武蔵、ジャパンGP決勝で惜敗／8.19 K-1さいたま大会(写真追加)

K-1 ANDY MEMORIAL 2001 JAPAN GP 決勝戦
2001年8月19日(日) さいたまスーパーアリーナ

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第1試合　K-1ルール3分3R
○堀啓（フリー／空手）
×青柳雅英（フリー／空手）
判定 3-0 (30-28,30-28,30-29)

長身の堀が強烈な左ミドルで圧倒。これでデビュー以来3連勝。

第2試合　アンディメモリアルマッチ　K-1ルール3分3R
○角田信朗（正道会館／空手）
×マウリシオ・ダ・シルバ（ブラジル／Team TBC／空手）
判定 3-0 (30-29,30-29,30-28)

シルバはフィリォのスパーリングパートナー。角田は勝利後リング上でアンディの一人息子セイヤ君とイロナ夫人から花束を受け取った。

第3試合　K-1 JAPAN GP 決勝トーナメント　1回戦　K-1ルール3分3R
×大石 亨（日進会館／空手）
○武蔵（正道会館／空手）
判定 0-3 (29-30,28-30,29-30)

序盤から勢いのある攻めを見せた大石を、武蔵は冷静にかわし、２、３Ｒ優位に進め判定勝ち。

第4試合　K-1 JAPAN GP 決勝トーナメント　1回戦　K-1ルール3分3R
○中迫 剛（ZEBRA 244／空手）
×グレート・草津（チーム・アンディ／空手）
判定 3-0 (30-29,30-28,30-29)

中迫が重たいローとパンチの連打で攻める。対する草津の攻めは単発でなかなか反撃できない。中迫は子安慎吾得意のカポエラ風の回し蹴りを子安の後輩・草津に繰り出すほどの余裕ぶりだった。

第5試合　K-1 JAPAN GP 決勝トーナメント　1回戦　K-1ルール3分3R
○ニコラス・ペタス（極真会館／空手）
×藤本 祐介（モンスター・ファクトリー／空手）
1R 2'57" KO(右ローキック)

スキンヘッドに変身した藤本が奇襲をかけた。左右のパンチの連打から強烈なボディフックで１ダウンを奪う。しかし百戦錬磨のニコラスはすぐにダメージを回復し右ストレートでダウンを奪い返し、さらに右ローでダウンを奪い逆転勝利をおさめた。

第6試合　K-1 JAPAN GP 決勝トーナメント　1回戦　K-1ルール3分3R
○ノブ・ハヤシ（ドージョー・チャクリキ／キックボクシング）
×富平 辰文（SQUARE／空手）
3R 2'55" KO(右フック)

富平が右ローを効かしてポイントを稼ぐ。ノブも時折パンチをヒットさせるが、富平優位は崩れない。だが試合終了間際、攻め込んできた富平にノブがパンチの連打をヒットさせ逆転KO勝ち。

第7試合　アンディメモリアルマッチ　K-1ルール3分3R
×黒澤浩樹（黒澤道場）
○平直行（ストライプル）
2R 終了時 TKO(ドクターストップ)

黒澤が多彩な技を披露。１Ｒバックハンドブローで１ダウンを奪い、２Ｒには胴回し回転蹴りも見せる。2R 終了時、黒澤の額の出血が激しいためドクターストップ。

第8試合　K-1 JAPAN GP 決勝トーナメント　準決勝　K-1ルール3分3R
○武蔵（正道会館／空手）
×中迫 剛（ZEBRA244／空手）
判定 3-0 (29-28,30-28,30-28)

一回戦で動きの良さを見せた中迫が、長いリーチからストレートを繰り出すが、武蔵はノーガードでパンチをかわすと、２Ｒには左ハイでダウンを奪う。結局このダウンが判定結果に響いたが、中迫はあまりダメージもなく全体的には対等に渡り合えたと言えよう。中迫は「２０戦やって、やっとK-1ファイターになれた」とコメント。これからの活躍に期待を持たせてくれた。

第9試合　K-1 JAPAN GP 決勝トーナメント　準決勝　K-1ルール3分3R
○ニコラス・ペタス（極真会館／空手）
×ノブ・ハヤシ（ドージョー・チャクリキ／キックボクシング）
1R 1'26" KO(右ローキック)

一回戦で足へのダメージが蓄積していたノブが、ペタスの右ローをもらい立て続けにスタンディングダウン。ペタスがあっさり決勝に駒を進めた。

第10試合　スーパーファイト　K-1ルール3分5R
○ジェロム・レ・バンナ（フランス／ボーアボエル・トサジム／ボクシング）
×マーク・デ・ウィット（ベルギー／チームマソアーズオランダジム／ボクシング）
2R 1'45" KO(右ストレート)

バンナが１Ｒ２ダウンを奪い、２Ｒにさらに右ストレートでダウンを奪い勝利。しかしデ・ウィットも素早い動きで膝蹴りを狙うなどよく闘った。

第11試合　K-1 JAPAN GP 決勝トーナメント　決勝　K-1ルール3分3R
×武蔵（正道会館／空手）
○ニコラス・ペタス（極真会館／空手）
本戦3R 判定0-0(29-29,29-29,29-29)
延長1R判定0-3(9-10,8-10,8-10) ※2'55" 武蔵が右ストレートにダウン

両者互角の攻防が続いたが、延長終了間際、ペタスが右ストレートでスタンディングダウンを奪い勝利。東京ドームへの切符を手に入れた。

Last Update : 09/20 20:49