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Kick /K-1 News
1.29 K-1 チケットを買えなかった人に朗報。松山大会を実況生中継
1.29 NJKFほか 4団体代表がNJKFリングで交流表明
1.29 NJKF NJKF2000年年間表彰。最優秀選手は桜井洋平
1.27 MA MA2000年連盟表彰。最優秀選手は伊藤隆
1.26 K-1 チームアンディ草津、“ネバー・ギブアップの精神”を継ぎ必勝宣言
1.25 K-1 アーツ母国復帰戦でGP予選。イグナショフvs レコも実現
1.18 K-1 アビディ、1.30松山大会欠場
1.17 全日本 ウェルター王者内田登場。セミでランバーvsリトル・ジャイアント
 

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k1 1月29日 公式情報

「チケットを買えなかった人に朗報。K-1松山大会を実況生中継」

▼1月30日・愛媛県松山市総合コミュニティセンターで行われる「K-1 JAPANシリーズ K-1 RISING 2001 〜四国初上陸〜」のチケットが完売した。そこで、チケットを買えなかった人達にも会場と同時進行で試合を見られるように、大会会場である松山コミュニティセンター内に隣接したコスモシアターで実況付きのライブ放送を行う事が決定した。

【K-1 RISING 2001 クローズド サーキット】
開催日時 1月30日(火) 17:00開場 18:30開始
会場 松山総合コミュニティセンター内 コスモシアター
  愛媛県松山市湊町7-5  TEL 089-943-8188 
主催 南海放送/株式会社K−1
入場料金 全席指定 一律\2,000-
発売日 1月30日(火) K−1会場入口当日券売場にて16:30より発売

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kick 1月29日 公式発表

「4団体代表がNJKFリングで交流表明」

1月26日NJKF後楽園大会において、NJKF、日本キック、K-U、APKFの4団体の交流強化がリング上で表明された。ニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF) 藤田真理事長、日本キックボクシング連盟 渡辺信久代表、キックユニオン(K-U) 小林秀至代表、アジア太平洋キックボクシング連盟(APKF) 南樹三生代表の4名がリング上に上がり、NJKF藤田理事長が交流について挨拶を行った。2月17日にはNJKFと日本キックの合同興行が予定されているが、以降も積極的に4団体の交流戦を組んでいくことをアピール、また将来には統一ランキングの設定も視野に入れているという内容だった。
 最後に各代表が手を取り、その意志を表明。分裂を繰り返し一団体あたりの選手層が薄くなったキック界だが、こうした統一の流れが、団体代表者によって正式に表明されたことは意義深い。[写真左からNJKF藤田理事長、K-U小林代表、APKF南代表、日本キック渡辺代表]

 ただし、ランキングの統一やベルトの併合については課題が残る。各団体ともレフェリング・ジャッジの規準は微妙に異なっており、まずこれが運営側で統一されないことには公平なランキングは望めない。マッチメークにしても、同一団体での対戦と交流戦の位置付けを同じにするのか差をつけるのかで選手のモチベーションも変わってくるだろう。
 しかし、始めてみないと始まらない、という面も確かにある。まずはスタート、そして一つ一つ課題をクリアしていく形で改善が計られるのならば、4団体の選手層が強力な武器となる。バラエティに富んだマッチメークは観客にとっても魅力的だ。2月17日の大会は「統一のためのステップ」を4団体が踏めるかの試金石となる。

(薮本直美)

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kick 1月26日 <NJKF>公式情報

「NJKF2000年・年間表彰。最優秀選手は桜井洋平」

最優秀選手賞  桜井洋平(岩瀬)
年間最高試合賞
 オーローノー・ポー・ムアンウボン
 対 小野瀬邦英 
 9月24日・後楽園ホール

敢闘賞 松浦真次(東京北星)
殊勲賞 楠本勝也(東京北星)
技能賞 佐々木功輔(北流会君津)
努力賞 松浦信次(東京北星)
新人賞 藤原国崇(拳之会)
 〃  宮園泰人(ウィラサクレック)

※BoutReviewからも桜井洋平選手に記念品を贈呈しました。

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kick 1月27日 <MA>公式情報

「MA・2000年度連盟表彰。最優秀選手は伊藤隆」

▼マーシャルアーツ日本キック2000年の表彰選手が発表され、1月27日後楽園大会で表彰式が行なわれた。(戦績は2000年1年間の内容)

最優秀選手賞  伊藤隆(山木)       6戦6勝4KO
最高試合賞   ラビット関(山木)     4戦2勝1KO1敗1分
殊勲賞     内田ノボル(ビクトリー)  7戦5勝3KO2敗
敢闘賞     森岡卓司(武勇会)     4戦3勝1KO1敗
 〃      木村允(土浦)       4戦3勝1KO1分
技能賞     井上哲(山木)       3戦2勝1KO1分
 〃      天野哲成(マイウェイ)   3戦3勝
KO賞     TOGANEジャガー(東金)  3戦3勝3KO
 〃      ファイティング前沢(土浦) 4戦4勝2KO
新鋭賞     TOGANEタイソン(東金)  6戦4勝1KO2分
努力賞     大谷則之(士道館)     2戦2勝
 〃      カズ工藤(士道館新座)   4戦2勝2KO2敗
特別賞     柴田早千代(白龍)
最優秀新人賞  荻野兼嗣(ビクトリー)   6戦3勝1KO1敗2分
新人賞     笹田勝俊(武勇会)     2戦2勝

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k1 1月26日 公式情報

「チームアンディ草津、“ネバー・ギブアップの精神”を継ぎ必勝宣言」

▼1月30日(火)愛媛県で開催されるK-1 JAPANでノブ・ハヤシと対戦するグレート草津が東京・高田馬場の正道会館で、今は亡き師・アンディ・フグに必勝を誓った。
 アンディが昨年8月に急逝するまでの約1年半スパーリングパートナーを務めてきた草津は、今でも毎日欠かさず天国のアンディに手を合わせ、練習の報告をしているという。一時はチーム・アンディ自然消滅もささやかれたが、草津はマイケル・マクドナルド、大野崇、鈴木政司とミーティングして、チームの存続を確認した。昨年末試合が決まると草津は年明けに静岡で6日ほど自主トレを積んだ後、アンディと頻繁にトレーニングを積んできた沖縄の平仲ジムで1/11から1週間合宿。マイケルを仮想ノブ・ハヤシに仕立て、みっちりトレーニングを積んだ。「マイケルのスピードはトップクラス。彼のパンチに慣れれば楽に闘えるようになる」「去年にはマット・スケルトンとも練習したし、大柄のノブのプレッシャーに負けないスタミナと技術は身に付けた。全ての面で前とは違う」と自信たっぷり。昨年5月・北海道大会での黒澤浩樹戦以来8カ月ぶりの試合となるが、ブランクの不安はなく、怪我していた両膝も完治したという。「先に仕掛けて出鼻をくじきたい」「新生草津の売りはパンチ。右ストレートか左フックで早めにKOします。飛び膝も狙いますよ」と作戦を語った。
 そして松山大会では、アンディがいつも入場時履いていたシューズ(ナイキのエアマックス・95年の黒)を履いて入場することも明かした。草津は本誌がアンディの死の直後にインタビューした時と同じく「アンディの“ネバー・ギブアップの精神”を継ぎたい」と話しており、その真価が活かされることが期待される。
 会見が終わると草津は子安慎悟と3分3Rのスパーを披露。ノブのパターンである突進してのワンツーパンチと蹴りを子安がシミュレートすると、子安は落ちついてさばき、上々の仕上がりぶりを見せていた。
 
 一方のノブ・ハヤシについても少し情報が入っている。偶然にもノブはアンディが生前最後に闘った相手。アンディに連続KOで敗れたせいもあり、チームアンディの草津に復讐心むき出しで挑んでくるかもしれない。関係者も「ノブもアンディ戦、イギリスでの試合など負けが続いたことが刺激になって、いい練習をしていると聞いている」と話しており、激戦必至の様相だ。

<関連記事>
00.5.28 “K-1 SURVIVAL 2000”北海道 グレート草津×黒澤浩樹
00.7.7 “K-1 SPIRITS 2000”仙台 ノブ・ハヤシ×アンディ・フグ
XX6号・追悼アンディ・フグ(草津インタビュー含む)

K-1 JAPANシリーズ “K-1 RISING 2001 〜四国初上陸〜”
2001年1月30日(火)
開場17:00 開始18:30
松山市総合コミュニティセンター
(愛媛県松山市港町7-5 Tel : 089-943-8188)

<全カード>
第1試合 3分3R
角田信朗(正道会館) vs. 柳澤龍志(チームドラゴン)
第2試合 3分3R
中迫剛(正道会館) vs. 大石亨(日進会館)
第3試合 3分5R
グレート草津(チーム・アンディ) vs. ノブ・ハヤシ(チャクリキジム)
第4試合 3分3R
黒澤浩樹(黒澤道場) vs. 村上竜司(士道館)
第5試合 3分5R
マイク・ベルナルド(南アフリカ) vs. 天田ヒロミ(フリー)
第6試合 3分5R
ミルコ・クロコップ(クロアチア) vs. 富平 辰文(フリー)

<テレビ放映スケジュール>
1/30(火)23:37〜24:45
当日版・日本テレビ系列全国ネット
2/3(土)13:30〜14:55
完全版・日本テレビ関東ローカル

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k1 1月25日 公式情報

「アーツ母国復帰戦でGP予選。イグナショフvs レコも実現」

▼K-1 World GP2001年世界予選第2弾が2月4日(日)オランダで開催される。この大会はメインに登場するピーター・アーツが久し振りに母国オランダで試合をすることから、「ランバージャック・リターンズ(Lumberjack Returns)」と命名されている。
 トーナメント出場選手は以下の通り。日本の決勝大会組み合せ抽選会のように、2月2日の記者会見で公開組み合せ抽選会を行いトーナメント表を決定する。
 またスーパーファイトが5試合行なわれる。アーツの試合の他に、アレクセイ・イグナショフ(ベラルーシ:'99ヨーロッパ&ロシアDブロック[ベラルーシ大会]優勝) vs ステファン・レコ(ドイツ)という注目のカードが決まっている。ペリー・ウベダマリノ・デフローレンも出場し、オランダ国内の大会では久々のビッグイベントとなりそうだ。

Lumberjack Returns(ランバージャック・リターンズ)
2月4日(日)オランダ・アーネム/レインホール
開始:19:00

<トーナメント参加選手>

ジェレル・ベネチアーン(Jerrel Venetiaan) ボスジム所属
195cm, 99kg 36戦31勝1敗2ドロー19KO 25歳

アリステール・ウバイーム(Alistair Overeem) ゴールデン・グローリー所属
195cm, 98kg 17戦15勝12KO 20歳

ヤン・ヴェッスルズ(Jan Wessels) ボスジム所属

レミー・ボンヤスキー(Remy Bonjaski) メジロジム所属
193cm, 100kg 32戦27勝5敗22KO 25歳

マーク・ディ・ヴィット(Marc de Wit) ベルギー出身
188cm, 101kg 40戦29勝9敗2ドロー19KO 25歳

エロル・パリス(Errol Parris) オランダ出身
188cm, 108kg 34戦27勝4敗3ドロー19KO 30歳

ピーター・ヴァルガ(Peter Varga) ハンガリー出身
185cm, 102kg 34戦29勝4敗1ドロー22KO 27歳

グレン・ブラスドープ(Glenn Blasdorp) オランダ出身
182cm, 102kg 57戦50勝7敗29KO 35歳

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k-1 1月18日 公式情報

「アビディ、1.30松山大会欠場」

シリル・アビディがあごの関節の負傷により1.30 K-1松山大会を欠場することとなった。13日K-1事務局に入った連絡によると、アビディは12日スパーリング中、相手のパンチがあごの関節に命中。ダウンはしなかったものの激痛を訴えたため病院で検査した結果、顎関節損傷により全治6週間以上の安静が必要で、残念ながら今大会出場は不可能との診断となった。
 代わって出場するのはミルコ・クロコップ。ミルコは12月のK-1 GP決勝トーナメントでは優勝したアーネスト・ホースト相手に敗れはしたものの延長まで持ち込んでいる。アビディの穴を埋めるには十分の選手で、富平辰文にとっては相手が変わったとはいえ苦戦を強いられそうだ。
 他にも村上竜司黒澤浩樹戦に挑む。村上は昨年10月のサムライ有明大会で内田ノボルに敗れ一度は引退したが、試合後のインタビューで「黒澤がやるって言ったら戻ってくる」と対戦を熱望していた。念願かなった村上の完全燃焼に注目したい。

K-1 JAPANシリーズ K-1 RISING 2001 〜四国初上陸〜
2001年1月30日(火)
開場17:00(予定) 開始18:30(予定)
松山市総合コミュニティセンター
(愛媛県松山市港町7-5 Tel : 089-943-8188)

<決定カード>
第1試合 K-1ルール 3分3R
角田信朗(正道会館) vs. 柳澤龍志(チームドラゴン)
第2試合 K-1ルール 3分5R
中迫剛(正道会館) vs. 大石亨(日進会館)
第3試合 K-1ルール 3分5R
グレート草津(チーム・アンディ) vs. ノブ・ハヤシ(チャクリキジム)
第4試合 K-1ルール 3分5R
黒澤浩樹(黒澤道場) vs. 村上竜司(士道館)
第5試合 K-1ルール 3分5R
マイク・ベルナルド(南アフリカ) vs. 天田ヒロミ(フリー)
第6試合 K-1ルール 3分5R
ミルコ・クロコップ(クロアチア) vs. 富平 辰文(フリー)

<テレビ放映スケジュール>
1/30(火)23:37〜24:45
当日版・日本テレビ系列全国ネット
2/3(土)13:30〜14:55
完全版・日本テレビ関東ローカル

<関連記事>

「1.30松山でベルナルド復帰。アビディと富平が激突」12月26日 公式情報
"サムライ" 10月22日(日)有明コロシアム 村上竜司 vs. 内田ノボル

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kick 1月17日 <全日本キック> 公式情報

「ウェルター王者内田登場。ランバーvsリトル・ジャイアント実現」

▼全日本キックの2月大会「BE WILD」(当初発表の大会タイトルから変更)の対戦カードが発表された。(※この大会のチケットをOnline Shop にて販売中です。

 メインは1月4日大会の王座決定戦で千葉友浩をKOに下し、ウェルター級王者となった"ハイテクモンキー"内田康弘が全日本キックのメイン初登場。一級品の肘・膝を武器に緻密な戦略に裏付けられたレベルの高い試合を見せる一方で、先の試合の様に前半全く手を出さずブーイングを浴びるなど(後半突如ラッシュし最終回KO)、気難しい一面も見せる一筋縄ではいかない王者だ。
 対戦相手のメルヴィン・マーリーはネイティブ・アメリカンの血を引く、カナダ出身のベテラン。90年代前半にアメリカキック界のトップ選手として名を馳せ、96年にWKKC世界スーパーウェルター級王座を奪取。97年には来日してK−1大阪大会で国際式の元東洋太平洋王者から転向した吉野弘幸(その後国際式にカムバック、現在は日本S・ウェルター級王者)と対戦。1RKOで敗れている。得意技は17KOのうち11KOを決めている「アックスキック」。一般にはかかと落としのことだが、果たして・・・?また、アメリカ系の選手らしく思い切りよく振ってくるパンチにも要注意。入場時にはインディアンの羽根飾りをつけて登場とのこと、これも楽しみにしよう。
 内田のメイン登場はNJKFの旗揚げ戦戦以来、実に5年ぶり。メインイベンターとしての実力はすでに備えているだけに、後はどう観客を満足させる試合をしてみせるかが重要。今回、内田のハイテク・コンピュータはどんな計算をはじき出すか、注目だ。

 セミでは昨年のK−1JMAXで正道会館の大宮司を子供扱いした"ランバー" ソムデート・M16が登場。驚愕と爆笑を呼ばずにはいられない破天荒なファイトスタイル、日本人を総なめにしたスピードとパワーで観る者を圧倒。日本人軽量級キックボクサーの全てが標的にするビッグネームだ。
 対するフィリップ・ダ・シルバは昨年10月に初来日。当時連勝中だった現バンタム級王者"膝蹴り天使"安川賢を初回からダウンを奪うなど圧倒。最後は肘で切り裂き、TKO勝利した。ニックネームは"小さな巨人"。
 今回はランバーにとっても適正体重、そしてランバーはもとよりシルバもアグレッシブなファイトを身上とするだけに、激しいファイトが期待できそう。過去に土屋ジョー、ラビット関、山口元気といった日本のトップ選手が為す術なく撃沈したランバーに、フランス人のシルバがどう立ち向かうか、必見だ。果たして勝利のダンスを踊るのはどっちだ?!

 1月にフェザー級の暫定王者に認定されたばかりの遠藤慎介が早くも防衛戦を行う。挑戦者は今回初ランクインした4位の杉上直之が抜擢された。
 杉上は変則的な構えから繰り出すハードパンチで高いKO率を誇る新鋭。昨年 10月の大月晴明戦では敗れたものの先にダウンを奪っている。果たして、ベルトを九州へ持ち帰ることは出来るだろうか。
 といっても、遠藤はこのまま敗れると歴代王者として記録は残らない。あくまで暫定王者にすぎない彼が伝統ある全日本フェザー級王者として名を残すには今回防衛して初めて正規王者として認定されてから。そのためにもまずは防衛が絶対条件だ。ショートレンジから繰り出される回転の速いパンチ連打、今や彼の代名詞的存在となった必殺左ハイキック。立嶋戦でダウンも奪った高い打点の前蹴り。試合終盤になると集中力とスタミナが切れがちになる傾向はあるものの、そのセンスと技のキレは高く評価されている。現時点では遠藤の防衛は固いところだが、基本的にはどちらも速攻型、少しでも気を抜いた方がキャンバスに沈むことになる。

 また、この大会から正道会館も参戦。三上洋一郎と対戦する濱崎一輝は主にK−1フレッシュマンファイトで活躍。99年12月には現在全日本ライト級3位の浜川憲一と対戦、判定勝利。アマチュアボクシングで国体王者となったパンチテクニックに加え、ロー、膝蹴りも使いこなし、昨年の新空手の全日本中量級でもK−1に出場した久保坂左近らを破って優勝のエリート。千葉友浩に5度のダウンを喫しながら5Rを耐え抜き、最終回にダウンを奪いあわやの場面を作り出したタフネスを誇る三上との一戦は、打ち合い必死となるだろう。

 若きウェルター級ランカー同士の対決、"スモーキン"池田好治と"人外魔境"江口真吾の一戦は、極めて近い将来のトップ・コンテンダー争いといってもおかしくない重要な一戦。
 池田のダイナミックな前蹴り、パンチから膝へのコンビネーションは全ラウンドを通じてノンストップのラッシュとなって相手に襲いかかる。一方江口の18 7cmという長身を利した膝蹴り、ハイキックといった攻撃にもスケールの大きさを感じさせる。連勝中の池田に対し江口は連敗中と少し元気がないが、この二人ならスタイル的に噛み合った好勝負になるだろう。

 12月大会のチャレンジマッチで日本屈指のテクニシャン高田耕芸を切り裂き一躍トップ・コンテンダーに躍り出た無敗の新鋭加藤豊改めYUTAKA割澤誠を迎え撃つ。
 小柄ながらパワーとパンチを恐れず踏み込む勇気は一級品のYUTAKAがここで文句なしの勝利を収める様ならその勢いと実力は本物、タイトルマッチ挑戦の最有力候補になるだろう。一方連敗中の割澤、ここで勝てば1位が転がり込んでくる。持ち前のテクニックで翻弄したいところだ。

 また、新設のライトヘビー級(〜76.38kg)戦も1試合組まれる。西田和嗣は昨年12月にオランダでデビュー、勝利している。

(新小田 哲)

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全日本キックボクシング連盟「BE WILD」
2001年2月16日(金)東京・後楽園ホール
17:00開場
17:15フレッシュマンファイト試合開始
18:00本戦開始
==========================================================

第1試合 ライトヘビー級/3回戦
西田和嗣(S.V.G.) 対 安部重男(藤原)
1戦1勝        デビュー戦

第2試合 スーパーバンタム級/3回戦
小林サトル(勇心館) 対 森下知之(月心会)
2戦2勝(2KO)       3戦1勝2敗

第3試合 全日本バンタム級ランキング戦/5回戦
同級1位         同級4位
YUTAKA(月心会) 対 割澤誠(作真会館)
6戦5勝(1KO)1分      9戦5勝(1KO)3敗1分

第4試合 全日本ウェルター級ランキング戦/5回戦
同級3位      同級5位
池田好治(藤原) 対 江口真吾(作真会館)
9戦7勝(3KO)1敗1分  9戦4勝(1KO)3敗2分

第5試合 全日本キックVS正道会館 66kg契約/5回戦
全日本ウェルター級2位   '00新空手全日本大会中量級王者
三上洋一郎(S.V.G.)  対  濱崎一輝(正道会館)
12戦6勝(2KO)5敗1分     4戦3勝(1KO)1分

第6試合 全日本フェザー級選手権/5回戦
同級暫定王者     挑戦者同級4位
遠藤慎介(不動館) 対 杉上直之(朝久道場)
13戦6勝(4KO)3敗4分  8戦5勝(4KO)2敗1分

セミファイナル タイ・フランス国際戦 54kg契約/5回戦
元ルンピニー・スタジアムフライ級2位
"ランバー"ソムデート・M16(タイ)
102戦73勝(27KO)28敗1分
 対
ISKAヨーロッパ・ムエタイバンタム級王者
フィリップ・ダ・シルバ(フランス)
26戦21勝(13KO)3敗2分

メインイベント 日本・カナダ国際戦 67kg契約/5回戦
全日本ウェルター級王者  WKA北米S・ウェルター級王者
内田康弘(S.V.G.)  対  メルヴィン・マーリー
22戦14勝(8KO)6敗2分    41戦31戦(17KO)9戦1分

ほかフレッシュマンファイト2試合予定

<チケット料金>
RS席 ¥12,000(当日 ¥13,000)
S席  ¥ 8,000(当日 ¥ 9,000)
A席  ¥ 6,000(当日 ¥ 7,000)
B席  ¥ 4,000(当日 ¥ 5,000)

<問い合わせ>全日本キックTEL03−3365−1171

※この大会のチケットをOnline Shop にて販売中です。

新田明臣が負傷

▼先の1月4日後楽園大会、清水貴彦(超越塾)戦に判定勝ち、全日本ミドル級王座の初防衛に成功した新田明臣(S.V.G.)が、試合後のドクターチェックで負傷していたことがあきらかになった。
検査結果は「右目眼窩底骨折(全治3ヶ月)」とのこと。新田選手の一日も早い回復、そしてリング復帰を祈りたい。

3・4月大会日程発表

▼2001年3月・4月大会の日程は以下の通り。

 3月16日(金) 東京・後楽園ホール
 4月 6日(金) 東京・後楽園ホール

※対戦カード、チケット等に関する詳細は追ってお知らせします。

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