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Kick /K-1 News
10.16 全日本 「酒井と対戦した韓国人選手が全日本入り/リングネーム募集」
10.16 全日本 「全日本キックが公式ランキング発表」
10.12 J-NET 「ライト級新王者西山に試練。あの“切り裂き魔”と対戦!」
10.12 APKF,K-U 「10.15 APKF、K-U合同興行カード」
10.10 K-1 「グランプリで“K-1リベンジ”?。いきなり豪華カード勢揃い」
10.9 K-1 「アーツ、ドームに出陣。組合わせは火曜決定」
10.6 K-1 「ドゥトゥコ欠場。フェイトーザにリベンジのチャンス」
10.6 K-1 「天田&子安もスパーを披露」
10.6 K-1 「極真フェイトーザ&ペタス、福岡大会の作戦を語る」
10.3 新日本 「小笠原が急遽ラジャに出場決定!」
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kick 10月16日 <全日本>公式情報

「酒井と対戦した韓国人選手が全日本入り/リングネーム募集」

▼7月30日後楽園大会「LEGEND-VII」において酒井秀信(REX JAPAN)と試合を行った韓国ライト級2位・韓鐘[吉吉](※吉吉で一文字=ハン・ヂョンチョル)選手が全日本キックの作真会館に入団することになった。
 これはハン選手本人の強い希望によるもので、今後も韓国在住は変わらないものの、試合前の練習と調整は作真会館にて行っていく形になる。
 全日本キックではハン選手の過去の実績と、フェザー級がベストウェイトであることを考慮した結果、全日本フェザー級3位にランキングした。
 テコンドーをベースにした高いキックの技術に加えて、体格差のある酒井に対しても真っ向から向かっていったガッツは魅力的。本来のフェザー級なら、その実力は発揮できるだろうし、受け入れ先の作真会館も最近江口真吾や浜川憲一といった生きのいい若手を輩出しているだけに、環境的にも申し分ない。ポテンシャルは高いものをもっているだけに、うまく日本のスタイルを取り入れていけば戦績もおのずとついてくるだろうし、派手なファイトスタイルと相まって、人気も出るだろう。

 ハンの入団第1戦は11月29日(水)後楽園ホールの「LEGEND-X」にて、フェザー級ランキング戦として行なわれる。対戦相手は10月22日大会で行なわれる5回戦昇格決定戦・杉上直之(朝久道場)対大月晴明(REX JAPAN)の勝者。

<プロフィール>

ハン・ヂョンチョル/1972年3月5日生/28歳/1997年デビュー/
16戦15勝(12KO)1敗

<本人コメント>

「酒井選手との試合で日本のキックのレベルの高さを知りました。今後は日本のリングで経験を積んで、チャンピオンを目指したいです」

▼そのハン・ヂョンチョル選手の「新リングネーム」を全日本キックで募集する。ハン選手のダイナミックなファイトにふさわしい名前を考えて下さい。英語名・日本語名どちらでも可。ちなみにハン選手は、韓国の首都であり”魂”の意味を持つ「SOUL(ソウル)」が入った名前を希望とのこと。

<賞品>採用者1名様に11月29日大会RS席ペアチケット
    抽選で5名様に韓国の民芸品。
<応募要項>応募は葉書かファックスにて受付。
      ・新リングネーム・住所・氏名・電話番号を明記の上、
〒169-0074 東京都新宿区北新宿1-6-21 全日本キック・リングネーム係
TEL.03-3365-1171/FAX.03-3365-1172
<締切>10月31日到着分まで。※10月22日大会の会場アンケートでも受付。

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kick 10月16日 <全日本>公式情報

「全日本キックが公式ランキング発表」

▼全日本キックでは今月度より毎月1日にランキング発表を行うことになった。発表するランキングは王座挑戦権を有する5位まで(階級によっては6〜10位まで)とする。
最軽量の「フライ級」はここ数年エントリー選手が極端に少ないため、今後は「バンタム級」を最軽量の階級としていく方針。

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全日本キックボクシング連盟公式ランキング       [2000年10月1日]
(認定:全日本キックボクシング連盟)
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WKA世界ムエタイ・ライト級/
W.K.A. WORLD THAI BOXING LIGHTWEIGHT

王者 小林 聡(藤原) 36戦24勝(18KO)10敗 2分

WKA世界ムエタイ・スーパーウェルター級/
W.K.A. WORLD THAI BOXING SUPERWELTERWEIGHT

王者 新田 明臣(S.V.G.) 27戦21戦(14KO) 5敗 1分

全日本バンタム級/ALL JAPAN BANTAMWEIGHT
王者 空 位
1位 安川  賢(S.V.G.)  17戦13勝( 5KO) 4敗
2位 高田 耕芸(S.V.G.)  11戦 7勝( 3KO) 3敗 1分
3位 新開  実(青春塾)  29戦11勝( 8KO)14敗 1分
4位 笠原 大介(飛鳥塾)   9戦 5勝( 1KO) 1敗 3分
5位 割澤  誠(不動館)   8戦 5勝( 1KO) 3敗

全日本フェザー級/ALL JAPAN FETHERWEIGHT
王者 空 位
1位 遠藤 慎介(不動館)      13戦 6勝( 4KO) 3敗 4分
2位 立嶋 篤史(RIKI)       58戦35勝(25KO)21敗 2分
3位 ハン・ヂョンチョル(作真会館) 16戦15勝(12KO) 1敗
4位 空 位
5位 空 位

全日本ライト級/ALL JAPAN LIGHTWEIGHT
王者 空 位
1位 金沢 久幸(TEAM-1)  32戦19勝(10KO)10敗 3分
2位 酒井 秀信(REX JAPAN) 7戦 7勝( 7KO)
3位 林  亜欧(S.V.G.)  25戦10勝( 3KO)11敗 4分
4位 藤  武蔵(藤)    15戦 5勝( 1KO) 8敗 1分1無効試合
5位 島野 智広(不動館)  19戦 8勝( 1KO) 8敗 3分
6位 浜川 憲一(作真会館)  8戦 6勝( 4KO) 2敗
7位 明日華和哉(飛鳥塾)  23戦12勝(12KO)10敗 1分

全日本ウェルター級/ALL JAPAN WELTERWEIGHT
王者 空 位
1位 内田 康弘(S.V.G.)  20戦13勝( 7KO) 5敗 2分
2位 千葉 友浩(TEAM-1)  14戦 5勝( 1KO) 8敗 1分
3位 三上洋一郎(S.V.G.)  11戦 6勝( 2KO) 4敗 1分
4位 池田 好治(藤原)    8戦 6勝( 3KO) 1敗 1分
5位 空 位
6位 江口 真吾(作真会館)  7戦 4勝( 1KO) 1敗 2分

全日本ミドル級/ALL JAPAN MIDDLEWEIGHT
王者 新田 明臣(S.V.G.) 27戦21戦(14KO) 5敗 1分
1位 中村 高明(藤原)   5戦 5勝( 2KO)
2位 藤原 鉄志(青春塾) 11戦 5勝( KO) 4敗 2分
3位 空 位
4位 空 位
5位 空 位

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kick 10月12日 公式情報

「ライト級新王者西山に試練。あの“切り裂き魔”と対戦!」

▼J-NETWORK10月後楽園大会の全対戦カードが発表された。7月大会で新王者となった無敗の”アカデミック”西山誠人の対戦相手は、なかなか興味深い相手となった。
 カチャスック・ジャンボジム。キックファンならピンと来た方も多いだろう。カチャスック・オーエンジャイ、あるいはパーサタン・オーエンジャイという名で90年代後半、日本のキック各団体で猛威を振るった。
 肘が得意で”切り裂き魔”の異名をとり、対戦相手、試合間隔、場所を問わない神出鬼没ぶりで、当時の各団体のエース級選手を切り刻んできた。ブランクが気になるが、西山にとって初の国際戦としては、危険かつ、手っ取り早く名を挙げるのに格好の相手ともいえる。

 ダブルメインの1試合目では五十嵐ヨシユキがこれまた強豪タイ人アノラック・ゲニワットと対戦する。アノラックは情報によると、国際式でもかなりの強豪で、世界戦の経験もあるとのこと。もちろん現役バリバリ。チョークチャイの二の舞はないといっていいだろう。

 フェザー級王者増田博正の負傷欠場は残念だが、西山がタイのWMCライト級10位にランクインするなど、段々と独自色を打ち出してきたJ-NET。今後も強豪選手を育成・発掘してくる可能性は高い。日本人選手も次第に充実してきつつあるので、J-NETは今が”買い”かもしれない。

(新小田哲)

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J-NETWORK ”SHANGURILA-III”
2000年10月17日(火)東京・後楽園ホール
17:00開場 17:30試合開始
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第1試合 フライ級/3回戦(1R2分)
佐野貴宏(JMTC) 対 井上兼一(アクティブJ)
デビュー戦     1戦1敗

第2試合 ライト級/3回戦(1R2分)
東郷智昭(アクティブJ) 対 星川晶(谷山)
デビュー戦         デビュー戦

第3試合 ミドル級/3回戦(1R2分)
狩野弘樹(アクティブJ) 対 有永浩己(サバーイ町田)
1戦1分           1戦1分

第4試合 60kg契約/3回戦(1R2分)
吉本光志(アクティブJ) 対 楠本竜生(サバーイ町田)
1戦1勝           デビュー戦

第5試合 ミドル級/3回戦(1R2分)
三浦直樹(サバーイ町田) 対 サイモン・フォレスター(イギリス)
1戦1敗           デビュー戦

第6試合 J-NET・MA対抗戦 ヘビー級/3回戦(1R3分)
J-NETヘビー級        MAヘビー級
渡辺二郎(サバーイ町田) 対 サンダ−信次(マイウェイ)
デビュー戦         4戦1勝2敗1分

第7試合 ライト級/3回戦(1R3分)
北野祐治(アクティブJ) 対 内田秀樹(サバーイ町田)
4戦2勝1敗1分        2戦1勝1敗

第8試合 バンタム級/3回戦(1R3分)
浦林幹(アクティブJ) 対 真後和彦(はまっこムエタイ)
3戦2勝1敗        デビュー戦

第9試合 ヘビー級/3回戦(1R3分)
長谷川康也(アクティブJ) 対 滝川リョウ(日進会館)
4戦2勝2敗          12戦6勝6敗

第10試合 バンタム級/5回戦
中崎耕二(アクティブJ) 対 藤本勝彦(谷山)
2戦2勝           7戦3勝2敗2分

第11試合ダブルメインイベント 日タイ国際戦 ライト級/5回戦
五十嵐ヨシユキ(アクティブJ) 対 アノラック・ゲニワット(タイ)
21戦10勝9敗2分

第12試合ダブルメインイベント タイ日友好杯争奪ライト級/5回戦
J-NETWORKライト級王者
西山誠人(ソーチタラダ) 対 カチャスック・ジャンボジム(タイ)
6戦6勝

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kick 10月12日 公式情報

「10.15 APKF、K-U合同興行カード」

▼今週15日に行われるアジア太平洋キック連盟とキック・ユニオンの合同興行の全対戦カード。
 セミの4回戦には7月の魔裟斗が所属するシルバーウルフが主催したベルファーレ興行のリングに上がった高野洋一が登場。切れ味鋭いハイキックと的確に急所を捕らえるパンチは今回も炸裂するだろうか。
 毎回KOの山が築かれる同大会だが、今回も小野寺亮松本浩幸といった生きのいい若手を中心とした気迫あふれる「倒し合い」に期待したい。

(新小田哲)

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APKF・K-U合同興行「THE SUPER KICK M-116〜育成シリーズ〜」
2000年10月15日(日)神奈川・横浜平沼記念体育館
14:00開場 15:00試合開始
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第1試合 バンタム級/3回戦
K-Uフライ級 APKFバンタム級 
山上雅智(八王子FSG) 対 長塚栄(パシフィック)
デビュー戦        デビュー戦 

第2試合 フェザー級/3回戦
APKFフェザー級      日本プロキックフェザー級
中野智則(パシフィック)対  花房秀一(千葉)
デビュー戦         デビュー戦 

第3試合 フェザー級/3回戦 
日本プロキックフェザー級 K-Uフェザー級
千倉正(千葉)   対   大出義昭(神武館)
3戦3敗          デビュー戦 

第4試合 フェザー級/3回戦
APKFフェザー級    APKFフェザー級
深山俊明(載空道) 対 岩井弘一(光)
2戦1勝1敗       デビュー戦

第5試合 ライト級/3回戦
APKFライト級     K-Uライト級
小林正弘(秀武会) 対 宮崎正明(載空道)
2戦1勝1敗       2戦2敗

第6試合 ウェルター級/3回戦
APKFウェルター級   K-Uウェルター級
曽田吉郎(光)  対  門奈貴志(載空道)
デビュー戦      デビュー戦 

第7試合 バンタム級/3回戦
K-Uバンタム級     K-U級バンタム級
難波芳樹(載空道) 対 真方大輔(八王子FSG)
2戦2勝(2KO)      3戦1勝2敗

第8試合 フェザー級/3回戦
K-Uフェザー級     K-Uフェザー級
難波博志(載空道) 対 中村真平(八王子FSG)
3戦2勝(1KO)1敗    3戦2勝(2KO)1敗

第9試合 ライト級/3回戦
APKFライト級     K-Uライト級
伊藤篤史(みなみ) 対 古賀誠壹(八王子FSG)
1戦1敗        2戦1勝(1KO)1敗

第10試合 ライト級/3回戦
K-Uライト級      K-Uフェザー級
松田圭史(載空道) 対 松本浩幸(八王子FSG)
3戦3勝(2KO)      5戦3勝(2KO)2敗

第11試合 ミドル級/3回戦
APKFミドル級   K-Uウェルター級
平野裕介(光) 対 小野寺亮(神武館)
3戦1勝2敗     2戦2勝(1KO)

第12試合 ミドル級/3回戦
APKFミドル級   K-Uミドル級
本山大(飯岡) 対 荻原信幸(神武館)
2戦1勝1敗     2戦1勝1敗

第13試合 ライト級/4回戦
K-Uライト級 K-Uフェザー級
高野洋一(神武館) 対 吉田洸輝(八王子FSG)
4戦4勝(4KO)

第14試合 メインイベント フェザー級/5回戦
K-Uフェザー級    APKFフェザー級    
馳大輔(JK国際) 対 井上浩(空手維新)
10戦5勝4敗1分     7戦4勝(2KO)3敗

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kick 10月10日 記者会見

「グランプリで“K-1リベンジ”?。いきなり豪華カード勢揃い」

▼12/10(日)東京ドームで開催されるK-1 WORLD GP 2000 決勝戦の組み合わせ決定抽選会が10(火)東京・台場のフジテレビで行われた。

 出場全8選手が出席予定だったが、ジェロム・レ・バンナのみ交通事故が理由で欠席した。フランスで8日(現地時間7日)、日本に出発するために空港へ向かう途中、高速道路を時速100キロで飛ばしていたところ、フランス北西部を襲っていた大雨のため車がスリップし、中央分離帯に接触後ガードレールに激突したという。運転時はシートベルトを装着しておらず、乗っていた車は前半分が潰れ廃車状態になり、常人なら即死だっただろうと担当医が語ったほどの大事故だった。運転していたフィリップ・ゴメスは一時意識不明に陥るほどの重体。助手席に座っていたバンナは頭と腕を軽く打撲した程度で、トーナメントへの出場に別状はないが、検査を受けるために今回は来日を見送った。

 抽選は去年も好評を博した形式と同様に行われた。8人の選手は、まず最初にボール8個が入った箱の中から自分のボールをくじ引きの要領で選択する。このボールに貼られたシールの下にはそれぞれ1〜8までの数字が書かれており、早い番号を引いた選手から順番に、トーナメントの好きな試合枠を自分の意志で選択できるというもの。なお全員がボールと取ってから一斉にシールをはがして番号を確認するが、各選手は自分の順番は何番目かを他人に教えてはいけない。司会者が「○番の選手、前に出てください」と言うまで、どの選手が何番目に選択するかがわからない仕組みとなっている。
 そのため、先に他の選手がどの枠に入ったかを吟味しながら選択するため、各選手の思惑・作戦、なおかつ運も微妙に絡み合うスリリングな抽選となった。
 なお、欠席したバンナのみ自宅より国際電話を使っての参加となった。ボールは石井館長が代理で引き、バンナの順番が来たときに、電話でどこに入るかを決める方法をとった。

 ボールを引く順番は、早く出場を決定した選手と各大会優勝選手が上位になっており、武蔵(ジャパンGP優勝)、バンナ(代理で石井館長:名古屋優勝)、フィリォ(横浜優勝)、ベルナルド(福岡優勝)、ホースト(名古屋準優勝)、アビディ(横浜準優勝)、ミルコ(福岡準優勝)、アーツ(主催者推薦枠)の順となった。

 決定した組み合わせは以下のとおり。()内数字はボールの数字。

アーネスト・ホースト(2)━━┓
         [第1試合]┣━━┓
ミルコ・クロコップ(1)━━━┛  ┃
                  ┣━━┓        
フランシスコ・フィリォ(3)━┓  ┃  ┃
         [第2試合]┣━━┛  ┃
ジェロム・レ・バンナ(7)━━┛     ┃
                     ┣━王者
ピーター・アーツ(5)━━━━┓     ┃
         [第3試合]┣━━┓  ┃
シリル・アビディ(4)━━━━┛  ┃  ┃
                  ┣━━┛
マイク・ベルナルド(6)━━━┓  ┃
         [第4試合]┣━━┛
武蔵(8)━━━━━━━━━━┛

 まず早々に決まったのはアーネスト・ホースト×ミルコ・クロコップ。1番を引いたミルコは選択の判断材料もほとんど無いような状態で第1試合の青コーナーを選択。その相手に飛び込んだのが2番を引いたホーストだった。両者は過去2度対戦しているがどちらもホーストが勝っている。去年の決勝も両者が争っており、今回は第1試合から激突することとなる。ホーストにすればミルコとの相性の良さもあるが、選んだ理由として「第1試合に勝てば準決勝まで長く休める」と昨年の激戦を制した頭脳派らしい作戦も明かした。指名された側となるミルコは「面白い闘いになるだろう」と語り、昨日の福岡大会で負傷した右足首についても「決勝までには問題なく治るだろう」と話した。

 フランシスコ・フィリォ×ジェロム・レ・バンナは、4.23大阪ドーム大会のリマッチとなる。前回KO勝ちのバンナがフィリォを対戦相手に指名した形だ。フィリォは「バンナに選ばれて感謝している。自分が前回からどれだけ成長したか見て欲しい。極真勢としてのリベンジに関係なく、自分自身の闘い方をしたい」と謙虚だったが、バンナは「完全決着、戦争だ」と遠くフランスからの電話越しながらも相変わらずの凄みを感じさせていた。

 そしてピーター・アーツ×シリル・アビディもお馴染みのリベンジマッチだ。7.7仙台の初対決では大方の予想を覆し、新星・アビディが鮮烈KO勝ち、8.20横浜はアーツがリベンジをかけたがぎっくり腰で望みは絶たれた。そして今日、アビディの後に枠を選ぶこととなったアーツは笑顔を浮かべ迷わずアビディの元へ。アビディも「自分を選んだのは当然だと思った」とまるで相思相愛の関係だ。心配されるアーツの腰だが、弱冠歩き方がぎこちなかったものの「徐々によくなっている。これからオランダに戻ってトレーニングを再開する」と話しており、“三度目の正直”に向けてようやくエンジン始動となるようだ。

 マイク・ベルナルド×武蔵は96年のグランプリ準決勝以来の対戦となる。昨日福岡でK-1に復帰しながらも真価のほどは今一つ披露できなかった感のあるベルナルドと、4年前と比べ物にならないぐらい成長した武蔵の激突だけに、前回の記録はほとんど参考にならないだろう。武蔵は念願のフィリォ戦を逃した時は『ああああ..という感じだった』と冗談めかして語ったが、優勝有力候補のひしめく対岸を尻目に勝ち進めば、念願の日本人初優勝も夢ではないだろう。

 いきなり豪華な組み合わせの並んだトーナメント表を眺める石井館長も笑顔で、「K-1に住む神様や魔物、そして世界中の人々が見たいと思うカードが揃った」と満足げな様子だった。決勝まで残り2カ月。大航海時代第一幕・最後の港に船は揃った。

(井原芳徳)

K-1 WORLD GP 2000 〜決勝戦 〜
2000年12月10日(日)
開場:14:30 開始:17:00
会場:東京ドーム

チケット一般発売 10月14日(土)10時より
各種プレイガイドのほか、インターネットでも発売。
K-1インターネット予約窓口 http://k-1.world-gp.com/
イープラスインターネット予約窓口 http://eee.eplus.co.jp/
ガマ予約窓口 http://www.gama.co.jp/

テレビ放送:大会当日夜10時〜12時 フジテレビ系列にて放送。

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K-1 10月9日 公式情報

「ピーター・アーツ、東京ドームに出陣。組み合わせは火曜決定」

▼12月10日(日)に東京ドームで開催される K-1 WORLD GP 2000決勝戦の主催者推薦選手がピーター・アーツに決定した。9(月・祝)のK-1 WORLD GP 2000 in 福岡の大会後のセレモニーで、K-1プロデューサー石井和義氏が発表した。推薦理由について石井館長は「これまで7年間の功績を認めた。8月の横浜アリーナ大会でアーツが腰の負傷で自滅したことに違和感を持っていた」と説明した。これにより、決勝トーナメント出場選手全8名が揃ったことになる。

武蔵、ジェロム・レ・バンナ、アーネスト・ホースト、シリル・アビディ、フランシスコ・フィリォ、マイク・ベルナルド、ミルコ・クロコップ、ピーター・アーツ

 なお、この出場選手8名を交え、決勝トーナメント抽選会が10日午後4時より東京・台場のフジテレビ本社にて行われる。

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K-1 10月6日 公式情報

「ドゥトゥコ欠場。フェイトーザにリベンジのチャンス」

▼K-1 WORLD GP 2000 in 福岡に出場予定だったアンドレ・ドゥトゥコ(世界予選USA大会優勝)が練習中の怪我により欠場となった。5日(株)K-1に入った連絡によると、ドゥトゥコは3日のスパーリング中に左足首を痛め、病院で検査した所、左アキレス腱損傷により今大会出場不可能との診断となった。
 これにより、リザーバーのトーマス・クチャゼウスキー(世界予選USA大会準優勝)の出場が決定した。クチャゼウスキーは天田ヒロミとまず対戦するが、それに勝てば、USA大会準決勝でドクターストップ勝ちしたグラウベ・フェイトーザとぶつかる可能性もある。フェイトーザとしてみればクチャゼウスキーにリベンジしたいところだが、そのためには難敵ミルコ・クロコップを下さないとならない。だが、天田もミルコへのリベンジを目論んでいるだけに、準決勝の組み合わせがどのようになるかが今大会の大きな見所の一つとなりそうだ。
 またリザーバーであったクチャゼウスキーが出場になったため、新たにリザーバーとしてシニサ・アンドレヤセビッチ(クロアチア)が決定した。

 なお、モンスターチャレンジで優勝し、出場が予定されていた藤本裕介はイギリスで行われる海外試合に出場することになるため、今大会には出場しないことになった。このイギリスで行われる試合は日本対イギリスの対抗戦になっており、現在のところ、鈴木政司ノブ・ハヤシらの参戦が決定している。

(井原芳徳)

K-1 WORLD GP 2000 in 福岡
【日時】10月9日(日)
【会場】福岡マリンメッセ

【トーナメント組み合わせ】

マイク・ベルナルド ━━━━┓
              ┣┓
ユルゲン・クルト  ━━━━┛┃
(ヨーロッパC予選覇者)   ┣━決━┓            
アンドリュー・トムソン━━━┓┃ 勝 ┃
(アフリカ予選覇者)    ┣┛ 大 ┃
ステファン・レコ  ━━━━┛  会 ┃
                 出 ┣福岡大会優勝
トーマス・クチャゼウスキー━┓  場 ┃
(北中南米予選準優勝)   ┣┓ 権 ┃
天田ヒロミ     ━━━━┛┃ 獲 ┃
               ┣━得━┛
グラウベ・フェイトーザ━━━┓┃
(K−1事務局推薦)    ┣┛
ミルコ・クロコップ ━━━━┛

※天田と対戦予定だった北中南米予選覇者・アンドレ・ドゥトゥコは欠場
※新リザーバー:シニサ・アンドレヤセビッチ(クロアチア)

スーパーファイト第一試合
 黒澤 浩樹 vs 子安 慎悟
スーパーファイト第二試合
 ニコラス・ペタス vs マイケル・マクドナルド

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K-1 10月6日(7日写真追加) 直接取材

「天田&子安もスパーを披露」

▼K-1福岡大会に出場する天田ヒロミ、子安慎悟の公開スパーリング&インタビューが10月6日・正道会館東京本部で行われた。

 武蔵との「決勝トーナメント日本人ダブル出場」を目指す天田ヒロミは、アンディ・フグの葬式の翌日からオランダに飛びボス・ジムで基本運動を中心に10日ほどトレーニング。以降は大阪で武蔵と練習してきたという。キックの練習も積んだが、「いつも蹴りすぎて1週間前に怪我しちゃうから」と早めに切り上げたという。会見後のスパーリングでも蹴り技は見せず、ボクシング中心の内容を披露。切れ味のよい動きで上々の仕上がりぶりを見せていた。
 対戦相手がアンドレ・ドゥトゥコからトーマス・クチャゼウスキーに変わったが、「相手が変わったことはあまり気にしていない。ともかくスパンと勝ちたい」と話し、むしろ3月の横浜アリーナ大会でKO負けしたミルコ・クロコップとの準決勝での再戦を熱望していた。

 一方の子安慎悟は正道会館主催の全日本空手道選手権大会(9月10日・大阪府立体育館)の軽重量級(80-90kg)で優勝したばかり。その成果も買われ「昔から目標にしていた」だという黒澤浩樹戦に抜擢された。1週間前に対戦が決まったばかりだというが、「黒澤選手の得意なローキックと間合いに気を付けたい」と対策を明かした。公開スパーリングでは伸びのよいハイキックを見せ、一回り大きい天田をも驚かせていた。(写真・道場の祭壇のフグに必勝を誓う天田と子安)

(井原芳徳)

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K-1 10月6日 直接取材

「極真フェイトーザ&ペタス、福岡大会の作戦を語る」

▼グラウベ・フェイトーザ、ニコラス・ペタスの10/9 K-1 World GP2000 in 福岡に向けての公開スパーリング&インタビューが10月5日・東京池袋ボディプラントにて行われた。

 米国で行われた予選トーナメントでまさかの敗退を喫し、今回背水の陣でトーナメントに臨むグラウベ・フェイトーザは、リラックスした表情で会見場に現れた。「先の敗戦で自信をなくしたようなことはないか」との質問には、「そんなことは全くない。貴重な経験を積むことが出来たと思っている」ときっぱり否定。ドーム進出に向けた最大の難敵である昨年のGP準優勝者ミルコ・フィリポビッチといきなりぶつかるが、「蹴りも左ストレートも、どれを取っても優れた技術を持った選手であり、弱点というのは見当たらない。試合の中でそれを探っていくような闘い方になると思うが、(自分の得意とする)足技を多用する。ハイだけでなく、ローキックも交えたコンビネーションを使って闘うつもりだ。」と作戦を語った。

 一方マイケル・マクドナルド戦の決まったニコラス・ペタスは、「パンチからのコンビネーションを多用したい」と、ここ5週間に渡って米国デンバーでフェイトーザやセフォー兄弟とともにトレーニングした成果を発揮することを宣言。マクドナルドについては「パンチの速い選手という印象がある」が「自分もデンバーではプロのボクサーともスパーしてきた。むしろパンチ+蹴りの間合いよりもパンチだけの間合いのほうが自分にとってはやりやすい」と自信を見せた。また、8月急逝したアンディ・フグについても「空手が劣勢と言われる今のK-1で、自分とさほど変わらない体格で活躍したフグは格闘家としても人間としても尊敬していた」と語った。だがマクドナルドはかつてチーム・アンディ(現在はチーム・ドラゴン)に所属していた選手。「マクドナルドにとっても今回格別の思いがあるだろうが、それはこちらも同じことだと思っている」と話した。

 その後行われた公開シャドー&スパーでも、両者とも万全の仕上がりを感じさせる軽快な動きを見せ、福岡の地に「極真旋風」が巻き起こることが期待出来るものとなった。

(高田敏洋)

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kick 10月3日 新日本キック・公式情報

「小笠原が急遽ラジャに出場決定!」

▼タイ国ラジャダムナン・スタジアムジュニアミドル級(147〜154パウンド、 66.68〜69.85kg)を新設するにあたり、新日本キック・ミドル級王者小笠原仁(伊原ジム)に出場要請があり、協会および伊原ジムはこれを受諾、急遽2000年10月8日(日)ラジャダムナン・スタジアムに出場することとなった。

 急な決定で試合まで準備期間がほとんどない上に既に10月28日(土)後楽園ホール大会への出場が決定している小笠原にとって非常に厳しい日程だが、小笠原にとっても、協会としても大きなチャンスとみて、出場を決断した。
 ここのところ冴えない試合が続く小笠原だが、タイ修行先での試合で復活の兆しは見せている。12月3日(日)には協会主催のラジャダムナン興行も決定しているだけに、ここは小笠原に是非ともこのチャンスを生かして、歴史に名を刻んで欲しい。

【お詫び】
10月3日に掲載しましたニュースに「小笠原タイトル挑戦」と記述しておりましたがこれは誤りです。新階級のチャンピオンシップは未定です。読者および関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。

(薮本直美)

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kick 10月3日 編集部からのお知らせ

「新日本キック10月大会ポスタープレゼント」

▼新日本キック10月大会のポスターを2名にプレゼントします。

をご記入のうえ、ed@boutreview.comまでメールをお送りください。
10月12日(水)23:59:59の送信時刻までのメールを有効とします。
当選の方には折り返し送付先をおたずねするメールをお送りいたします。

(薮本直美)

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新日本キックボクシング協会 「ROAD TO MUAY-THAI 2000」
2000年10月28日(土) 後楽園ホール
開場17:00 開始17:15
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※第3試合の中川タカシ(トーエル)の対戦相手が、鈴木洋見(伊原)から西宗定(伊原)に変更された。

<全カード>

第1試合 ライト級/3回戦
日本ライト級     日本ライト級
金狼正巳(尚武会) 対 関直人(尾田)
2戦1勝(1KO)1敗    1戦1分

第2試合 日・韓国際戦 ライト級/4回戦
日本ライト級     韓国ライト級
兼子忠司(伊原)  対 呉東寔(韓国/蔚山スピード)
10戦4勝(1KO)4敗2分  10戦5勝(1KO)5敗

第3試合 日本ライト級ランキング戦/5回戦
日本ライト級2位     日本ライト級
中川タカシ(トーエル) 対 西宗定(伊原)
18戦10勝(3KO)5敗3分    16戦8勝(1KO)5敗3分

第4試合 日本ウェルター級ランキング戦/5回戦
日本ウェルター級2位   日本ウェルター級5位
北沢勝(藤本)     対 頼信(トーエル)
20戦11勝(3KO)2敗1分    9戦6勝(5KO)1敗2分

第5試合 セミファイナル 日・韓国際戦
フェザー級/5回戦
日本フェザー級王者   韓国フェザー級1位
小出智(治政館)   対 趙在燮(韓国・大韓)
15戦12勝(6KO)2敗1分   22戦13勝(6KO)9敗

第6試合 セミファイナル 日・タイ国際戦
ライト級/5回戦
日本ライト級王者   タイ国ライト級
石井宏樹(藤本)  対 シーサワット・サックムァンファングレーン(タイ)
14戦9勝(3KO)2敗3分  68戦44勝(23KO)20敗4分

第7試合 スペシャルセミファイナル
日・韓バンタム級王者対決/5回戦
日本バンタム級王者   韓国バンタム級
菊地剛介(伊原)   対 金度享(韓国・天下)
16戦13勝(4KO)2敗1分   20戦16勝(6KO)3敗1分

第8試合 スペシャルセミファイナル
日・韓フライ級王者対決/5回戦
日本フライ級王者    韓国フライ級王者
深津飛成(伊原)   対 金翰圭(韓国・天地)
34戦24勝(14KO)9敗1分  13戦9勝(7KO)3敗1分

第9試合 メインイベント 日・タイ国際戦
59kg契約/5回戦
前日本フェザー級王者
小野寺力(藤本) 31戦22勝(13KO)6敗3分
 対
タイ国Jr.ライト級
テーチャカリン・ギャットプラサンチャイ(タイ)
43戦30勝(2KO)12敗1分

第10試合 メインイベント 日・豪国際戦
ミドル級/5回戦
WMC世界S・ミドル級5位
日本ミドル級王者   オーストラリア・ミドル級
小笠原仁(伊原)  対 チャド・ウォーカー(オーストラリア)
17戦13勝(11KO)3敗1分 13戦10勝(6KO)3敗

第11試合 メインイベント 日・豪国際戦
ウェルター級/5回戦
ラジャダムナン・スタジアム認定ウェルター級2位
日本ウェルター級王者
武田幸三(治政館) 28戦23勝(18KO)3敗2分
 対 
オーストラリア・ウェルター級
ユージン・エクレブルーム(オーストラリア)
11戦9勝(5KO)2敗

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