第1試合 |
○ |
桜庭 和志 |
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× |
ニーノ・エルビス・シェンブリ |
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3R(10/5/5) |
判定 3-0 |
※ 前回の対戦では、打撃で大きく優勢だった桜庭が
レフェリーも気付かない不慮のバッティングにより記録上敗戦を喫してしまう。
当人はその試合について「寝てたので覚えてない」と悪夢を晴らしたい様子。
それもあり入場はパジャマに枕といういでたちで現れる。
事故さえなければ今回こそ楽勝だろうとの見方が大勢を占めていたが、
シェンブリは弱点だった打撃に対応するためシュート・ボクセ・アカデミーに移籍し、
しかっりと桜庭対策を練って挑んでいた。
そのため自力で一枚上手の桜庭ではあったが、思わぬ苦戦をしいられてしまう。
桜庭にとって半年ぶりに実戦で1年7ヶ月ぶりの勝利ということで日本人ファンは喜んだが、
結果この一戦がこの年唯一の試合となってしまう。 |
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第2試合 |
○ |
クイントン“ランペイジ”ジャクソン |
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× |
ヒカルド・アローナ |
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3R(10/5/5) 1R 7:32 |
KO パワーボム |
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第3試合 トーナメント 二回戦 |
× |
セーム・シュルト |
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○ |
セルゲイ・ハリトーノフ |
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3R(10/5/5) 1R 9:19 |
TKO レフェリーストップ マウントパンチ |
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第4試合 トーナメント 二回戦 |
○ |
小川 直也 |
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× |
ジャイアント・シルバ |
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3R(10/5/5) 1R 3:29 |
KO パウンド |
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第5試合 |
○ |
吉田 秀彦 |
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× |
マーク・ハント |
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3R(10/5/5) 1R 5:25 |
ギブアップ 腕ひしぎ十字固め |
※ K-1から戦場をPRIDEに移して来た王者ハントを迎え撃つかたちとなった吉田。
強烈なパンチ力と打たれ強さでK-1の頂点まで登りつめたハントだけに、
異様なまでの緊張感がリングには立ち込めていた。
その緊張感を吹き飛ばしたのは誰あろう本人のハントであった。
とても総合初戦とは思えないゆったりとした態度でリングに現れたハントは、
ゆっくりとリングの周りを見渡すだけの余裕を見せた。
しかしゴングが鳴ると、やはり緊張感がやって来る。
吉田にとってこの一戦は、手順さえ間違わずに遂行すれば、
最高に危険ではあるが、100%遂行可能なミッションであった。
その手順とは、打撃をもらう間合いを避け一瞬で組み付き、テイクダウンから腕十字というものである。
吉田はその作戦を遂行すべく動いたが、ハントは本能的に危険を察知し自分に有利に体を使う。
意外な臨機応変さに吉田は苦しめられるも、最後はなんとか腕十字を極める。
勝利はしたもののハントの圧力で左肩を負傷する代償を負った。
勝利した吉田はマイクパフォーマンスで「Gackt! やったぞー!」と応援にかけつけていたGacktに叫んだ。
というのも吉田は試合前にGacktのライヴを日本武道館に観に行っていたからなのだが、
会場の観客は事情が飲み込めていなかったようで会場全体に一瞬冷めた空気が漂っていた。 |
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第6試合 トーナメント 二回戦 |
○ |
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ |
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× |
ヒース・ヒーリング |
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3R(10/5/5) 2R 0:30 |
スピニングチョークスリーパー |
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第7試合 トーナメント 二回戦 |
○ |
エメリヤーエンコ・ヒョードル |
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× |
ケビン・ランデルマン |
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3R(10/5/5) 1R 1:33 |
アームロック |
※ トーナメント一回戦で師匠であるマーク・コールマンを倒されているだけに仇討ちしたいランデルマン。
試合は、ランデルマンの強烈な裏投げで「あわや」という場面があったのだが、
ヒョードルの強靭な肉体に加え軽やかな受身でそれを受け流し、あっと言う間にアームロックを極めてしまう。 |
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