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[THE BEST] 7.20 ディファ (全カード):江、高瀬、光岡らがPRIDE目指す!

▼ (7/11 up) THE BEST Vol.2に出場するWKネットワークの5選手が11日、横浜のタイガープレイスで記者会見を行なった(写真:左から内藤征弥、岡見勇信、江宗勲、高瀬大樹、光岡映二)。
 メインイベンターに抜てきされた江は「今日初めて聞いた」と戸惑いを隠せない様子だったが「良いプレッシャーに変えて、先輩方の顔が立つようしっかりした試合をしたい」と気持ちを引き締めて語った。第1回BESTでアミールをパンチで下しており、今回ボブ・シュライバーに勝てばPRIDE出場はほぼ間違いない。シュライバーは打撃を得意とするが、「グラウンドで一本を取る。打撃の方が見てる人は面白いと思うけど、しっかり勝てる形で勝ちたい」とし、最大のチャンス手堅く物にするつもりだ。
 セミに登場する高瀬で心配なのはコンディション。今回のニーノ・“エルビス”・シェンブリ戦を少しでも良い状態で戦うため、7月7日のコンテンダーズ横浜大会を直前になって欠場している。「自分との戦いになる」「(回復のため)毎日神様にお願いしている」と語る高瀬の表情は険しい。なおかつ後輩の江にメインイベントを奪われ「自分がメインと思ってたけど…」と少し残念そう。だが、「自分は自分」「桜庭さんとカーロス・ニュートンの試合のように動きのある試合にしたい」とも語っており、試合内容で魅せてPRIDE戦線復帰を目指す構えだ。
 光岡と対戦するジョン・アレッシオは99年10月のパンクラス後楽園大会以来の来日。その時はパンクラチオンルールで窪田幸生にアームロックで敗れたが、その後はスーパーブロウル、UFC、KOTCなどで着々と実績を重ね、昨年9月から5連勝中。まだ23歳と伸び盛りで、6月22日のKOTC15のメインイベントではベテランのクリス・ブレナンにTKO勝ちしている。ベースとなる格闘技はキックだが、修斗で佐藤ルミナを下したハビエル・バスケスと同じミレニア柔術に所属しており、寝技でもあなどれない。光岡とっては厳しい相手となりそうだが、勝てばPRIDEマットへの距離は一気に縮まるだろう。
 内藤、岡見の二人は、第1試合の前に行なわれるフューチャー・ファイトに出場する。ルールは5分1Rで、四点ポジションでの頭部への膝による攻撃が禁止となる。判定はマストシステム。試合時間が短いため、いかに先手を握るかが勝負の分かれ目となりそうだ。

第1試合は戦陣組討 vs. ジョー・サン・ドー!?

▼ (7/12 選手名一部訂正) 全カードが決定した。高田道場の今村雄介は、ヴァレンタイン・オーフレイムの弟・アリスターと対戦。再びPRIDEのリングに上がるためにも、負けられない一戦だ。
 アレクサンダー大塚の弟子でPRE-PRIDE出身のアングロサクソン大場(大場貴弘)は、ゴールデン・グローリーの新鋭・ファティフ・“ザ・テラー”・コカミスという選手と激突。コカミスはキック8戦7勝の実力者で、リングス・オランダ大会や2HOT 2HANDLEで活躍している。総合では負けが込んでいるが、23歳と若く、「兄のように慕うヒーリングから数々のテクニックを伝授されている」と豪語。アレクとヒーリングの弟子同士の対決という見方でも楽しめそうな一戦だ。
 そして第1回BESTで物議を醸したジョー・サンが、今度は第1試合に登場する。対する柔圭(じゅうけい)は昨年4月の第3回タイタンファイトに中島柔の名前で出場し4位に入賞した選手。かつては相撲の井筒部屋に所属し、他にも柔道、柔術、空手、棒術、さらには戦陣組討(せんじんくみうち)なる謎の格闘技もマスターしているという。「ジョー・サン・ドー」との究極の異種格闘技戦が繰り広げられるか? 今度のBESTは最初から見逃せなくなりそうだ。(井原芳徳)

高瀬×ニーノ、江×シュライバー決定

▼ (7/2 up) 高瀬大樹 vs. ニーノ・“エルビス”・シェンブリ、江宗勲 vs. ボブ・シュライバー、ジャイアント落合 vs. 橋本友彦の3カードが決定した。慧舟會の高瀬も江も、実力者との激突となる。ニーノは昨年5月のPRIDE.14でジョイユ・デ・オリベイラに勝利している選手。プロレス団体DDTから参戦する橋本は相手の落合と同じく柔道出身で三段。高校柔道部時代は金鷲旗、インターハイなどに出場している。5月にはパンクラスに参戦し総合デビューを果たしたが、謙吾にTKO負けしている。

▼ (6/25 up) 外国人出場予定選手としてニーノ・“エルビス”・シェンブリ、アリスター・オーフレイム、ボブ・シュライバーの名前が発表された。他にU-FILE CAMPの若手選手の出場も予定されている。

▼ (6/17 up) PRIDEへの登竜門的大会「THE BEST」の第2回が開催される。前回2月大会では高瀬大樹、江宗勲らが活躍し、ジョー・サンやジャイアント落合といった個性派選手が参加するなど話題を呼んだ。今回も高瀬、江、光岡映二の出場が予定されている。

ドリームステージエンターテイメント "MMA THE BEST Vol.2"
2002年7月20日(土・祝)東京・ディファ有明
開場・16:00 開始・17:00 (当日券発売・15:30〜)

第7試合 5分2R
江宗勲(日本/和術慧舟會東京本部)
ボブ・シュライバー(オランダ/ゴールデン・グローリー)

第6試合 5分2R
高瀬大樹(日本/和術慧舟會東京本部)
ニーノ・“エルビス”・シェンブリ(ブラジル/グレイシー・バッハ・アカデミー)

第5試合 5分2R
今村雄介(高田道場)
アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリー)

第4試合 5分2R
ジャイアント落合(日本/怪獣王国)
橋本友彦(日本/DDT)

第3試合 5分2R
光岡映二(日本/RJW/central)
ジョン・アレッシオ(カナダ/ミレニア柔術)

第2試合 5分2R
アングロサクソン大場(日本/AODC)
ファティフ・“ザ・テラー”・コカミス[Fatih Kocamis](ドイツ/ゴールデン・グローリー)

第1試合 5分2R
柔圭(日本/寺尾道場)
ジョー・サン(米国/ジョー・サン・ドー)

フューチャー・ファイト第2試合 5分1R
岡見勇信(日本/和術慧舟會東京本部)
松田英久(日本/U-FILE-CAMP)

フューチャー・ファイト第1試合 5分1R
内藤征弥(日本/A3)
折橋 謙(日本/チームPOD)



<入場料金> (全席指定・消費税込)
PRIDE Official CLUBゴールド会員:2,000円
会員同伴(3名まで) :2,000円
一般入場料金:5.000円

<券売>
PRIDE Official CLUB加入者のみ購入可能(詳細)。残席が有れば一般発売を実施予定。
6月17日(月)〜21日(金)ファンクラブ受付
6月30日(日)10:00〜 一斉発売

Last Update : 07/12

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