(レポ＆写真) [NKB] 4.12 後楽園：若生・巨輝完勝。テツジム初の王者

日本キックボクシング連盟 "2008 闘争シリーズ"
2008年4月12日(土) 東京・後楽園ホール
認定・NKB実行委員会

　　レポート＆写真：井原芳徳　　【→掲示板スレッド】

第12試合　NKBフライ級タイトルマッチ　3分5R
×青木秀太（すざく96／王者）
○牛若丸將之（テツ／3位）
判定0-2 (加賀見49-50/川上49-49/君塚49-50)
※牛若丸が新王者に

　牛若丸が1Rから右ローを効かせ、2Rには顔面への膝蹴り、左フックで青木をぐらつかせる。3Rには右肘打ちも当てつつ、パンチと膝で優勢を維持する。4R以降は少し失速し、青木の左フックや左ハイを浴びたが、最後まで攻め続け、ガルーダ・テツ会長率いる岡山のテツジムに初のベルトをもたらした。

第11試合　ミドル級　3分5R
○若生浩次（大阪真門／NKBミドル級王者）
×清野浩志（MTOONG／元NKBライト級1位）※アピチャート・コンヤンから変更
3R 0'24" KO (左膝蹴り)

　若生と対戦予定だったタイ人のアピチャート・コンヤンが、3/9の新日本キックでの後藤龍治戦で1R KO負けした際に負傷。急遽代役としてベテランの清野がリングに戻ってきたが、実力の差は歴然だった。
　1R序盤から若生が重みのある左ストレートで清野をぐらつかせ、終盤に左ハイでダウンを奪う。さらに2Rには左テンカオ、左ボディフックでダウンを奪い、3R開始すぐに左のテンカオを清野のボディに突き刺し完勝した。

第10試合　ライト級　3分5R
○巨輝（大阪真門／NKBフェザー級王者）
×桃井　浩（神武館／NKBライト級1位）
判定3-0 (50-44/50-43/50-43)

　フェザー級への減量が苦しいという巨輝（なおき）が、ライト級に階級を上げて初めての試合だったが、ライト級1位の桃井を圧倒。2R、3Rに左フックでダウンを奪う。左ボディも何発も当てる等、パンチで攻勢を続け完勝したが、KO勝ちには至らず。まだまだパワーアップの余地があると感じた。

第9試合　65kg契約　3分5R
○高橋賢哉（渡辺／NKBライト級3位）
×道地　誠（MDM／NKBライト級5位）※塚野真一（挙心館／NKBウェルター級4位）から変更
4R 2'49" KO (右膝蹴り)

第8試合　フェザー級　3分5R
△山口　勝（八王子FSG／4位）
△板倉陽介（村越／7位）
判定0-0 (49-49/49-49/49-49)

第7試合　ウェルター級　3分5R
○岡田清治（大塚／6位）
×麻生雅義（村越／7位）
判定3-0 (49-48/50-47/50-47)

第6試合　フェザー級　3分3R
○大和知也（SQUARE-UP／8位）
×KOHKI（MTOONG）
1R 2'51" KO (3ダウン：ストレート連打)

第5試合　フェザー級　3分3R
○須賀聖二（SQUARE-UP）
×山内泰治（テツ）
2R 0'50" TKO (ドクターストップ：顔面のカット)

第4試合　バンタム級　3分3R
○MASAHIRO（TEAM.OJ／6位）
×佐藤健太郎（平戸）
判定3-0 (30-29/30-28/30-27)

第3試合　ライト級　3分3R
×長島達也（TEAM-KOK）
○中澤照公（TEAM.OJ）
判定0-3 (28-30/28-30/28-30)

第2試合　ライト級　3分3R
×RYUHEI（TEAM-KOK）
○石井修平（村越）
判定0-3 (29-30/29-30/29-30)

第1試合　フェザー級　3分3R
×坂本秀樹（大塚）
○NAOTO（MTOONG）
判定0-2 (29-30/29-29/27-30)

Last Update : 04/12 22:55