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全日本キック・ライト級3回戦トーナメント開催

全日本キックはライト級3回戦選手8名によるトーナメントの実施を発表した。
今回の9月大会から1回戦が始まり、準決勝は10月12日(金)後楽園ホール大会、決勝は11月30日(金)後楽園ホールで行われる。優勝者には5ラウンド昇格、賞金10万円と記念トロフィーが贈られる。また、優勝者は2002年1月4日大会で5ラウンド昇格第1戦がマッチメイクされるという。
注目は今年の新空手軽量級王者・山本優弥(空修会館)の参戦。山本は弱冠17歳ながら関西グローブ空手二連覇。そして新空手全日本でも軽快なフットワークとトリッキーな構えから繰り出される抜群のコンビネーション・テクニックでプロ選手をハイキックでKOするなど他をよせつけず圧勝。本人はK−1の参戦も希望するなどプロ向きのところを見せていたが、今回全日本からキャリア選手に混じっていきなりトーナメント参戦と破格の扱いを受けてのプロデビューとなった。
優勝争いに目を向けると、未知数の山本は別として筆頭は藤牧孝仁(はまっこムエタイ)か。7月のデビュー戦から早くも2連勝。強力なパンチに加えミドル、首相撲とレベルの高い次元でバランスが取れており、逸材の評判。これに続くのは参加選手中最も多い6戦のキャリアを誇る長谷川誠(青春塾)、7月大会で藤牧に敗れ、そのリベンジを狙ってこのトーナメントに参戦してきた強打のラスカル・タカ(月心会)か。
小林聡、金沢久幸と二人の世界王者に加え、酒井秀信、浜川憲一といったタレントも多く、空前の充実ぶりを誇る全日本ライト級。そこにこのトナーナメントの優勝者が新風を送り込むことになるか、注目だ。


<出場メンバー>
長谷川誠(青春塾)6戦3勝(2KO)2敗1分
加藤啓明(TEAM-1)6戦2勝2敗2分
藤牧孝仁(はまっこムエタイ)2戦2勝
大島友和(RIKI)1戦1勝
ラスカル・タカ(月心会)4戦2勝(2KO)2敗
中原黄太(REX JAPAN)5戦2勝1敗2分
原田卓(藤原)2戦1勝(1KO)1分
山本優弥(空修会館)デビュー戦・新空手2001年全日本軽量級王者


<トーナメント表>

長谷川誠───┐   ┌──藤牧孝仁
   1回戦 ├┐ ┌┤ 1回戦
加藤啓明───┘│ │└──大島友和
    準決勝 ├┴┤ 準決勝
ラスカル・タカ┐│ │┌──原田卓
   1回戦 ├┘決└┤ 1回戦
中原黄太 ──┘ 勝 └──山本優弥


・試合は全て3ラウンド、全日本キック公式ルールに則り行われる。試合判定結果ドローの場合は、1ラウンドのみの延長ラウンドを行い、延長ラウンド優勢の方を勝者扱いとする(公式結果はドロー)。

・出場選手が怪我などで欠場した場合は、トーナメント日程を優先し、連盟が代替選手を用意する。代替選手が用意出来ない場合は、対戦相手の勝者扱いとなる。
ただし、不出場の申し出が試合の10日前を過ぎてからの場合は不戦敗(相手選手は不戦勝)となる。

----(新小田)

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