの連打でついにはブラガの動きが止まる場面も。5Rも左中心に攻めたが、ブラガはクリンチで防御し、なかなかダウンを奪えず。武蔵は技のかけ逃げで注意1。判定はドローだったが、武蔵の成長と必死さの感じられる好勝負となり、石井館長も「ブラガのテイクダウンは故意的だろうと思うが、あれで武蔵の闘争本能が呼び覚まされた」と武蔵を高く評価した。
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第2試合 ワンマッチ 3分3R | |||||||
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第1試合 ワンマッチ 3分3R | |||||||
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速報:井原芳徳 写真:井田英登 |